ストーリーをつけるだけで、約60倍も商品が欲しくなる⁉『プレゼン思考』#Z世代pickブック
こんにちは! Z世代ブックピッカーの松宮しずくです。
マーケティングなどについて学んでいる人の中には、「どうやったら購買意欲が高まるのか?」について調べている人多いのではないでしょうか。
今回は広告業界のプロ・小西利行氏の著書『プレゼン思考』(かんき出版)の「「伝わる」「売れる」を強化する 共感は「ストーリー」で広がる」より一部を抜粋してお届けします。
商品が欲しくなる物語が、ストーリー
まず意識していただきたいのは、ストーリーとは「単なる物語」ではなく、「商品が欲しくなる物語」であるということです。
人は、その商品に付随している「ストーリー」によって、驚くほど購買意欲が変わります。
たとえば、次の文章を読んで、一番欲しくなった醤油を選んでみてください。
・四百四十年続く老舗醤油屋の醤油
・白山水系の水だけで 一年かけてつくる天然醸造醤油
・近代的な工場でつくられている醤油
おそらく、「工場の醤油」と答える人は少ないでしょう。でも実は、この3つは同じ醤油会社(福井県の室次醤油)の正しい情報。つまり同じ醤油なわけです。このように、どういう話を選択するかによって、購買意欲は変わります。これが、ストーリーの力です。
あるWEB記事でストーリーに関する面白い実験記事を見つけたので紹介しましょう。
「129ドル相当の費用で安い品物を多数購入し、そこに作家の協力を得て『ニセのバックストーリー』を添えて売る実験をした。たとえば、99セントで購入した馬の置物の場合、「その置物の作家の父親にまつわるフィクション」や「70年代のフランスの酔っ払った交換留学生と馬との奇妙な体験談」などを添えて転売するわけだ。すると、99セントで買った馬の置物をなんと62.95ドルで転売させることに成功し、価格を6258.58%高める結果を生み出した。さらにその他のアイテムも同じような利益率で販売され、プロジェクト全体では合わせて8000ドル近くの利益をもたらした」
いかがでしょう? ストーリーの力が端的にわかったと思います。もちろん、ニセのストーリーをつけて儲けようという考えはよくないのですが、ストーリーをつけるだけで、約60倍も商品が欲しくなったというのは、驚くべき事実だと思います。このようにストーリーを使うことで、商品もサービスも売上が上がることは確実ですし、ストーリーを使えばあなたの提案もより良いものになることは、ほぼ間違いないということです。それゆえに、たくさんの企業ストーリー」の力を使おうとしているわけです。
Z世代ブックピッカーの書籍レビュー
ポイントが簡潔にまとめられていてプレゼン初心者の私にとっても、分かりやすかったです!想像しやすい具体例がたくさん用いられていて読みやすい一冊となっています。所々にあるかわいらしい絵もお気に入りです!
基礎から応用まで掲載されているのでこれからプレゼンをする方、これまでたくさんプレゼンを経験してきた方など…全ての人におすすめできる一冊です!
『プレゼン思考』
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著者:小西利行 発売:2021年6月23日 定価:1,815円 (税込み)
発行:かんき出版
詳細ページ:https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761275488/



























