5回です。1対1の面接が2回あり、次は、部課長クラス2対1が2回、最後は役員4対1でした。最終面接では落ちないと楽観しないで下さい。内定先は最終が一番厳しい雰囲気でしたし、実際、最終で数社落とされました。
「チームワーク・独自性」を軸に、受験する企業を選んでいました。その中で、落ちる企業もあれば、運よく最終選考まで進めた企業もありました。内定受諾企業を選んだ理由は、「人」です。短い時間ではありますが、リクルーター・面接官と複数の方とコミュニケーションをとる中で、「一緒に働きたい」と思える方が一番多かったからです。
もっとも難しい質問として紹介された質問内容から、自己分析と会社研究だけでは十分でないことが分かりますね。ニュースにアンテナを張ることや業界研究、OBOG訪問を通して志望企業の活動フィールド(世界もしくは地域)に応じた課題発見意識をもつことを心がけましょう。そして、その課題を「入社後に力を入れる仕事対象」と位置付けてみましょう。これにより、仕事ビジョンをスムーズに形成できるはずです。
文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。