目次
お金の不安はやりくりと節約を覚えて解消
一人暮らしの生活において、特に気になることのひとつがお金です。仕送りがある人も多いと思いますが、それだけでは生活が厳しかったり、お金の余裕がなかったりして不安を感じることもあるでしょう。
仕送りやアルバイトの収入から少しずつでも貯金をして、急な出費にも対応できるようにしておくと、安心感が高まります。また、無駄な買い物を減らし、友達との付き合いも時には断るなど、節約を心がけるようにしましょう。
仕送りやアルバイトの収入から少しずつでも貯金をして、急な出費にも対応できるようにしておくと、安心感が高まります。また、無駄な買い物を減らし、友達との付き合いも時には断るなど、節約を心がけるようにしましょう。
家賃は収入の4分の1以下に抑える
家賃の目安は収入の3分の1程度が相場と耳にすることが多かったかもしれませんが、最近は4分の1に抑えたいと言われています。
その人の収入にもよりますが、収入に対して家賃の占める割合が高くなると、生活がギリギリになってしまうことも。収入から家賃を引いた残った額で生活できるかを考えながら、支払える家賃を決めましょう。
その人の収入にもよりますが、収入に対して家賃の占める割合が高くなると、生活がギリギリになってしまうことも。収入から家賃を引いた残った額で生活できるかを考えながら、支払える家賃を決めましょう。
自炊で食費の節約と健康を心がける
食費は月々の支払いの中でも大きなウェイトを占めます。外食ばかりではお金がかかってしまうだけでなく、栄養のバランスも心配です。できるだけ自炊をして、食費の節約と健康を意識しましょう。外食をするときには、割安な学食を利用するのもおすすめです。
キャッシュレス決済でトクをする
クレジットカードや電子マネー、スマホ決済など、キャッシュレス化が進んでいます。学生でもクレジットカードは作ることができます。
家賃や定期代、水道光熱費、通信費などの毎月必ずかかるお金をキャッシュレス決済にすれば、支払いの手間を減らせる上に、ポイント還元で節約にもつながります。ただし、現金と違って、いくら使っているのか見えにくいので、使いすぎには注意しましょう。
家賃や定期代、水道光熱費、通信費などの毎月必ずかかるお金をキャッシュレス決済にすれば、支払いの手間を減らせる上に、ポイント還元で節約にもつながります。ただし、現金と違って、いくら使っているのか見えにくいので、使いすぎには注意しましょう。
学業を優先できるアルバイトを探す
学生であれば、優先すべきは学業です。お金は生活に必要なものですが、アルバイトで学業に支障が出てしまっては本末転倒です。
中には学生に大きすぎる負担を強いる『ブラックバイト』と呼ばれるアルバイトもあります。シフトの決め方やアルバイト代の支払い方法など、労働条件をしっかり確認し、学生生活が優先できる仕事を探しましょう。
中には学生に大きすぎる負担を強いる『ブラックバイト』と呼ばれるアルバイトもあります。シフトの決め方やアルバイト代の支払い方法など、労働条件をしっかり確認し、学生生活が優先できる仕事を探しましょう。
防犯の不安は物件選びと日頃の意識づけで対策を
一人暮らしをするときに、防犯面に不安に感じる人も多いでしょう。はセキュリティに優れた物件選びや自分でできる防犯の工夫など、安心に暮らすための対策を心がけましょう。
セキュリティ設備の充実した物件を選ぶ
防犯対策において最も重要なのが物件選びです。オートロックや監視カメラ、シャッター付きの窓やテレビモニター付きインターフォンなどの設備があるか、契約前にしっかりと確認し、セキュリティに優れた物件を選ぶと安心です。
人通りの多さなど物件の周辺環境も確認する
物件の防犯設備だけでなく、周辺環境も防犯面に大きな影響を及ぼします。夜遅く帰宅することも考えて、街灯が多くあり、人通りが多い場所にある物件を選ぶとよいでしょう。また、交番やコンビニなど、いざというときに助けを求められる場所が帰宅途中にあると安心です。
自分でできる防犯対策も取り入れる
