高橋文哉「自分のことは全部自分で決めたほうが、失敗しても成功しても自分のためになる」#学生の君に伝えたい3つのこと

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人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

今回は1月30日(金)公開の映画『クスノキの番人』で声の出演をされた高橋文哉さんが登場。お仕事や進路など、何かを決断する上で大切にしてきたことやコミュニケーションで意識していることについて教えてもらいました。

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学生の君に伝えたい3つのこと

高橋文哉が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.「自分はこれが好きです、あなたは何が好きですか?」の交換をする

──コミュニケーションを取る上で意識していることはありますか?

高橋文哉相手が何が好きかを知って入り込めるものを見つけることです。何か共通点があると話が盛り上がると思っているので、たとえば共演するが好きなものや趣味を調べて、ゲームが好きな方だったら僕も久しぶりにゲームをプレイしてみたりします。「自分はこれが好きです、あなたは何が好きですか?」の交換をすることによって、どこかしらに共通点が見つかると思うので、そこは大事にするようにしています。

2.ポジティブ要素を大きくしていって、ネガティブ要素の割合を減らしていく

──今の道に進もうと決めたときや、過去に進路について考えたときに大切にしてきたことはありますか?

自信でしょうか。今と違うことをやるとなったときにもきっかけには自信がついてきていると思うのですが、自信を持てずに不安要素を膨張させていってしまう人もいると思います。そんなネガティブ要素は消したくなりますが、ゼロにすることって不可能だと思います。なので、それよりもポジティブ要素を大きくしていって、ネガティブ要素の割合を減らしていくようにしています。

──なぜそう考えられるようになったのでしょうか。

意味がないなと思ったからです。この『クスノキの番人』もアニメーションで初めての主演を務めさせていただいて、「やったことがないからできるかわからない」とか「もし下手くそだったときにどう言われるかな」と考えるよりも、自分がやりたいと思えた気持ちや、東野(圭吾)先生の初のアニメーション作品を任せてもらえたということはどういうことか、自分の何を評価していただけたのかを考えたいです。自分のことを評価してくださる方々に対して何ができるかをずっと考えています。

 3.根を詰めすぎたときは仕事のモチベーションを変えるとか、重点を置くところを一日だけ変えてみて

──息抜きやリラックスのためにやっていることはありますか?

特別していることはありません。ずっと数学をやっていたから国語をやろうみたいな感じで、根を詰めすぎたときは仕事のモチベーションを変えるとか、重点を置くところを一日だけ変えてみたりします。

あとは一旦、仕事について考えなくて済むことをします。映画やドラマは、観ていると「この人上手だな。どうやったらこんないい表情ができるんだろう」というところから「明日の自分の芝居はこうしよう」という考えに繋がっていくので、撮影中はあんまり観られないです。でもゲームをやっているときは目の前の敵に勝つことしか考えてないので。あとはアニメを観ることも多かったです。

声でしか表現できない感情って存在するんだなとわかった

──1月30日に高橋さんが主演を務めた映画『クスノキの番人』が公開されます。今回演じた玲斗という役柄はどんなキャラクターだと思われましたか?

人間だなと思いましたね。判断をコイントスに任せてしまう感じもそうですし、お金を盗んでしまうのもほしかったわけでもないだろうし。「もうやっちゃえ」じゃないけれど、生きていたら少し投げやりになることが大小はあるような気がするんです。そこの意思の弱さみたいな部分に人間味が溢れているなと思ったので、この子がこの先どのように自分を変えていくのかは見応えがあるなと感じました。

──演じる上で準備をしたことなどはありますか?

声優の先輩方にお話を聞かせていただいたり、監督(伊藤智彦)ともコミュニケーション取らせていただいて、できることはやろうと思いました。監督には玲斗という人をどう演じていくかという技術的な部分も聞きつつ、気持ち的な部分でずっとおっしゃってくれていたのが「自分の感情に素直にいてください」ということでした。なので「玲斗はこう思っているから思ったまま言おう」とやってみて、それが声にのっているか、のっていないかの判断は監督にお任せしていました。アニメでは顔が見えないのでいくら泣いていても声になっていなければ悲しそうに聞こえないこともあって、そこは難しかったですが、今回は特に気持ちを大事にしました。

──声での演技の楽しさや難しさを感じたことはありますか?


難しさは本当にたくさん感じましたが、今回は作品を通して一人の人間を演じられて、声でしか表現できない感情って存在するんだなとわかったというか、声だけだからこそ自分が伝えたいものを鮮明に伝えられる瞬間もあるなと感じましたね。以前声の出演をさせていただいたときは大変でしたし、完成した作品を観ても「うーん……」と思うような納得のいかない部分もあって、「機会があるのならリベンジできたらいいな」という気持ちがありましたが、今回は「またやりたいな」とちゃんと思えたのが一番よかったことだなと思います。

──声だからこそ伝えられる瞬間というのは、例えばどういうことでしょうか?

ブレスとかです。実写だとそこまで入れることがないので「はぁ……」という吐息やため息くらいがマックスですし、基本的には喋るために息を吸うという感覚なのですが、アニメーションだといろんな種類のブレスがあるというのを今回知って。それによって焦りなのか、怒りなのか、悲しみなのか、いろいろなものを伝えられるんだなと思いました。ブレスについては監督にも聞きましたし、声優の方がいろんなパターンのブレスを聴かせてくださって、その中で「これかも」と思ったものを自分なりに玲斗として息を出す、息を吸うということをやっていきました。

自分のことで他力本願になるのはやめようと思う

──玲斗にとってクスノキの番人になることが大きな転機になりますが、高橋さんにとっての転機は?

