目次
ピーマンを保存する前に
ピーマンは寒い時期なら常温保存で1週間、それ以外の時期なら冷蔵で1~2週間、冷凍で1カ月保存することができます。更に、ピーマンを少しでも長く保存するにはおさえておくべき4つのポイントがあります。
新鮮なピーマンを見分ける方法
新鮮なピーマンは、へたの切り口がみずみずしいのが特徴で、古くなると茶色くしなびていきます。全体的にきれいな緑色でハリとツヤがあり、手に取った時に重みと弾力が感じられるものを選びましょう。
保存する時は水気をよく拭きとる
ピーマンは水気を嫌い、水分が付着している部分から徐々に傷み始めます。まず、水気を拭きとっておくことが重要です。
ピーマンを新聞紙に包んで冷暗所に保存する
ピーマンは乾燥もまた禁物です。
常温や冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙でピーマンを包んでおくことで、ピーマンからしみ出る水分が吸収され適度な湿度を保ってくれます。キッチンペーパーも、新聞紙と同様の役割を果たしてくれます。
包んだピーマンは「冷暗所」に保存しましょう。(冷暗所とは、14℃以下の直射日光が当たらず、かつ通気性のよい場所のことです。寒い時期、お部屋に陰になっていて直射日光が当たらない場所があれば、扉のついていないラックなどを置き、そこに保存します。)
常温や冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙でピーマンを包んでおくことで、ピーマンからしみ出る水分が吸収され適度な湿度を保ってくれます。キッチンペーパーも、新聞紙と同様の役割を果たしてくれます。
包んだピーマンは「冷暗所」に保存しましょう。(冷暗所とは、14℃以下の直射日光が当たらず、かつ通気性のよい場所のことです。寒い時期、お部屋に陰になっていて直射日光が当たらない場所があれば、扉のついていないラックなどを置き、そこに保存します。)
腐ったものは早めに処分する
みかんと同様、ピーマンは1つでも腐り始めると、周りのピーマンにもそれが伝染してしまいます。伝染する速度は意外なほど速いので、腐り始めたピーマンを見つけたら、すぐに取り除くようにしましょう。
ピーマンを冷蔵保存する方法
ピーマンの最適保存温度は7~10℃
冷蔵保存なら2週間程度の保存が可能です。
ピーマンの保存には、冷蔵庫の野菜室が理想的な環境。ピーマンの保存場所の最適温度は7~10度で、野菜室は5~10度に設定されています。
それよりも温度の低い冷蔵庫だと低温障害を起こし傷むのが早くなるので、冷蔵庫でピーマンを保存する場合は、野菜室に入れることをおすすめします。
ピーマンの保存には、冷蔵庫の野菜室が理想的な環境。ピーマンの保存場所の最適温度は7~10度で、野菜室は5~10度に設定されています。
それよりも温度の低い冷蔵庫だと低温障害を起こし傷むのが早くなるので、冷蔵庫でピーマンを保存する場合は、野菜室に入れることをおすすめします。
冷蔵保存のベストな方法
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新聞紙あるいはキッチンペーパーで、ピーマンをひとつずつ包んでいきます。
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包んだピーマンをポリ袋に1個ずつ入れます。その際、ポリ袋を密閉しないように気をつけてください。ポリ袋の口を少し開けておくか、あるいは爪楊枝でいくつか穴を開けておくかしてください。
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冷蔵庫の野菜室で保存します。
ピーマンをひとつずつ袋に入れる理由は、リンゴと同様にピーマンひとつひとつが放出する「エチレンガス」が、ほかのピーマンの鮮度を落としてしまうからです。
よりよい保存環境のためにガスが充満するのを防ぎ。ポリ袋は密封しないようにしましょう。
よりよい保存環境のためにガスが充満するのを防ぎ。ポリ袋は密封しないようにしましょう。
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ピーマンを冷凍保存する方法
冷凍保存であれば1カ月間程度の長期保存が可能です。
保存する手順
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包丁やキッチンバサミでピーマンをカットします。切り方は何でもOKです。作る予定のある料理などに合わせてください。
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ピーマンは生よりも茹でたり炒めたりした方が冷凍に向いています。熱を通すことにより腐敗する速度を遅らせることができます。火を通す時間はカットした大きさにもよりますが、さっとで充分です。火を通したあと冷めるまで待ちます。
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冷めたら水気をとってフリーザーバッグに入れ、冷凍庫に入れます。バッグを薄く平らになるように入れると素早く冷凍され、保存期間をより長くすることと解凍時間の短縮につながります。
ピーマンの解凍方法
冷凍保存したピーマンは、凍ったまま調理して問題ありません。
冷凍すると水分が抜け食感は変わりますので、解凍後そのまま食べるよりは炒め物、煮物などの仕上げに入れるのがおすすめです。
冷凍すると水分が抜け食感は変わりますので、解凍後そのまま食べるよりは炒め物、煮物などの仕上げに入れるのがおすすめです。
まとめ
ピーマンを上手に保存して無駄なく利用することで、食費の節約になります。栄養価も高く美味しいピーマンを使って、野菜たっぷりのおかず作りに役立ててください。
監修:貞本紘子
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。
少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。
「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。
ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/