クレイジーな天才たちは、家族や恋人などの「〇〇」を見つけアイデア化していた!『プレゼン思考』#Z世代pickブック
こんにちは! Z世代ブックピッカーの松宮しずくです。
「良いビジネスやサービスってどうやって生まれるのだろう?」そんなふうに考えたことはありませんか?
今回は広告業界のプロ・小西利行氏の著書『プレゼン思考』(かんき出版)の「提案に「共感」を入れる 心を動かす3つのポイント」より一部を抜粋してお届けします。
世界を変える秘訣は、家族や恋人の不満を見過ごさないこと
今の世界は、一部のクレイジーな天才がつくっているのかもしれません。でも大切なのは、そんなクレイジーな天才たちのビジネスも、家族や恋人など、たった一人の「不満」を解決したり、友人たちの「不便」を解消することから始まっていたということです。
彼らは、ただのクレイジーな経営者なのではなく、自分の周りの人々の立場に立って「不満」を解消する天才であり、社員の立場に立ってモチベーションを上げる天才であり、地球の立場に立ってあるべき未来を妄想する天才であり、そして世界中の人々の立場に立ってビジネスを拡大する天才です。彼らがクレイジーなのは、身近な人の不満を見つけ、そこから生まれたアイデアを「何があっても信じ、絶対に変えない」という意思だけ。そこを間違って、「自らを押し通すエゴこそが大切」と思うのは、短絡的というものです。彼らには、ほとんどの人が見過ごしているような、身の回りにある小さな不満を見逃さず、それを誰もが共感するビジョンに育てる力と、そのビジョンを仲間と分かち合い、命を張ってでも成し遂げるという(犬、猿、雉にも負けない)強い仲間意識があるからこそ成功したのです。
もしあなたがアーティストならば、他人の声を聞かず、自分の感性に忠実に生きる必要もあるでしょう。でも僕らはアーティストではありません。商品やサービスを改善し、ひとりでも多くの人に使ってもらい、ひとりでも多くの人を幸せにしたいと願っているビジネスパーソンです。だからこそ、たくさんの人の声を聞き、できるだけ気持ちよく不満を解決し、できるだけ多くの人を幸せにするアイデアに、できるだけ多くの人を巻き込むことを目指さなければいけないと思います。僕はそのために、どんな提案もカンタンにしようと努力します。そして、誰もが強く共感できる未来を提示して、そのビジョンに向けて人の心を動かすチャレンジをします。それを僕は「愛されるカンタン」をつくることだと思っていますし、それができることが、これからの時代のビジネスにとって重要なスキルだと確信しています。
もし、今あなたが、自分のアイデアがクライアントにも上司にも理解されないと悩んでいるのなら、その理由はきっと、アイデアが先鋭的だからでも相手が理解してくれないからでもなく、そのアイデアが「愛されるカンタン」になっていないからだと思います。
でも、あなたのアイデアが、現状エゴであったとしても問題はありません。「相手」の立場に立ち、そこにある不満と自分のアイデアの間に、「愛されるカンタン」につながる「答え」を再び見つければいいだけです。そうすればどんなにあなたのアイデアが現状、理解しづらいものでも、確実に相手に伝わります。
たとえ、自分が完璧だと思ったビジョンやコンセプトを提案しても、クライアントに伝わらなければ意味がありません。世界を変えるようなアイデアを思いついたとしても、上司に伝わらなければ実現しません。提案するものが、斬新なアイデアであったり、前例のないものであればあるほど、その「相手」に受け入れてもらえる可能性は減ります。ゆえに、斬新なぶん、余計に、相手の立場に立ち、相手に愛されるように考え、カンタンにする努力をしなければいけないのです。
Z世代ブックピッカーの書籍レビュー
ポイントが簡潔にまとめられていてプレゼン初心者の私にとっても、分かりやすかったです!想像しやすい具体例がたくさん用いられていて読みやすい一冊となっています。所々にあるかわいらしい絵もお気に入りです!
基礎から応用まで掲載されているのでこれからプレゼンをする方、これまでたくさんプレゼンを経験してきた方など…全ての人におすすめできる一冊です!
『プレゼン思考』
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著者:小西利行 発売:2021年6月23日 定価:1,815円 (税込み)
発行:かんき出版
詳細ページ:https://kanki-pub.co.jp/pub/book/9784761275488/



























