【直木賞発表目前!】本好き大学生が選ぶ受賞予想はこれ!候補5作を読んでガチ予想した結果は?
こんにちは!出版甲子園実行委員会です。
毎年1月と7月に受賞作が発表され、大きな話題を呼んでいる「直木賞」。
今年も、6月に候補作5作品が発表され、多くの書店で目立つ位置に置かれているのを目にしますね!
そこで今回は、本好きの大学生である私たち出版甲子園メンバーが、一足早く直木賞の受賞作を予想してみました!
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直木賞とは
直木賞(正式名称:直木三十五賞)は、日本の文学界で最も権威ある賞の一つで、主にエンターテインメント性の高い大衆文学作品を対象としています。新人から中堅作家までを対象に、優れた小説に送られ、年に2回発表されます。2026年の上半期は7月15日(水)に選考会が開催され、受賞作が発表されます。
予想会の様子
今回の予想会では、私たちメンバーが直木賞候補作の中から「読みたい作品」を選び、読んだ作品の見どころ・感想をプレゼンしました。参加者たちはそれぞれの作品について、思い思いに推しポイントを熱弁し、大いに盛り上がりました!
昨年は「該当作品なし」という結果となりましたが、今年こそは予想を当てたいところです!
プレゼンされた候補作と感想
『けんぐゎい』朝倉かすみ
舞台は江戸時代。今よりも女性の地位が低い時代に、顔のあばたというコンプレックスを抱える主人公が、それを克服し、自らの人生を切り開いていく物語です。前半はつらい場面が多いですが、後半の主人公が立ち上がる場面はカタルシスを感じる展開が印象的でした。
『見えるか保己一』蝉谷めぐ実
盲目の天才学者・塙保己一のありのままの人生を描いた作品。学問を心から愛するがゆえに、周囲の人たちと軋轢が生まれてしまうという、天才のうまくいかない部分も描いています。そんな中でも、「自分の考えを周囲の人たちにも理解してほしい」と奮闘する保己一のキャラクターから、人間味を感じることができます。
『多類婚姻譚』凪良ゆう
多様性を訴えやすくなった現代社会における、「結婚」にまつわる5つの短編集。恋人同士のすれ違いや分かり合えなさを描いており、「結婚」に対してネガティブな側面を感じました。一方で、人間の内面という普遍的なテーマが根底にあるので、結婚を強くは意識していない学生でも楽しめる作品です。
『#台所のあるところ』原田ひ香
ドラマ「台所のあるところ」の感想を発信する裏側で起こっている、6人の女性の何気ない生活を描いています。結婚や老後など、人生のさまざまな局面を迎える女性の生活をリアルに描いているところが見どころです。自分の好きなように生きる女性たちの群像劇には、すっきりした読後感がありました。
『青天』若林正恭
弱小アメフト部に所属する高校3年生のアリは、春の大会で強豪校に敗れ、早々に引退します。周囲とのギャップや苛立ち、劣等感を抱え、鬱屈としていたアリが向き合うことになるのは、やはりアメフトでした。泥臭くアメフトや自分自身に向き合う姿から、学生時代の興奮をもう一度味わうことができました。
出版甲子園的直木賞は?
5人のプレゼンが終わったところで、出版甲子園的直木賞の選定へと移ります。
実際の直木賞は、エンターテインメント性の高い大衆向けの作品が評価される傾向が強くなっています。そういった観点を元にしつつ、今回は、純粋に「最も読んでみたいと思った本」を基準に大賞を選定することになりました。
結果、『見えるか保己一』と『#台所のあるところ』が同数票を獲得し、今回はこの2作品が大賞となりました!
団体員それぞれが本から感じたことや作品の魅力を共有でき、とても楽しいイベントとなりました!
普段は読まないジャンルの本でも、こういったイベントを通して新たなジャンルに触れることができるのが、この企画の醍醐味です。
今後もさまざまな文学賞を予想していきたいと思います!次回もお楽しみに!
また、出版甲子園では、全国の学生から「こんな本を書きたい!」という出版企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしています。
詳細は上記画像もしくは【こちらの記事】をチェック!
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