就活の適性検査と筆記試験の違いは?重要度を徹底解説!【対策リンクあり】
就活の適性検査と筆記試験。よく言葉は聞くけれど、実際の違いがあまりわからない……という人も多いのではないでしょうか。今回は、両者の違いと重要性をご紹介します。「難しい」といわれるポイントを知り、しっかりと対策していきましょう。
就活の適性検査と筆記試験の違いとは?
適性検査と筆記試験は混同しやすいですが、似て非なるものです。筆記試験はその名の通り、筆記で行う試験で、主に「言語(国語など)」「非言語(数学など)」「性格検査」にわかれています。基本的には、一般常識といわれる数学・国語・英語などの試験を行い、基礎能力を計ります。
最近ではWebテストを行う企業も増えてきていること、そして性格検査を含んだ試験が多くなってきていることもあり、これらをまとめて適性検査と呼ぶ場合もあります。つまり、2つの言葉は同じ意味で使われることも多いのです。
加えて、性格検査のことのみを指して適性検査と呼ぶ場合もあるため、試験を受ける際には必ず詳細を確認するようにしましょう。この記事では「適性検査=性格検査」「筆記試験=言語・非言語の能力試験」と定義して、進めていきます。
事前に適性検査の目的と重要度を知っておこう
「適性検査=性格検査」を受ける前に、その目的と重要度を説明します。
適性検査は、受検者の性格や人柄が自社に合っているのかどうか、面接では判断しきれない部分を補うために行うものです。通常はいくつかの質問を通じ、その人がどのような志向を持ち、どのような職種や組織にむいているのかどうかを調べます。
就活適性検査の難しいポイントを解説
就活の適性検査では、対策をしすぎたり、自分をよく見せようとして嘘をつくと、自分の性格傾向とは異なった人物像を提示し、かえってマイナスになる可能性が高くなります。テストの中には、同じような設問を繰り返すことで、回答の矛盾を探す機能もあるのです。
会社側は、あなたに向いた職種・職場を提案し、お互いが気持ちのよい関係を維持しながら、長く働いて欲しいと考えているはずです。入社後に、ギャップが生じてしまう可能性が無いように、テストの際には正直な回答を心掛けましょう。
まとめ
今回は、就活の適性検査の目的・重要度と難しいポイントなどをご紹介しました。適性検査を受ける際には、自分をよく見せようと思わず、正直に取り組むのがポイント! 自分に合った環境で働いたほうが、パフォーマンスもよく、仕事も楽しめるはずですよ!
まるっと分かる!『就活の適性検査』
・高下 真美(たかした・まみ)
<新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て退職。現在は企業の採用HPインタビュー・執筆、就職・転職ノウハウ記事を執筆するフリーライターとして活動中。