「疲れた心も体もリセット」したい人へ!オーストラリアの世界遺産の魅力を知る、あばれる君の出前授業に大学生ライターが行ってみた!

松野千聖(ガクラボ所属)

お気に入り!

あとで読む

こんにちは!学窓ラボ学生ライターの松野千聖です。夏からオーストラリアへの留学を控えており、現在必死に英語の勉強に励んでいます。

そんな私が今回参加してきたのは、あばれる君による出前授業「オフィスワーカーに向けたオーストラリア世界遺産講座~世界遺産でリバイタル!働く人のための有給休暇の活用法とは?~」。

世界遺産の魅力を再発見しながら、働く人やお疲れモードなみなさんにとっての“休み方”を考えるこのイベントの様子を、レポート形式でお届けします!

目次
世界遺産から始める、新しい休暇のかたち
世界遺産が映し出す、オーストラリアの多様性
あばれる君、世界遺産の魅力を語る特別授業
心と体をリセットする、有給休暇の新たな可能性

世界遺産から始める、新しい休暇のかたち

冒頭、オーストラリア政府観光局 日本・韓国地区局長のデレック・ベインズ氏が登壇。日本では、海外旅行を身近に感じにくい風潮がいまだ根強く残っており、外務省のデータによれば、日本のパスポート保有率はわずか約17%と、米国(約50%)、韓国(約40%)、台湾(約60%)と比べて大きく下回っていると話されました。また、エクスペディアの調査によると、日本の有給休暇取得率は63%で、調査対象の中で最下位という結果なのだそう。

こうした背景を踏まえ、オーストラリア政府観光局は「世界遺産キャンペーン」の一環として、有給休暇の新しい使い方を提案する出前授業を企画。NPO法人世界遺産アカデミーと株式会社マイナビの協力を得て実施されることとなりました。

※エクスペディア 世界11地域 有給休暇・国際比較調査2024

本授業は、忙しく働くオフィスワーカーがオーストラリアの豊かな世界遺産に触れることで、心と体をリセットし、仕事や日常生活への新たな活力を見出してもらうことを目的としています。

世界遺産が映し出す、オーストラリアの多様性

世界遺産とは、「世界的に有名な人類共通の宝物」として、多様な文化や自然、そしてそれを育んできた人々の営みを未来に伝えるために守られている場所です。今回の授業には、NPO法人世界遺産アカデミー 世界遺産検定事務局の主任研究員である宮澤光さんが登壇し、オーストラリアの世界遺産が持つ特異性について語りました。

オーストラリアの世界遺産は、人類の歴史と自然の進化を等しく物語っており、その多様性は世界遺産全体の縮図ともいえる存在です。文化遺産と自然遺産がバランスよく登録されており、世界遺産登録基準の全10項目それぞれに該当する遺産を有する、世界でも数少ない国のひとつでもあります。

カカドゥ国立公園の岩面画に描かれた骨や内臓、王立展示館やカールトン庭園の建築美、そしてオーストラリアの囚人収容所遺跡群に見られる植民地政策の影。オーストラリアの世界遺産は「光」と「影」の両面を包み隠さず伝えてくれます。

豊かな自然環境とともに、先住民の文化を大切にし、人類と地球の歩みのすべてを保護し次の世代に伝えていこうとしている点で、オーストラリアの世界遺産は世界遺産活動の好例といえる——と宮澤さんは評価していました。

あばれる君、世界遺産の魅力を語る特別授業

今回の講師を務めるのは、タレントとして活躍しながらも「世界遺産検定1級」を取得し、2024年5月より「オーストラリア世界遺産キャンペーンアンバサダー」に就任したあばれる君。実は、彼がオーストラリアに初めて触れたのは、お父様が校長を務める中学校の修学旅行でのお土産——小さなTシャツだったとか。そんな微笑ましい思い出から約20年。あばれる君は今、自らの言葉と経験でオーストラリアの世界遺産の魅力を伝えています。

ウルル カタ・ジュタ国立公園:総走行距離約800kmのロードトリップ

©Tourism Australia

授業では、アンバサダー就任にあたって実施された「ウルル カタ・ジュタ国立公園」へのロードトリップの映像も上映され、彼自身の体験を語ってくれました。総走行距離約800kmにもおよぶ道中、ひたすらまっすぐに延びる道路と、夕方から夜へと変わりゆく空の色に、あばれる君は「プラネタリウムみたいだった」と感動を込めて語りました。オーストラリアを代表する複合遺産であるウルルは、高さ348mと東京タワーと同じ高さでありながら、実は地上に見えているのは全体のわずか5%。残りの95%は地下に眠っているというスケールにも圧倒されたそうです。「触ったらアースパワーを感じた(笑)」と語る姿には、自然への畏敬がにじみます。

また、先住民アボリジニピープルとの交流も体験しました。アボリジナルアートでは、模様一つ一つに意味があることを知り、文化がどれだけ深く生活に根ざしているかを実感。ディジュリドゥという伝統的な楽器も体験し、「車のエンジン音みたいって褒められました(笑)」と笑顔を見せました。こうした交流を通じて、彼は「先住民との相互理解も相まって、ウルルは本当に偉大な場所」と語っています。

さらにあばれる君、実はアンバサダーとしての活動だけでなく、プライベートでもケアンズ、シドニー、ブリスベンを合わせて3回も訪れるほど、オーストラリアの自然と文化に惹かれているのだそう。今回はその中でも印象に残った世界遺産を中心に、思わず旅に出たくなるようなエピソードを語ってくれました。