19歳のときに『仮面ライダーゼロワン』のオーディションで合格をいただいたときに、「俺、本当にやるのか」と思ったんです。そのときはまだ俳優になりたいと思っていたわけではなくて、いろんなオーディションがあって受けていました。もちろん全部受かりたいと思っていましたが、それまで受かったことがなかったので、覚悟の決め方がわかっていなかったんです。でも、いざ『仮面ライダー』という歴史ある作品の大役をいただいたときに、人生の覚悟を決めなきゃいけないんだろうなと感じました。

──玲斗はクスノキを通して出会った人々によって変化していきますが、高橋さんがこれまで誰かとの出会いや言葉によって成長できたり、変化したと感じた経験はありますか?

僕にとっての基盤は『仮面ライダー』で、その頃ご一緒した監督は自分の方向を正してくれたというか、「演じるな、生きろ」とか、演じるよりもっと手前の段階を教えてくださって。演技をやったことのないのに、急に「自分の感情じゃなくて役の感情でセリフを言え」と言われても「どうしたらいいんだ」と思っていたし、もう意味がわからなかったけど、そのときにもらった言葉や感じたことは今でも生きているなと思います。僕は一作一作で自分の中でのテーマを決めていて、台本の裏表紙にそれを書くんですけど、大体その頃にもらった言葉を書いています。

──今回の作品ではどんなテーマを決めていたんですか?

「楽しく」でした。初めてやることですしそこは大事にしようと思いました。

──作中には「祈ると願いが叶う」というクスノキが登場しますが、今の小さなお願いごとは?

朝起きたときに首が痛くありませんように、ですかね。いつも痛くないといいなと思いながら寝ていて、たまに願いが叶います(笑)。

 ──もし高橋さんが何か叶えたいことがあるときはどう動き出しますか?

この作品で取材をしていただく中で「クスノキのようなものがあったら何を願いますか?」と聞いていただくのですが、ここ23年くらいで自分のことで他力本願になるのはやめようと思うようになっていて。後輩ができたり、街で声をかけていただく回数が増えて、責任感が芽生えたり、覚悟ができてきたからなのかなと思うのですが、今は自分のことは全部自分で決めたほうが失敗しても成功しても自分のためになる気がしています。何かを願うとしたら自分以外の人のことを願うときだろうなと思います。

高橋文哉さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

高橋 文哉(タカハシ フミヤ)

2001年生まれ、埼玉県出身。2019年『仮面ライダーゼロワン』で主演を務め脚光を浴びる。以降、ドラマ『最愛』『フェルマーの料理』や映画『交換ウソ日記』など数々の話題作に出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2025年には連続テレビ小説『あんぱん』への出演に加え、エランドール賞新人賞を受賞するなど国民的俳優への階段を駆け上がる。1月30日公開の長編アニメーション映画『クスノキの番人』で主演・直井玲斗の声を務める。4月29日には『SAKAMOTO DAYS』が公開予定。

アニメ『クスノキの番人』1月30日(金)全国公開

理不尽な解雇により職を失った青年・直井玲斗(なおい れいと)は、追い詰められた末の過ちで逮捕される。運に身を委ね、将来を思い描くことも、人生の選択を自ら決める意志もなかった。そんな彼に運命を変える出会いが訪れる。 依頼人の指示に従うなら、釈放する

―― 突如現れそう告げる弁護士の条件を呑んだ玲斗の前に現れたのは柳澤千舟(やなぎさわ ちふね)。大企業・柳澤グループの発展に大きく貢献してきた人物であり、亡き母の腹違いの姉だという。「あなたに、命じたいことがあります」それは、月郷神社に佇む<クスノキの番人>になることだった。 戸惑いながらも番人となった玲斗は、さまざまな事情で境内を訪れる人々と出会う。 クスノキに定期的に足を運び続ける男・佐治寿明(さじ としあき)。 その娘で父の行動を不審に思う女子大生・佐治優美(さじ ゆうみ)。 家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴(おおば そうき)、彼らや千舟と関わるうちに、玲斗の世界は、少しずつ色を帯びていく。

 ――だが、玲斗はまだ知らなかった。クスノキが持つ<本当の力>を。 やがてその謎は、玲斗の人生をも巻き込みながら、彼を思いもよらぬ真実へと導いていく。 

CAST

高橋文哉/天海祐希

齋藤飛鳥 宮世琉弥/大沢たかお

 

STAFF

原作:東野圭吾「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)

監督:伊藤智彦 

脚本:岸本卓

キャラクターデザイン:山口つばさ 板垣彰子

音楽:菅野祐悟

美術監督:滝口比呂志

美術設定:末武康光

色彩設計:橋本 賢

衣装デザイン:高橋 毅

CGディレクター:塚本倫基

撮影監督:佐藤哲平

編集:西山 茂

スーパーヴァイジングサウンドエディター:勝俣まさとし

リレコーディングミキサー:藤島敬弘

制作:A-1 Pictures / Psyde Kick Studio

配給:アニプレックス

 

【主題歌】

Uru「傍らにて月夜」

作詞・作曲:清水依与吏

編曲:back number

 

(c)東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会


公式サイト︓https://kusunoki-movie.com/ 

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子

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