原菜乃華「できることが多いに越したことはないので、いろんなことに手を出してみるのは大事」#学生の君に伝えたい3つのこと

編集部:あこ

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俳優・原菜乃華が<学生の君に伝えたい3つのこと>

人生の先輩である著名人の方々から、まだまだ自由に使える時間が多い大学生のみなさんに、“学生のうちにやっておいたほうがいい3つのこと”をアドバイスしてもらおうという連載「学生の君に伝えたい3つのこと」。

今回は映画『見える子ちゃん』で主演を務めた原菜乃華さんが登場。ご自身の経験から学生に向けてアドバイスをしてくれました。

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学生の君に伝えたい3つのこと

俳優・原菜乃華が<学生の君に伝えたい3つのこと>

1.相手と自分の共通点を見つけてコミュニケーションを取る

――コミュニケーションを取るときに心がけていることはありますか?

私自身、コミュニケーションを取るのがすごく苦手なので、誰かにアドバイスできるほどのことはないと思うんですけど、自分と共通の趣味とかを見つけることですかね。その人がプライベートで好きなことだったり、自分との共通点を見つけて、そこから仲良くなることが多いです。

――新しい作品に入るたびにはじめましての方がいるかと思うのですが、そういうときに原さんは自分から話しかけますか?

人見知りなので待ってしまうんですけど、現場の雰囲気がそのまま映像に出たりもするので、できる限りお話できたらいいなと思いながら現場に入っています。私が話しかけてもらえたら嬉しいなと思っているように、そう思っている方も多いはずなので、最近は自分からコミュニケーションをとるように心がけています。

2.いろんな人の意見を聞いた上で、物事を客観的に見られるようになれたらいい

――お仕事などで何かを決断しなきゃいけないときに大切にしていることはありますか?

周りの方の意見を聞くことが多い気がします。重大な決断じゃなくても「どう思いますか?」と。もちろん結局は自分で決めますし、意外と頑固で自分の中での答えは決まっていることが多いのでブレないんですけど、いろんな人の意見を聞いた上で「ああ、多数派はこれなんだ」「私はこういうことをしがちなんだな」というのを客観的に見られるようになれたらいいなと思っています。

3.できることが多いに越したことはないので、いろんなことに手を出してみるのは大事

――お仕事するようになってから身につけておけばよかったな、学んでおけばよかったと思うことはありますか?

もういっぱいありますよ。それこそ私は作品で歌ったり、ダンスを求められる場面が多かったですし、小さい頃からオーディションで「楽器できますか」「歌やダンスはできますか」と聞かれることもすごく多くて。でも今までやってこなかったので、小さい頃からやっておけばお仕事に生かせたのかなとは思いますね。できることが多いに越したことはないので、まんべんなく、いろんなことに手を出してやってみるのは大事だなと思いました。

常に人のために動けるような、すごく温かい、愛の深い子

――6月6日には原さんが主演を務めた映画『見える子ちゃん』が公開されます。今回演じたみこという役柄について、どんな人物だと思いましたか?

今まであまりやったことのないキャラクターでした。感情が表に出る子ではないんですけど、自分のためというよりかは常に人のために動けるような、すごく温かい、愛の深い子だなと思って脚本を読んでいました。

――演じてみて見えてきた部分もありますか?

降りかかる霊による災難から友だちや自分の大切な人たちを守っていく勇敢さは、実際に演じる中で感じていました。すごくおとなしく見える子ですけど、割と度胸があって、やるときはやる部分がカッコいいなと思いました。

――監督はこの作品について「原さんの表情で持たせたい」とおっしゃっていたそうですが、そこは意識されましたか?

ホラー映画と聞くと恐怖のお芝居を全面に出すイメージがあるんですけど、今回は驚いているのにそれを見せないという塩梅がとにかく難しくて。撮影序盤はどうしても怖がっているお芝居が全面に出てしまって、なかなか感覚がつかめなかったんですけど、監督が「観てくださるお客さんにはみこの見ている景色がしっかりと見えてるので、それを信じて演じてください」と言ってくださって、そこでひとつ自分の中で正解というか、方向性やどういう塩梅で演じていけばいいのかが見えた気がします。とは言いつつも、表情や恐怖具合をどれくらい見せていいのかなどは、その都度監督と細かくお話しながら調整していきました。

楽しげな雰囲気がそのまま現場や映像にも出ている

――今回共演した久間田琳加さん、なえなのさん、山下幸輝さん、京本大我さんの印象を教えてください。

久間田さんは本当に(今回演じた)ハナそのものでした。久間田さん自身ホラーとかがすごく苦手らしくて、劇中でおばけ屋敷に入るシーンは本気で怖がっていました。私たちにはあまり内容を知らせずに本番でのリアクションを撮りたいということだったんですけど、事前に「どんな仕掛けがありますか」と聞いているのを見て、もうハナそのものだなと思いました。現場でもハナのように雰囲気を柔らかく和やかにしてくださる方で、ご一緒できて本当に嬉しかったですね。

なえなのさんもすごく話しやすくて。ハナほどずっと一緒にいる役ではなかったんですけど、美容のことやおすすめのカメラアプリ、最近の流行っているものとかを教えてもらって、3人でいろいろお話をさせてもらって。輪の中心にいてくださったなというイメージですし、女子高生らしい空気感や会話を作ってくださっていたなと思います。

山下さんとはそこまでお話する機会がなかったんですけど、今回、群馬県でずっと撮影をしていて、有名なひもかわうどんをキャストのみなさんも食べに行ったんです。「群馬のおいしい食べ物や名物は食べましたか?」という会話をしたときに、山下さんは「きもかわうどんを食べました」と言ってらっしゃって、すごく面白かったです(笑)。

京本さんは、一緒のシーンが多かったわけではないんですけど、好きなアニメとかについていろいろお話させていただいたり、すごくフレンドリーに接してくださってありがたかったですね。春頃に撮影していたので虫がたくさんいたんですけど、すごく苦手らしくて、常にカッコいい俊敏な動きで避けていらっしゃったなという印象があります。

――中村義洋監督のもとで、俳優として学びになったことはありますか?