デインツリー熱帯雨林:1億8000年前から続く森との出会い

©Tourism Australia

まず紹介されたのは、ケアンズから車で約2時間、オーストラリア北東部に広がるデインツリー国立公園。約1億8000年前から存在するとされる、世界最古の熱帯雨林です。赤道に近いため年間を通して暖かく、訪れた際は「とにかく湿気がすごかった!」と笑いながら振り返ります。

「見たことない虫がたくさんいました(笑)。あとヒクイドリっていう体長140cmくらいの、"世界一凶暴な鳥"ともいわれる鳥にも出会えて、すごい体験でした。」

とはいえ、道はしっかり整備されていてトレッキング感覚で楽しめるそうで、「家族連れでも安心して楽しめますよ」とおすすめ。葉っぱをくしゃくしゃにすると天然の石鹸になったり、カラフルな石が転がっていたりと、自然の不思議を体感できる場所です。

宿泊した施設は、テレビなどのデジタル機器は一切なし。「木々に囲まれたハンモックで寝て、まさにデジタルデトックス。電波はバッチリ入るんですけどね(笑)」と、非日常を満喫したエピソードも飛び出しました。

ブルーマウンテンズ:青く輝く森とアボリジナルピープルの物語

©Tourism Australia

続いて紹介されたのは、シドニーから車で約1時間の距離にあるブルーマウンテンズ。ここは、ユーカリの木から発せられる油分が日光に反応して、山全体が青く見えることからその名がついた場所です。

「足元までガラス張りのゴンドラに乗ったんですが、本当に鳥になった気分!その景色が圧巻でした。」

また、ブルーマウンテンを象徴する「スリーシスターズ」という岩の伝説についても言及。アボリジナルの人々にとって神聖な存在であるこの岩には、土地に根づくストーリーが息づいています。

さらに、ブルーマウンテン内にあるメガロンバレーのレストランでは、その土地で採れた野菜を使った自給自足の料理を体験。

「味噌も何もいらないくらい、お野菜が本当においしいんです。『マレーコッド』っていう料理も食べたんですけど、作ってくれた方がすごくムキムキで(笑)、味も最高。ほっぺが落ちそうでした。」

レストランの畑では野菜だけでなく花も植えられており、「なんで花を植えるの?」という素朴な疑問には、「花があることでミツバチが集まって受粉が進んで、生態系が保たれるんですよ」と、環境への配慮についても学んだそうです。

シドニー・オペラハウス:建築の奇跡を体感できるバックヤードツアー 

©Tourism Australia

最後に取り上げたのは、世界遺産「シドニー・オペラハウス」。今回はその魅力を深く知ることができるバックヤードツアーにも参加したそうで、普段は見られない建物の裏側に大興奮。

「外壁のタイルは、雨が降ることで自然に掃除されて、それが海に流れて、海風になってまた雨になって…っていう自然の循環が計算されているんです。コンピューターがなかった時代に、全部手書きで設計されたって聞いて、建築の凄さを実感しました。」

ガラス張りの窓も、日光による伸び縮みを計算した設計になっているとのことで、「建築って、自然と共にあるんだな」と感じたそう。また、館内にはレストランやバーもあり、「オペラを見なくても、建築やグルメを楽しむ目的で訪れるのもアリです!」と話していました。

こうしてあばれる君が語るオーストラリアの世界遺産は、単なる観光地ではなく、自然や文化、歴史とつながる「学びの場」。先住民との交流や、自然との共生、環境への配慮など、実際に訪れたからこそ感じられた「守るべき価値」が、言葉の端々から伝わってきました。

心と体をリセットする、有給休暇の新たな可能性

オーストラリアへの旅行は、単なるレジャーにとどまらず、自己と向き合う時間、価値観を見つめ直すきっかけとなりえます。株式会社JTB総合研究所の調査では、Z世代の若者たちが「自分だけの時間を楽しみたい」「日常から離れてリフレッシュしたい」といった志向を持つことが明らかになっています。旅を通して新しい自分と出会い、視野が広がる。そんな体験の入口として、世界遺産は最適なのではないでしょうか。

今回の出前授業が、オフィスワーカーの皆さんにとって、有給休暇を使った旅の新たな選択肢やヒントとなり、日々の生活に彩りと活力をもたらす一助となることを願っています。あばれる君の情熱とユーモア、そしてリアルな体験談が、きっと世界遺産とオーストラリアの魅力をより身近に感じさせてくれるはずです!!

あばれる君のロードトリップの映像はオーストラリア政府観光局公式のYouTubeチャンネルからご覧いただけるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

学生ライター:松野千聖(学窓ラボメンバー
編集:学生の窓口編集部 ろみ

What is 学窓ラボ?

「学窓ラボ」は、大学生約300人が活躍するリアルコミュニティ!がくまどの中の人として大学生のリアルな情報を発信し、大学生と社会との橋渡しを担います。


あなたも学窓ラボメンバーになりませんか?
新メンバー募集中!

▼こちらをチェック!

松野千聖(ガクラボ所属)

松野千聖(ガクラボ所属)

法政大学在学中。休みの日は美味しいご飯屋を開拓しています。
美術館や博物館に行くのが好きで、最近のマイブームは画集集めとクラシック鑑賞です!

関連記事

「大学生活」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

合わせて読みたい

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

この記事に関連するタグ

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催