え、これカラオケですか? ジャジャーンカラ京大BOX店に行ってきた #学窓ラボ
こんにちは!学窓ラボのふなっぴ(京大2年)です。学生ライター京都担当として、京都のおすすめをレポートしていきます!
突然ですが、みなさんは「カラオケ」は好きですか? 空きコマにカラオケを楽しむ人もいることでしょう。それでは、みなさん行きつけのカラオケ店の部屋を思い出してみてください。多少の違いはあれども、大体内装はどこも同じではないでしょうか。
しかし京都大学の最寄りのカラオケ店は違います。京大の学風のごとく、カラオケ店も自由な時代です。今回はどのカラオケ店よりも個性的であろう「ジャジャーンカラ京大BOX店」を紹介します。
目次
・ まずは外から見てみよう
・いざ店内へ
・いよいよ部屋へGO
・ジャジャーンカラ名物フードを食らう
・まとめ
まずは外から見てみよう
京都市バス百万遍から徒歩2分、百万遍の交差点を北上したところにそれはあります。他の店と上手い具合に溶け……こんでるんですかね?よくよく見たら「なんやあれ?」となりそうです。拡大してみると「安心サあビス」の文字が。なんか怪しい……。一発でカラオケボックスだと見抜ける人は少なそう。
周りのものを見てみましょう。最近はバーベキューができるようになったみたいです。
ここでようやくカラオケボックスだという明らかな証拠が出てきました。料金は別に普通のカラオケボックスと大差ないでしょう。
と思ったのですが。なんだこの説明書きは。人間じゃない客も来るんですかね……。
こんなご飯があるらしいです。前者2つは美味しそうですがカレーはどうなんだろう。
大体カラオケボックスって透明な自動ドアで外から中の様子が見えるイメージがありますが、分厚いドアで閉ざされています。初めての人は入りづらそう。あとドアの近くに立つと謎の音が流れました。
いざ店内へ
勇気を出してドアを開けてみると……なんじゃこりゃああ
いやもう理解の範疇を超えてますね。 客層としてはほとんどが若者で、シニアや家族連れは全くと言っていいほどいなかったです。おそらく京大生が中心ではないでしょうか。聞こえてきた歌声は男性がほとんどでしたが、女性の姿も見かけました。
部屋を使うにはタッチパネルを操作します。店員は立っていません。コミュ症にはうれしいシステム。
ちなみに、これから紹介する個性的な部屋を利用したいのであれば、「コンセプトルームを選ぶ」を選択しましょう。実はすべての部屋が特別というわけではなく、全30室中コンセプトルームは14室。特別な部屋にしたい場合は指定する方が確実です。また、昼以降は混雑しやすいので「この時間に歌いたい!」という希望があれば、アプリから予約することをおすすめします。
ダーツもできるようです。時間が余ったらやろうかと思っていましたが結局やめました。まあ、そもそもダーツやったことすらないんですけどね。
部屋のドアが空いていたので撮ってきました。この部屋はヒトカラにピッタリな「一発撮り風ルーム」です。私も以前使ったことがある、お気に入りの部屋です。4室あります。
ここまでが1階です。1階だけでも情報量過多ですが、2階に上がっていきましょう。
2階には京大の二次試験の日に現れた像が飾られています。気になる人は「折田先生像2021」でググるとよいでしょう。
他にタテカンなど。見覚えのある顔だ。
カラオケ料金は時間制でもフリータイムでも飲み放題込みなので、ドリンクバーが使えます。
外のポスターでも紹介されていた通り、屋上でバーベキューができるようになったみたいです。ですが訪問日は生憎の雨。濡れないようにサッと撮った写真で失礼します。
いよいよ部屋へGO
部屋に入る前でも十分満足できる内容でしたが、まだまだここからが本番です。 今回予約したのは210号室「京大生のたまり場ルーム」。京大寮生とコラボした部屋のようです。靴を脱いで上がります。
至る所に落書きが。振り返ってみるとドアにも。
エアコンにまで。エアコンはちゃんと動くのでご安心を。
隅っこに炊飯器。床に直置きすな。横の本棚には熊野寮のパンフが置いてありました。
漫画がいっぱい。漫画喫茶のように利用するのもありかも?漫画の棚にマルクス資本論。なんとも京大生らしい。
アコースティックギター。ちゃんと弾けます。
たぶん座って叩くスタイルの楽器。いい感じの音が鳴ったので。
机はこんな感じ。何やらノートがありますね。
なんの計算をしていたのだろう。
急にどうした。
ゆるい絵柄がじわじわくる。
ノートを見ていると兵庫県の大学生や、さらには北海道から来た大学生までいました。ジャジャーンカラは京大生のみならず全国の人々から愛されているのですね。
ジャジャーンカラ名物フードを食らう
そろそろお腹が空いてきたので昼食をとります。テーブルにあるメニューを広げてみましょう。 かすうどん(660円)とか、スパイスカレー(880円~)とか、 ナポリピッツァ(590円~)とか。
ピザではなくピッツァというあたり本格感がありますね。 あとスイーツとか、 普通のメニューもありました。
さて、数あるメニューの中でも最も注目を集めているであろうメニュー群がこれ。
さっそく食べ物の色じゃない。正直食欲をそそられないです。 だがここに来たからには食わねば、ということで「唐揚げ緑だれ味(330円)」と「シンガポールチキンライス(880円)」を注文します。
フードメニューは専用のタブレット「ジャンたっち」から注文します。毒々しい色のシリーズがしれっとおすすめになっています。
15〜20分くらいして部屋に運ばれてきました。
これが唐揚げ。美味しそうに見えますね。ソースがなかったら。
外はさくっと、中はジューシー。要するに、見た目とは裏腹においしいです。緑だれの正体は馬鹿舌なのでよくわかりませんでしたが、唐揚げとよく合っていました。
こちらがシンガポールチキンライスです。 下にご飯があって、上にチキン、野菜、ソースが入っています。スープもついてきました。
具材を乗せてみるとこんな感じ。あんまり映えておりませんがご了承ください。
シンガポールチキンライスはソースを半分くらいしか入れていなくてもかなり辛かったです。様子を見ながら追加していって正解でした。 スープは薄味ですがチキンライスの味がしっかりしているのでちょうどよいくらいでした。
まとめ
みなさん、お気づきになられたでしょうか。 私、ここに来て一曲も歌っておりません。部屋を物色してご飯を美味しく頂いていたら1時間半が経過しておりました。部屋に入って真っ先に昼食を選んでいればもう少し時間的余裕ができたかもしれません。でも突っ込みどころの多い部屋だからしょうがないよね。 ちなみにちゃんと歌えるのでご安心を。京大生の溜まり場ルームにあるのはジョイサウンドです。他の部屋にはライブダムもあります。
ジャジャーンカラは見るだけ、食べるだけでも楽しめる!
はい、これが最大の結論です。一曲も歌わずとも大満足でした。友達に誘われて来たけど音痴だから歌いたくない、という人におすすめです。部屋のものを触っているだけでも楽しいので。
京大の近くに来る予定があったら、ジャジャーンカラにもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■営業時間:10:00〜5:00
■料金
昼~19時/30分:190円~
昼フリータイム:1,020円~
夕方フリータイム:1,360円~
夜/30分:350円~
夜フリータイム:1,650円~
深夜フリータイム:1,330円~
※いずれの時間帯もドリンク飲み放題
※平日・週末 同一料金
※詳しくはお店のHPをご確認ください
■予約方法
電話:070-2274-9711
web:こちら
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〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町29 (受付:1F)
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