【実録】先輩たちの圧迫面接体験談|質問例と切り抜け方

【実録】先輩たちの圧迫面接体験談|質問例と切り抜け方

2021/01/07

就活の悩み・疑問

就活で採用面接を受けていると、たまにあるのが「圧迫面接」。圧迫面接とは、面接担当者が威圧的な態度をとったり、否定的で意地悪な質問をする面接のことをいいます。就活の先輩たちはこの圧迫面接にどう対処し、どう切り抜けたのでしょうか。ここでは、先輩たちの体験談をもとに、圧迫面接で実際にあったエピソードを紹介します。

就活で採用面接を受けていると、たまにあるのが「圧迫面接」。圧迫面接とは、面接担当者が威圧的な態度をとったり、否定的で意地悪な質問をする面接のことをいいます。就活の先輩たちはこの圧迫面接にどう対処し、どう切り抜けたのでしょうか。

ここでは、先輩たちの体験談をもとに、圧迫面接で実際にあったエピソードを紹介します。また、圧迫面越を行う企業側の意図と対処法についても解説します。

圧迫面接は実際にどんなものだった?先輩が受けた質問例

[質問例1] 経歴や志望動機などを否定される

「あなたがデザインをしたところで、世の中は変わらないのに、なんでやりたいの?」と言われた。(女性/大学4年生/22歳)

「企画についてはメンバーみんなで協力して考えたい」と答えたら、「うちは個人主義なんだよね」とすげなく返された。(女性/建設・土木/23歳)

 自己PRで「自分の強みは人を巻き込む力があることです」とアピールしたら、「自意識過剰なんじゃないの?」と言われた。自分としてはただこういう強みがあると言っただけなのに、どうして否定されるような言われ方をしないといけないのか腹が立ちました。(女性/大学4年生/22歳)

 「志望動機で言った内容はウチの会社では実現できないよ」と言われた(女性/大学3年生/21歳)

[質問例2] 「うちには来ないほうがいいんじゃない?」

「うちじゃなくてもいいんじゃないの?」と言われ続けた。その会社関連の店舗でアルバイトをしていたので、愛着があることを主張した.。(女性/情報・IT/23歳)

 否定されたことに対して、「いま自分はこう改善しようと努力しており、将来的にはこのような力がつくはずです。必ず貢献できるように頑張ります」と訴えた(男性/大学4年生/21歳)

 自分のこういう部分は生かせるはずだと切り返した。(女性/運輸・倉庫/22歳)

[質問例3] 話したことに対して質問攻めされる

面接での対話というよりも一方的な尋問に近かった。あまりに力んでしまっていたため、退出するとき足が痺れすぎてまっすぐ歩けなかった。(女性/大学4年生/22歳)

 同じことを違う言い回しで答えたりした。(男性/機械・精密機器/24歳)

 私のほうからも質問を増やした。(女性/建設・土木/23歳)

 反論されたことに対して、自分の意見と指摘された点を補い合わせたような考えを述べた。(男性/運輸・倉庫/22歳)

[質問例4] 第一志望じゃないと責められる

「第一志望群ということは、第一志望ではないんですね?」と繰り返し問われた。(女性/大学4年生/22歳)

 「内定出しても第一志望の会社に行くんでしょ。なんでうちの面接に来たの? 入社する意思がないなら来ないでよ」と言われた。(男性/学校・教育関連/24歳)

 「御社が第一志望ですが、後悔しない選択をしたいので、内定をいただけたとしても就活を続けます」と答えたら、「うちが第一志望なんだよね? それなのに就活続けるの?」と勘ぐられた。(女性/大学4年生/22歳)

[質問例5] 「キミ、なんで内定もらえないかわかる?」

面接で自分が何を言っているのかわからない時があり、「話が長すぎる。それが内定をもらえない理由なんじゃないの」と指摘されたことがあった。自分はこんなに頑張っているのにまたさらに傷つけられるのか…と。(女性/大学4年生/22歳)

 「それは私の勉強不足が理由なので、日々もっと努力していきます」と低姿勢に答えた。(男性/学校・教育関連/24歳)

「君、うちの会社には向いてないよ」。圧迫面接をする企業側の意図と対処法

「君はうちの会社に向いてない」なんて言われたら、その場で固まってしまうのも無理はありません。実際に、「黙ってしまった」「切り返せなかった」「愛想笑いをするだけだった」という先輩は多いです。

 中には、「どうして私が向いていないと思われるのか、面接担当者にその理由尋ねた」(女性/情報・I T/24歳)のように堂々と切り返した先輩や、「自分の考えだけははっきりと言い、面接担当者から否定的なことを言われても笑顔を絶やしませんでした」(女性/大学4年生/22歳)のように柔軟な対応力を示した先輩もいます。

なぜ、企業の面接担当者は圧迫面接を行うのか

実はこの圧迫面接ですが、面接担当者は威圧感を与えたり、意地悪をしたりするような意図はなく、応募者のことをよく知りたいとの思いから、どうしても深掘りの質問をしてしまい、学生の誤解を生むケースが多々あるようです。

 面接担当者の圧迫する意図の有無にかかわらず、面接において担当者が見ているのは、おもに3つです。

1.さまざまな相手に対して柔軟なコミュニケーション能力を持ち合わせているかどうか。

2.ストレス耐性はどのくらいあるか。

3.ちゃんとした回答ができる思考力があるかどうか。

圧迫面接の対処法としては、面接に臨む前にまず想定できる質問を書き出し、自分なりの回答を用意したうえで問答のシミュレーションしておくことです。また、なぜ私はこの業界、この会社を志望するのか、改めて深く考えてみることも大切でしょう。

調査年月:2020年10月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象件数:24歳以下の就活経験者男女403件(インターネットログイン式アンケート)


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