私、本当に中村監督が大好きで。大御所の監督なのにカットがかかるたびに走って近くまで来てくださって、目線が同じになるように屈んで「ここはこういうシーンで、もう少しこういう表情が見たい」とか「もっと抑えていい」という指示を分かりやすく、寄り添って伝えてくださるんです。それがすごく素敵で。やってみたいことがあったらチャレンジしてみたり、現場を楽しんで作っていて、「それが観てくださるみなさんにも伝わるといいよね」という温かい雰囲気をこういうふうに作っていらっしゃるんだなというのは学びになりました。

――今回は主演を務められましたが、現場で意識することはありましたか?

どうですかね、そんなには……(笑)。でも監督含め、周りのみなさんがすごくあったかくて、もう現場の雰囲気が出来上がっていたという感じですね。あとクラスメイトを演じるのも同年代の方がすごく多かったので、その楽しげな雰囲気がそのまま現場や映像にも出ているような感じです。本当に現場を楽しんでいました(笑)。

ホラーもコメディもあり、青春映画としても楽しんでもらえる

――原作を読んだからこそ、映画ならではの面白さを感じたポイントはありますか?

たくさんありますけど、私が初めて「見える子ちゃん」の原作を読んだとき、会話のテンポだったり、ギャグとホラーのテンポ感が入り混じっていることに「映像化したらどうなるんだろう」というのがずっと気になっていて。完成したものを観たら、私が好きなその独特のテンポ感がもうそのまま表現されているなと思ったので、そこは原作ファンの方が観てくださっても面白いと思いますし、「原作に忠実だな」と感じてくださるポイントだと思います。原作はページをめくるたびにドキッとする描写がすごく多いんですけど、映画ではホラーもコメディもあり、かつヒューマンドラマや学生間の会話がすごくリアルに表現されているので、青春映画としても楽しんでもらえるところが魅力かなと思います。

――家族愛もしっかりと描かれていますよね。

観てくださった方の反応を聞くと「(みこの父を演じた)滝藤(賢一)さんとのシーンで泣いた」「家族でのシーンがよかった」と言ってもらえることが多くて。みこちゃんの中でお父さんとのエピソードってすごく大きくて、映画を通して成長していくための出来事でもあるので、そこがフィーチャーして描かれているのは観ている人の気持ちをガッと引きつけてくれる要素になるんじゃないかなと思います。

――演じながら学生時代のことを思い出すことはありましたか?

いっぱいありますね。それこそ文化祭の準備とか。私は当時、背景画を描いたりしたんですけど、そういう準備をしながら友だちとちょっとふざけあったりする時間がすごく楽しかったのを思い出しました。あと黒板に板書するシーンがあるんですけど、「うわ。黒板に書くの、苦手だったな」とか「前に出て書きたくなかったな」と青春時代のちょっとした思い出みたいなことを振り返る機会は多かったかもしれないです。

――今回は霊が見える役柄でしたが、原さんがこれが見えたらいいなと思うことは?

もうすべて見てみたいですけどね、見られるものなら(笑)。例えば自分をどう思っているかがわかる、その人の好感度メーターとかはほしいかも。でもイヤなことも怖いこともあるか……やっぱり見えないほうがいいかもです。何も見えなくていいです!(笑)

原菜乃華さんから学生のみなさんに手書きのメッセージ!

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PROFILE

原菜乃華

2003年8月26日生まれ、東京都出身。2009年に芸能界入り。『はらはらなのか。』(17)で映画初主演を果たす。主な出演作に、アニメーション映画『すずめの戸締まり』(声の出演・岩戸鈴芽役)、映画『ミステリと言う勿れ』(23)、映画『恋わずらいのエリー』(24)、「【推しの子】」などがある。現在は連続テレビ小説「あんぱん」に出演中。今後は、7月に映画『ババンババンバンバンパイア』の公開が控えている。

映画『見える子ちゃん』6月6日(金)全国劇場公開

ある日突然、霊が"見える"ようになった女子高生・みこ。
ヤバすぎる霊たちに囲まれたみこが選んだ生き残り術は、まさかの「見えていないフリ」。
親友のハナに霊が憑いても、同級生のユリアに見えることがバレそうになっても、ただひたすらに全力スルー。しかし、産休に入る担任の代理として遠野先生が赴任してくる。
何やら異様な霊が憑いている遠野の影響か、ハナの様子に異変が生じついには倒れてしまう。ハナを助けるため、みこはユリアや昭生と共に遠野の謎を追ううちに、驚くべき事実を知ることに。 果たして、親友を救い、文化祭を無事に迎えることはできるのか──。
"見えていないフリ"を貫いてきたみこが、ついに「無視できない」恐怖に立ち向かう!

https://movie-mierukochan.jp/

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取材・文/東海林その子
撮影/三橋優美子
ヘア&メイク/馬場麻子(Baba Asako)
スタイリング/山田安莉沙(Yamada Arisa)

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食べることと寝ることが大好き。休みの日は家にこもって、ひたすら映画やドラマを見たり、漫画や雑誌を読むのが幸せ。

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