■早稲田大学 Tさん(IT・通信業界志望)
大学のサークルで、さまざまな団体の舞台演出を手がけてきたTさん。その体験から「就職してからも、直接お客さまの要望を聞いてひとつひとつ応えていく"ものづくり"がしたいと思うようになりました」という。
具体的には、システムの企画や設計・開発を手がける「System Integration(SI)」と呼ばれる仕事。特に製造や物流などの、身近で日常的なシステムに関わるのが希望だ。
大学3年生の終わりごろからIT・通信業界にエントリーを始めたが、選考はなかなか進まず、いまだ内定なし。ここまでの反省点はインターンに参加しなかったことと、外資系と中小に1社ずつしかエントリーしなかったことだ。
「インターンは選考だけでも体験しておくべきだった。企業選びに関しては、少し『大手病』だったかもしれません」(Tさん)。
エントリーした企業の多くは、これからが本格的な選考となる。精神的につらい日々が続くが、「この経験は今しかできない」と考えて頑張るつもりだ。