就活の面接で特に気になるのが、「面接は予定時間の何分前に到着すればいいのか?」、「面接の所要時間ってどのくらい?」という2つの時間に関するポイント。それぞれさまざまな意見があり、どう考えればいいのか迷いますよね。
面接という自分が評価される場に向かうわけですから、一挙手一投足が気になるもの。必ずしも正解があるわけではないテーマですが、「周囲はどうやって行動しているか知りたい」「自分がしている行動が、もしかしたら迷惑だったかも」と不安になってしまったときには、平均的な意見を参考にしてみてはいかがでしょうか。ここでは、面接に向かう場合、面接会場の到着時間は予定の何分前がよいかと、面接の平均所要時間という2つのポイントをまとめてご紹介します。余計な心配は払拭して、面接自体に集中できる状態を作り出しましょう。
▼こちらもチェック!
あなたは潤滑油? それとも歯車? あなたにおすすめの就活キャッチコピー診断
就活を始めて一番焦ってしまうのが、「面接の時間に間に合うのか」ということですよね。遅れたら不合格になってしまうから1時間前につくようにしているという方、それはそれでOKです。自分が動きやすいような時間ができているのであれば、あえて変える必要はありません。ただ、ひとつの目安としてご紹介しますので、定まっていない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
都内の企業を回っている場合、基本的にはJRかメトロ、都営地下鉄などを使って訪問することが多いです。電車はほとんど正確に到着しますが、やむを得ない天候や線路立ち入り、人身事故などの事情で遅れてしまうこともあるもの。そんな場合に電車の遅延で遅れてしまうのは嫌ですよね。そんなときのためにおすすめなのが、最寄り駅に30分前到着の法則。大抵の電車の遅れは5分~10分以内に復旧するもの。30分余裕をみていれば20分前には最寄り駅に到着できます。移動時間を含めてもじっくり対応できますよ。30分あれば、お手洗い、身だしなみチェック、移動時間、履歴書やエントリーシート(ES)の最終チェック、スマホの電源オフチェックなどを含めても余裕があります。
もし方向音痴の方や駅から徒歩が10分以上あるような企業へ訪問する場合、お昼どきなどに高層ビルに訪問する場合はエレベーターが混み合い時間通りに到着できない可能性もありますから、その際は最寄り駅到着を45分前にするなど適宜調整してくださいね。
駅や駅の商業施設などでお手洗いや身だしなみチェックを済ませたら移動を開始しましょう。建物には15分前程度を目安に到着するのがおすすめです。建物についてからは最終の身だしなみチェックと履歴書やエントリーシート(ES)の最終チェック、スマホの電源オフなどを行いましょう。夏であれば汗がひいてから企業へのエレベーターに乗るなどの工夫が大切。そして企業に移動しましょう。
企業着は10分よりも前に来られてしまうと正直迷惑になってしまいます。約束の時間よりも早く来てくれることはうれしいですが、早すぎるのも困りもの。5~10分前という絶妙な時間に到着するように心がけましょう。
最終で、スマホ電源オフをチェックしてから企業受付に向かってください。女性の場合はストッキング破れなどがあるケースもありますので、もう少々時間に余裕を持ったスケジュールでも問題ありません。自分の好きなタイミングで構いませんが、企業到着は5~10分前をマナーとして認識しておきましょう。
自分なりのルーティンを作っておくと、面接前に緊張しすぎず普段通りの力を出すことができますよ。