悩んだり落ち込んだり、愚痴を言いたくなったり。就活は精神的に辛いこともありますが、そんなとき自分を支えてくれる周囲の存在は本当にありがたいですね! 今回は、就活中に一番頼りになった人とその理由を、社会人一年生のみなさんに聞きました。
Q. 就活中、一番頼りにした人はだれですか?
親…32.4%
友人…22.8%
大学や専門学校の職員…11%
学生の先輩…9%
恋人…4.8%
OB/OG…4%
大学や専門学校の先生…3.6%
その他…12.4%
やはり最も身近な存在である親や友人を頼りにした人が多く、合計で5割を超えました。それ以下は票が割れ、ケース・バイ・ケースな印象。ではそれぞれが「頼りになる」と感じるのはどんなときだったのか、聞いてみました。
どんなときに「頼りになる!」と感じましたか?
【親】
・落ち込んだときに愚痴を言えた。(女性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・何社も落ちましたが、精神的に支えてもらえた。(男性/24歳/アパレル・繊維)
・美味しいご飯を用意して待っていてくれた。(女性/22歳/生保・損保)
・興味のある業界に勤めている友人を紹介してくれた。(女性/23歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・父が人事や面接官の経験があり、その視点でエントリーシートや受け応えをチェックしてくれた。(女性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
【友人】
・互いに励ましながら就活ができた。(女性/23歳/情報・IT)
・就活の辛さを分かち合えた。(女性/26歳/機械・精密機器)
・同時期に就活をしているので、困ったことや悩みを相談しやすかった。(女性/23歳/団体・公益法人・官公庁)
・緊張や不安をやわらげてくれる。(女性/22歳/マスコミ・広告)
・とにかく情報交換。ライバルかつ共に戦う良き仲間として頼りにした。(男性/24歳/不動産)
【大学や専門学校の職員】
・就職課の人は就職活動のことについてあらゆる相談ができ、的確なアドバイスをくれた。(女性/21歳/情報・IT)
・苦手だった面接の練習を頻繁にしてくれた。(男性/24歳/商社・卸)
・企業の良しあしを判断してもらえた。(女性/22歳 /医療・福祉)
・内定辞退をするときの連絡方法を教えてくれた。(女性/24歳/自動車関連)
【前年の卒業生】
・社会人になったばかりの先輩なので、学生の視点に近いアドバイスをもらえた。(女性/25歳/電力・ガス・石油)
・1年前の経験談を話してくれた。(男性/26歳/建設・土木)
・直近の経験者が一番情報を持っているから。(男性/26歳/電機)
【恋人】
・企業の下見に一緒に行ってくれた。(女性/21歳/印刷・紙パルプ)
・決断に対して、いつも後押ししてくれた。(女性/22歳/マスコミ・広告)
・癒やされた。(女性/23歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
【OB/OG】
・その人しか知らない情報を教えてくれた。(男性/24歳/運輸・倉庫)
・面接がうまくいかないときにいいアドバイスをもらった。(女性/26歳/情報・IT)
【大学や専門学校の先生】
・業界知識が豊富。(男性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・企業にコネがある。(男性/24歳 /電力・ガス・石油)
【その他】
・新卒ハローワークの職員。客観的で冷静なアドバイス。(女性/25歳/印刷・紙パルプ)
・結局、頼りになるのは自分だけだった。(男性/22歳/機械・精密機器)
いかがですか? リアルな情報やアドバイスはもちろんですが、精神的なサポートも大きな力になりますよね。人はひとりでは生きられないもの。自分の弱さを認めて素直に誰かに頼るのも、就活を乗り切るためには必要な気がします。
文● 鈴木恵美子
調査期間:2014年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:社会人1年目の男女145件(インターネットログイン式アンケート)