近大生がレポート!リニューアルした藤田美術館が美術館の常識を覆していた! #学窓ラボ

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こんにちは。学窓ラボの市松(近大3回生)です。学生ライター大阪担当として、大阪府のあれこれをレポートしていきます。

今回は大阪府にある美術館についてです。都心からアクセスも良く、Instagramでもよく見かける藤田美術館に行ってきました!全く新しい作品の魅せ方をしていてとても感動しました。その様子をレポートします!

藤田美術館について

明治に活躍した実業家、藤田傳三郎のコレクションを所蔵した美術館。老朽化のため2017年から休館していましたが、2022年4月にリニューアルオープンしました。

公式サイトによると、藤田美術館のコレクションは、明治時代に活躍した実業家、藤田傳三郎と、息子の平太郎、徳次郎によって築かれました。明治維新を機に、文化財の多くが海外へ流出したり、国内で粗雑に扱われたりすることに危機感を覚えた傳三郎が決意して収集に乗り出したもの。その美術品への想いを受け継ぎ、「これらの国の宝は一個人の私有物として秘蔵するべきではない。広く世に公開し、同好の友とよろこびを分かち、また、その道の研究者のための資料として活用してほしい」と、1954年に藤田美術館を開館させたのだそうです。

藤田美術館は定期的に展示物のテーマが変わる美術館です。公式サイトに年間スケジュールが出ているので気になる展示物があるタイミングで観に行くのも良いと思います。私が行ったのは2023年12月なので「おとなの絵巻 妖」「山と言えば富士?」「護る」の3つがテーマでした。

いざ、美術館へ

大阪城北詰駅3番出口からすぐなので道に迷わず到着できました。外観は透明でショーウィンドウのよう。リニューアルオープンしたということで清潔感があり、今どきの美術館だなという印象を受けました。

コインロッカーがあるので荷物が預けられます(小銭が返ってくるタイプ)。窓口がなく、スタッフに声をかけてその場でチケットを購入しました。作品の説明はスマホで見ることが出来ます。フリーWi-Fiがあり、スタッフがQRコードを見せてくださるのでパスワードなどを打たずにスムーズにWi-Fiにつなぐことが出来ました。

いざ木製の自動ドアを通り美術館に入場。入ってすぐに 「色を 線を 形を 質感を じっくり時間をかけて眺める」と書かれていた通り、全体的に照明が暗く、展示物の照明は明るく設定されているので展示物をひとつずつじっくり眺めて楽しむことが出来ます。ただし足元には注意!

私は、美術館の作品の見せ方はワンパターンだと思っていました。大抵の場合全体的に白を基調としていて、ショーケース内に作品が展示され説明が添えられているイメージです。しかし藤田美術館では通路は基本黒、暗くて自然と作品に目がいく展示スタイル。外の光は完全に遮断されて、違う世界に来たかと錯覚してしまうほどです。お陰で時間を忘れて作品に没入できました。

ショーケースのガラスはぶつかりそうになるくらい透明感があり、少し距離はあるものの作品の細かなところまでじっくりと見ることが出来ます。

展示物は全て撮影可能でした。レポートをまとめながら写真を見返していますが、やはり美術館で実物を見る方が展示物の質感や線をじっくり楽しめたなあ、と思います。写真に収めて満足、と思っていましたがまた観に行きたいと思っている自分がいます。

ぜひ没入体験を味わってほしいです。

完全キャッシュレス決済!デジタル化が進んでいる近未来的美術館

完全キャッシュレス決済を目指しているとのことで、QUICPayや交通系ICカードを準備していくととてもスムーズです。レシートや領収書はSMSで送られてくるタイプでした。最近は色々なところでキャッシュレス決済が進んでいるものの、完全キャッシュレスは初めての体験。私は日頃から物を持ち歩きたくないのでとても理想的で、デジタル化が進んでいる近未来的美術館だな、と感じました!

ちょっと一息、あみじま茶屋

藤田美術館に併設しているあみじま茶屋で団子(しょうゆ・あん)とお茶のセット(税込500円)をいただきました。こちらも非接触決済推奨です。お茶は煎茶・番茶・抹茶から選ぶことができて、目の前でたててくれます。

茶碗は様々な種類があり、どれも全て作家さんの作品だそう。作品に触れながら一休みできる素敵な場所でした。茶屋だけの利用も可能なので、散歩の途中や通りかかった時にひと休憩するのに最適だと思います。

旧藤田邸庭園も隣にあるので、是非散策してみてください!季節によって植物が違うのでいつ行っても楽しめます。入場料無料です。

藤田美術館

住所 〒534-0026 大阪市都島区網島町10番32号(JR東西線大阪城北詰駅3番出口すぐ)
開館時間 10:00~18:00(予約不要)
入館料 1,000 円(19 歳以下無料)

公式サイト:https://fujita-museum.or.jp/


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