内定解体新書for凡人学生(36)「優秀っぽく見せる」ことを止めたら、むしろ内定が近くなる
前回、「学生レベルの資格や実績ごときで評価されることはない」と書きました。
これをもとにして、凡人学生の持つべき心構えを、解体していきます。まずは代表的なものからです。
■就活生は「理想的な就活生像」を思い描く
自分の頭のなかに「理想的な就活生像」を描き、それをトレースした言動をとろうとするのは、就活生にありがちな思考です。
いわゆる王道の就活本に書かれているような就活生です。
しかし!
残念ながら「理想的な就活生像」は「理想的な学生生活」を送ってきた人間にしか体現できません。
つまり凡人学生がトレースすると、
「中身がないのに体裁ばっかり取り繕ったスカスカの大学生」
になります。人事や面接官、それくらいは見抜きます。
「ああ、この子も無理やり形を整えてきたな」と。
「優秀っぽく見せることしか考えていないな」と。