韓国留学中の日本人大学生が見た「韓国大学生の意外なあるある」3選

これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』。
今回は韓国の高麗大学に留学し、韓国語を学びながら東アジアの国際政治、特に日韓関係や韓国の外交に関する勉強をしている Koheiさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではKoheiさんが現地で生活するなかで感じた「韓国大学生の意外なあるある」をご紹介します。
※2024年10月現在の情報です。
レポートしてくれるのはこの人
Koheiさん
慶應義塾大学在学。日本の大学では法学部で政治学を専攻。東アジアの国際政治、特に日韓関係について勉強しており、現在は韓国語を習得しながら高麗大学に1年間留学し、韓国の外交や東アジアの国際政治に関する勉強をしている。
Instagram:@kohei.0627
みなさん韓国の大学生活、大学生についてなんとなくイメージを持っている方もいるかもしれませんが、今回は私が実際に韓国の大学に通っていて初めて知ったことや、あるあるについて紹介したいと思います!
みんなはどれくらい知ってる?韓国大学生あるある
同い年だと思った男子が2歳上のお兄さんだった(気まずい)…
みなさん、韓国は年齢の数え方で数え年を採用していて、日本人からすると韓国人の年齢は若干ややこしいと感じたことがある人も多いと思いますが、韓国で大学生活を送る中で、他にも年齢の考え方についてややこしいと感じる場面があります。それが、男性の兵役に伴う年齢のズレです。
知っている方もいるかと思いますが、韓国人の男性は兵役の義務があります。大学生のうちに休学して兵役に行く人が多いそうなのですが、基本的には兵役期間は18ヶ月間らしく、学校は2年間休学する人が多いそうです。そのため、韓国人の男子大学生は年齢と学年が2つズレている人が多いんです。年齢と学年はややこしいため、韓国では大学内で自己紹介する時は年齢や学年をいうのではなく、入学年を言うことが普通なんだそうです。
韓国の大学生活の中でのあるあるとしては、韓国の男子大学生と知り合って、同学年だ!と盛り上がっても実は2歳上のお兄さんだったり、1学年下の後輩だと思って接していたら実は1歳上だったりすることが度々あり、気づいた瞬間は若干気まずい気持ちになります笑。女子の友達に聞いてみても、多くの同い年の男子は学年が下で、同じ教室の男子はその多くが年上のお兄さんということは当たり前のことだそうなので、日本人からすると不思議な感覚ですよね。
スカジャンで大学愛を示す⁉
みなさん、韓ドラなどで、大学の名前が書いてあるスカジャンのようなジャンパーを着ている大学生を見たことがありますか?あのジャンパーは과잠(クァジャン)と呼ばれるもので、학과 잠바(学科ジャンパー)の略なんです。韓国に来てとても驚いたことの一つが、街中で各大学のクァジャンを着ている大学生がとても多い!ということです。
クァジャンは大学によって、それぞれのイメージカラーのものがあり、多くの場合学校名やロゴが大きく入っています。私が現在留学している高麗大学はイメージカラーが赤色なので、赤色のもの(크잠)が1番メジャーなのですが、他にも黒色のものやグレーのものなど、カラーバリエーションがあります。さらに学期ごとに若干デザインの違う新しいものが売られているらしく、キャンパスの中で学生が着ているクァジャンをよく見てみると、同じ高麗大学のクァジャンでも少し色味が違ったり、デザインが違い、とても面白いです!
正規で高麗大学に通っている学生は入学時に学科ごとのクァジャンの申し込みの機会があるらしく、友達によると「9割以上の学生が持っていると思う!周りで持っていない人を見たことがない」そうです。日本にも大学名の入ったパーカーやトレーナーがある大学もあると思いますが、学生の所持率は韓国の方が圧倒的に多いと感じます!授業を受けていても、毎日半数近くの学生が着ていると感じます笑
電車に乗っていたりソウルの他の街でも様々な大学のクァジャンを来て歩いている学生をよく見かけるのですが、日本では自分の大学の服を来て街中を歩くというのは少しハードルが高いような気がしていたので、とても驚きました。
この間韓国人の友達と公園に行った際に、他大学の同じクァジャンを来た8人組がいたのですが、それを見た友達が「あれは自分の大学を周りに自慢したい人たちだね…」と言っていました笑。また、別の場面で「学校の近くだったらいいけどクァジャンを着て電車でどっかに行くのは恥ずかしい」と言っている韓国人もいたので、クァジャンというジャンパーの文化が広がっているものの、考え方はやはり人それぞれなのだなと感じました。
就活のための「ガクチカ」をめっちゃ大事にしてる
韓国で大学生活を送っていてよく感じることのもう一つが、스펙(スペック)という、日本の「ガクチカ」のようなものの重要さです。
韓国では受験競争、就活競争が熾烈だというイメージを持っている人も多いかと思いますが、韓国に来てその熾烈さをとても実感しています。韓国には「in Seoul」という言葉があり、その定義は人によって違うものの、基本的に韓国の中でもソウル市内にある大学のことを指します。ソウル市内にある大学は競争率が高く、就職も有利なため「in Seoul」を目指す受験生が多いそうなのですが、近年は「in Seoul」の大学に通っていたとしても、その中でもトップの大学に通っていないといい就職先を見つけることが困難になってきているそうです。
そこで大学生にとって重要になるのが、日本の「ガクチカ」に当たる스펙(スペック)なんだそうです(若干指している範囲が異なりますが)。韓国に来てとても驚いたことが、サークルやプログラムに参加した後に、スペックのためにその修了証をもらうことがとても重要だということです。私は日本で文化系のサークルに所属したり、交換派遣プログラムやフォーラムにいくつか参加したことがあるのですが、そういった活動に参加しても修了証をもらうという文化や、もしもらうとしてもそこまで修了証を重んじる風潮はなかったように感じます。ですが現在韓国でサークルや学生団体に参加していて、韓国の大学生にとって「修了証をもらう」ということが本当に重要なんだなと感じます。
스펙のために修了証を獲得するということを大きな目的の1つにサークル活動をしている人も多く、修了証授与の際には一人一人時間をかけて写真を撮影しているシーンをよく目にします。日本でも大学生にとって就活のためのガクチカはとても重要ですが、韓国でも重要なんだなと感じました。
まとめ
今回は韓国の大学で学生生活を送っていて感じたあるあるを3つ紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?年齢の感覚だったりクァジャンの存在について、韓ドラを観たり韓国に旅行に行かれる際はぜひ意識してみてください!
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文・写真:Kohei
編集:マイナビ学生の窓口編集部 ろみ































