金融業界志望の就活生は要チェック! 「資産運用会社」に向いている学生の特徴5選

金融業界志望の就活生は要チェック! 「資産運用会社」に向いている学生の特徴5選

2015/09/16

就活の悩み・疑問

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金融業界への就職を希望する人は少なくないでしょう。中でも、今回は「資産運用会社」にスポットをあて、このような企業に向いている人のタイプについてフィデリティ投信株式会社のディレクター・オブ・リサーチ 三瓶裕喜(さんぺいひろき)さんにお話を伺いました。



この仕事に向いている人の特徴としては以下の5つが挙げられると思います。

●仕事に関するイメージを明確に持っていて、強い関心がある人
●感性が高く、着眼点の鋭い人
●リスクを取り、不確実性に挑める人
●間違いがあればそれを認め、軌道修正ができる人
●独立心が強い人/自分で考える人

1つ目の「この仕事に関するイメージを明確に持っていて、強い関心がある人」ですが、投資先になる各企業を調査しなければなりませんから、まず企業や仕事に興味がある人が望ましいですね。
大学在学中から、普段の生活の中で使ったり見たりする製品・サービスはどんな企業が提供しているのか、またその企業の活動のどんなところに特徴や強みがあるのか、もっといい商売の方法はないのか、株価動向はどうかといったことに、好奇心を持って見ている人は有望ではないかと思います。

2つ目の「感性が高く、着眼点の鋭い人」というのは、調査の範囲や判断の根拠は不確定・不確実なものが多く、目の付け所がタイムリーな成果をもたらすことが少なくないからです。ただし「感情」はマイナス要因になってしまいます。あくまでも冷静さを保ち、かつ自分を客観視できないと市場心理にのまれてしまいます。

そして3つ目の「リスクを取り、不確実性に挑める人」というのは、見通しが不確実であっても、それを選択できるかという意味です。「リスク」というと「危険」と考える人がいらっしゃいますが、そうではなく、

・先例があり、ある程度予想ができる道
・あまり先例がなく大きな可能性も期待できるが、前途が多難かもしれない道

があったときに、無難な前者の道ではなく、後者の道を選択できるかということです。

面接ではそのような人材かどうかを見るために、例えば「今までの人生の中で、一番難しい選択をしたのはどんなことですか。また、そのとき選択の判断をした根拠は何ですか?」といった質問をします。

4つ目は「間違えがあればそれを認め、軌道修正ができる人」です。将来の企業業績を予想するのですから、間違うこともあります。フレキシブルに対応できないといけませんね。

そして最後5つ目は、「独立心が強い人/自分の意見を持っている人」です。先ほどの「リスクを取り、不確実性に挑めるか」とも関係していますが、やはり自分の考えをはっきり打ち出せる性格ですね。逆に、多数派の意見や行動と同じでないと不安になる人は、向いていないと思います。

以上5点、あなたはあてはまりましたか?
就活生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。

■フィデリティ投信株式会社
http://www.fidelity.co.jp/

文●高橋モータース@dcp

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