ドアや窓に補助錠をつけ、窓ガラスに目隠しフィルムや防犯フィルムを貼る、またはベランダや玄関にセンサーライトを設置するなど、自分でできる防犯対策も多くあります。部屋に侵入するのに時間がかかりそうだと思わせると、狙われにくくなります。
女性はなるべく1階を避ける
女性の一人暮らしの場合、1階の物件はなるべくなら避けたいところです。やはり2階以上と比べると侵入されやすく、防犯面で不安があります。
ただし、2階でも周囲に室外機や塀などがあると、よじ登って侵入されてしまうこともあるので、窓やベランダの周りに踏み台になるようなものがないか、よく確認をしてください。
また、高層階だと誰も入ってこられないと油断をしがちですが、屋上から侵入されるケースもあります。どの階であっても、窓や玄関の施錠を忘れないようにしましょう。
ただし、2階でも周囲に室外機や塀などがあると、よじ登って侵入されてしまうこともあるので、窓やベランダの周りに踏み台になるようなものがないか、よく確認をしてください。
また、高層階だと誰も入ってこられないと油断をしがちですが、屋上から侵入されるケースもあります。どの階であっても、窓や玄関の施錠を忘れないようにしましょう。
生活の不安は慣れと経験者への相談で解消
初めての一人暮らしは慣れないことの連続で、不安なことも多いかもしれません。最初は悩んだり、困ったりすることも多いですが、自分の力でひとつずつ解決していくことで、生活力がついていきます。
ただし、一人ではどうしても解決できない事態に遭遇したときは、無理をせずに他の人に相談したり、頼ることが大切です。
ただし、一人ではどうしても解決できない事態に遭遇したときは、無理をせずに他の人に相談したり、頼ることが大切です。
家事は慣れることで自分のペースをつかむ
料理、掃除、洗濯、ゴミの分別など、家事全般を自分ひとりでこなさなければならないため、初めは戸惑うことも多いかもしれません。しかし、最初は上手くいかなかったことも、毎日少しずつこなしていくことで、次第に慣れていきます。
最初から何もかも完璧にやろうとしなくても大丈夫。焦らずに自分なりのやり方を見つけていきましょう。
最初から何もかも完璧にやろうとしなくても大丈夫。焦らずに自分なりのやり方を見つけていきましょう。
経験や知識のある人に相談して疑問や悩みを解消する
不安や悩み、疑問があっても、一人暮らしではすぐに相談できる人がなく、一人で抱え込んでしまうことも少なくありません。
しかし、一人暮らしだからといってすべて一人で解決しようするのでなく、他の人の力を借りることも大切です。家族を始め、学校や職場の友人や先輩にアドバイスをもらったり、大学や自治体などの相談窓口を利用するのもひとつの手です。
しかし、一人暮らしだからといってすべて一人で解決しようするのでなく、他の人の力を借りることも大切です。家族を始め、学校や職場の友人や先輩にアドバイスをもらったり、大学や自治体などの相談窓口を利用するのもひとつの手です。
まとめ
これから一人暮らしを始める方にとっては、わからないことだらけで不安でいっぱいだと思います。しかし、一人暮らしはひとりの人間として自立する良い機会でもあります。生活を創意工夫して、自分らしい一人暮らしスタイルを確立しましょう。
監修:河野真希
暮らしスタイリスト/一人暮らしアドバイザー/料理家
自らの一人暮らし体験を元に取材や研究を重ね、2001年からWebを中心に各種メディアで暮らしに関する情報を発信。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な、自分らしい暮らしづくりを応援している。
著書『ひとり暮らしの季節ごよみー毎日が楽しくなる「プチ行事」のススメ』(祥伝社)、監修本に『忙しい人の人生が整う 家事の習慣』(西東社)などがある。
また、2016年4月より『料理教室つづくらす食堂』を主宰している。
オフィシャルサイト:https://www.kawano-maki.net/
料理教室つづくらす食堂:https://www.tudukurasu.jp/