メキシコ・プエブラ州に1年間語学留学をしたKatalinaさんのリアルな留学ライフをレポート！～基本情報編～ マイナビ学生の窓口『study abroad report』
これから海外留学をする方、検討している方に向けて留学先のリアルな情報をお届けする『study abroad report』。
今回はメキシコ・プエブラ州への留学を経験した大学生Katalinaさんから情報をレポートしていただきました。本記事ではKatalinaさんの留学に関する基本情報をお届け。どんな風に留学先を決めたのか？実際の生活スタイルは？などなど、留学前に知っておくとタメになるリアルな内容となっています。
レポートしてくれるのはこの人
Katalinaさん
スペイン語力の向上とメキシコの歴史・文化に興味があったことをきっかけに、メキシコ・プエブラ（Puebla）の大学「Benemérita Universidad Autónoma de Puebla」へ留学を経験した大学生（神田外語大学に在学中）。 滞在期間は1年間。最初の5カ月は1人暮らし、その後7カ月間はシェアハウスに住んでいたそう。
Instagram：@haruka.mx
留学先を知ったきっかけ、留学を決めたタイミング
ーいつ、どうやって留学先を選んだの？
留学を決めたのは大学入学を決めた時でした。高校生の時から大学生になったら留学したいという思いがあったため、留学制度が充実している大学を選びました。
しかし入学した年から新型コロナウイルスによるパンデミックになり、留学の夢を諦めないといけないかなと思っていたのですが、2年生の後期に入ってから次年度(3年の後期)の派遣が実施されるかもしれないということで、選抜試験などのために準備したり、実際に先輩方の留学レポートを読んだりして留学先候補の大学を調べるようになりました。
留学先での生活について
1日の過ごし方～授業がある日編～
1日の過ごし方～授業がない日編～
滞在先の生活環境
ー住環境について詳しく教えてください。
●洗濯機・冷蔵庫・ベッド・食卓テーブル・クローゼット有りの住まいです。
→これらは住む家によって異なるので家探しをする際に確認する必要があります。足りないものは自分で買わなければなりません。（私の場合は電子レンジを買いました！）
●どの家も基本的に浴槽はなく、シャワーのみのことが多いです。
ー持って行って役立ったものは何ですか？
メキシコの薬は日本のものよりも強いものが多いので、自分に合った常備薬やその他症状に対応できる薬を持って行くと安心です。
ー大学までの移動はどんな手段を使っていますか？
歩き、またはバスです。
ーネット環境を整えるためにどんなツールを使ったり対策をしていますか？
SIMはTelcelを契約しました。Wi-Fiは家賃に含まれていました。
ー生活で困ったことはどんなことですか？
バスがなかなか来ないことです。時刻表もルートが載っている地図も無く、初めはバス停がどこなのかもわからず困りました。
ー生活で困ったとき相談する場所・人はいる？（どんな人に相談している？）
主に家族や留学仲間に相談を共有していました。学校や授業のことについてはメキシコ人の友人や留学先の大学で日本語を教えている日本人の先生に頼ることができました。
留学をして自分自身が一番変わったところ
ー留学をして一番変わったところや、成長したと思うことは何ですか？
ネイティブスピーカーに囲まれる生活を経験したことで、スペイン語でコミュニケーションを取ることが億劫にならなくなりました。文法や発音を気にするよりも先に、自分のボキャブラリーの範囲で言いたいことをどうにか伝えようとする工夫ができるようになり、留学後4〜5ヶ月目くらいからはクラスメイトや友人に“成長してきたね！”と言われることが増えました。留学を終えて改めて振り返ってみると、自分でも成長を感じられる1年間になったと思います。
日本では大学卒業後に就職できるように就活をする人が多いですが、メキシコの大学には20代後半〜30代、それ以上年上の人も普通に在籍していました。
一旦社会に出てから勉強したくなって学生に戻ってくる人や、大学を卒業してからも就職せずに自分のやりたいことに向かっていく人も当たり前のようにいるので、改めてこれからの自分の将来について見つめ直すようになりました。
滞在先で気を付けた方が良いこと
ー留学先で自分の身を守るために気を付けていることはありますか？
一番被害に遭いやすいのはスリで、同じく留学していた日本人も実際に被害に遭っていました。旅行先やパーティー、人が多く集まるイベントなどに参加するときは所持品（特にスマホや財布）はズボンのポケットに入れることはせずに肌身離さず持ち、十分気をつける必要があります。
スマホは基本的に外ではカバンから出さないようにし、マップや調べものをしたいときは必ずスマホショルダーやストラップを使って自分の体と繋いでおくようにした方が良いです。特にiPhoneは高価で狙われやすいので、Appleのマークが隠れるケースを使う、古い機種を使う、最新機種を持っているのであれば現地で安価なスマホを買ってそちらを普段使いする、といった対策をあらかじめとっておくと良いと思います。
また、現金は最小限の金額しか持ち歩かず、銀行で引き出した後は特に気をつけてください。銀行内で現金と財布をかばんにしまってから道路に出るようにしましょう。
日が暮れて暗くなってきたら一人で外を出歩かないようにしてください。（現地では特に“女の子は注意しなさい”と言われます。）日中はバスを使ってもいいですが、暗くなったら費用が高くても移動にはUberを使うようにした方が良いです。また、日夜問わずなるべく人通りの多い道を選んで歩くように心がけてください。
バスジャックに遭った時のためにいつも使っている財布の他に、ダミーの財布もかばんに一緒に入れて持ち歩くこともお勧めします。
これから留学をする学生のみなさんに伝えたいこと
様々な文化に触れることで新しい発見や新たな視点が生まれ、世界がパッ！と広がります。留学準備や渡航してからすぐは特に、大変なことや辛いこともあると思いますが、きっと乗り越えられると思います。それ以上に楽しいことや嬉しいことがたくさん待っているのでぜひがんばってください！
文・写真：Katalina
編集：マイナビ学生の窓口編集部 ろみ
