履歴書に記載してもいい「TOEIC® L&R」のスコアは何点!? #Z世代Pick
こんにちは!リリースピッカーのゆうです。TOEICの点数・・・何点から書いたらいいのか確かに気になります!
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日本でTOEIC® Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、23〜39歳のTOEIC® Testsの受験経験のある男女500名と日本の企業で人事・採用を担当している23〜49歳の男女500名を対象に、TOEIC® Testsの点数とキャリアの関係性にまつわるアンケート調査を実施。
※「TOEIC® Tests」は、「TOEIC® L&R」と「TOEIC® S&W」の総称です。
「TOEIC® L&R」は「TOEIC® Listening & Reading Test」、「TOEIC® S&W」は「TOEIC® Speaking & Writing Tests」の略称です。
<SUMMARY>
1. TOEIC Tests受験者が考える「履歴書に記載してよいTOEIC L&Rスコア」の最多は700点以上。一方で「キャリアアップに成功したと実感している受験者のスコア」の最多や、「人事が評価するスコア」の中央値は600点以上に。 2. 受験者が考えるTOEIC Tests受験のメリット第1位は、「就職やキャリアチェンジなどに直接的に繋がる」という結果に。 3. 4技能すべてで平均以上のスコアを取得することも人事から高く評価されることが判明。 より高いスコアの取得でキャリアの選択肢が広がるが、同様に、「聞く・読む・話す・書く」4技能の英語力を示すことも重要という結果に。 |
1. TOEIC Tests受験者が考える「履歴書に記載してよいTOEIC L&Rスコア」の最多は700点以上。一方で「キャリアアップに成功したと実感している受験者のスコア」の最多や「人事が評価するスコア」の中央値は600点以上に。
23〜39歳のTOEIC Testsの受験経験がある男女500名に聞いたところ、「履歴書・職務経歴書・社内のプロフィール等に記載してもいい」と思う「TOEIC L&R」のスコアは700点以上という回答が最多に。
一方で、TOEIC Tests受験経験者のうち「希望する企業への就職や希望部署への配属など、キャリアアップやキャリアチェンジに成功した」と回答した266名の実際に記載した「TOEIC L&R」スコアは600点~700点との回答が最多に。さらに、人事担当者500人が回答した実際に評価するスコアの中央値は600点以上という結果になりました。
「TOEIC L&R公開テスト」の過去3回の平均スコアは601.2点※であることから、TOEIC L&Rは高いスコアだけでなく平均スコアであってもキャリアアップやキャリアチェンジには十分に目指せるということが判明しました。 ※ TOEIC L&R公開テストの過去3回の平均スコアは、591.9点(第303回)、601.3点(第302回)、610.4点(第301回)。
一方で、全体の8割以上の受験者が「TOEIC L&Rで高いスコア(700点以上)を獲得している人」の方が、「キャリアの選択肢が広がると思う」と感じているという結果もあり、平均点であってもキャリアアップやキャリアチェンジには効果的であるものの、より選択肢の幅を広げたいという方は高スコアを目指すことがおすすめ。
2. 受験者が実感したTOEIC Tests受験のメリット第1位は「就職やキャリアチェンジなどに直接的に繋がる」という結果に!次いで「英語学習のモチベーション向上」が第2位に。
英語力向上を目指す人が受験することも多いTOEIC Testsですが、受験者が実感した受験のメリットについて尋ねたところ、全体の半数以上が「就職やキャリアチェンジなどに直接的に繋がる」と回答したことが分かりました。また、英語力を測る試験のメリットとして挙げられることが多い「英語学習のモチベーション向上」は第2位という結果に。
この結果から、英語力向上や英語力の把握に活用できるTOEIC Testsがキャリアアップやキャリアチェンジにも複合的な効果をもたらす可能性が非常に高いことが明らかになりました。
3. TOEIC L&Rや TOEIC S&Wのそれぞれの項目で高いスコアを取得することだけではなく、
4技能すべてで平均以上のスコアを取得することも人事から高く評価されることが判明。
一方で、まだまだ多くの受験者がTOEIC S&Wなどの「話す・書く」英語力の測定に至っていない現実も。キャリアの選択肢を広げるなら、「聞く・読む・話す・書く」4技能の英語力を示すことが重要。
TOEIC Testsには、「聞く・読む」英語力を測定するTOEIC L&Rと「話す・書く」英語力を測定するTOEIC S&Wの2種類がある。
「受験者の多くがTOEIC L&Rを受験しているが人事の評価ではTOEIC S&Wは重視されていないのか?」という疑問を明らかにするために、今回の調査では(1)TOEIC L&Rの高スコア(8割以上)(2)TOEIC S&Wの高スコア(8割以上)(3)TOEIC L&R・TOEIC S&Wの両方で平均以上のスコア(6~7割)の3つのパターンのうち、人事担当者が最も評価したいと思う人材を尋ねました。
その結果、(3)「TOEIC L&RとTOEIC S&Wの両方で平均以上のスコア(6~7割)を取得している」と回答した人が最も多い結果になりました。
一方で、まだまだ多くの受験者がTOEIC S&Wなどの「話す・書く」英語力の測定に至っていない現実も。
TOEIC L&RとTOEIC S&W、2つテストを通して「聞く・読む・話す・書く」の英語4技能をバランスよく身につけることも、キャリアの選択肢を拡大するための第一歩として重要であることが分かりました。
また人事担当者500人のうち、評価時に「TOEIC Tests受験歴がある方」に対して「ポジティブな印象」を持つと答えた人は全体の7割以上という結果も。TOEIC Testsで4技能すべてで平均以上のスコアを取得することは評価されつつも、まずは受験してみてスコアを活用するだけでもキャリアアップ・キャリアチェンジに効果を発揮することが分かりました。
■まとめ
今回の調査から、TOEIC Tests受験者が考える「履歴書に記載してよいスコア」とキャリアアップに成功した受験者が記載したスコア、また人事担当者が実際に評価するスコアとの間には100点もの差があり、高いスコアがキャリアの選択肢を広げる一方で、多くの人が考えるほど高いスコアを取らなくても社会では評価されるということが明らかとなりました。
同時に、TOEIC Tests受験者の多くは英語力向上だけではなく、キャリアへの好影響をメリットとして実感していることも明らかになりました。
また、人事担当者のリアルな意見から、採用や昇進、海外異動などにおいて「聞く・読む・話す・書く」の4技能すべてで平均以上のスコアを取得することが最も評価されやすいということが明らかになった一方で、まだまだ多くの受験者がTOEIC S&Wなどの「話す・書く」英語力の測定に至っていない現実も明らかに。
採用活動の際に、英語力を評価する材料としても重視されているTOEIC Tests。英語力に自信がなく敬遠していた人もいるかも知れませんが、平均的なスコアを獲得できれば、キャリアアップやキャリアチェンジに効果的だということがわかりました。来年こそ、あなたの「なりたい未来」に向かって動き出そうと考えているなら、まずTOEIC Testsを受験することから始めてみてはいかがでしょうか。
■調査概要
調査名:TOEIC Testsキャリア調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2022年10月5日~10月11日
調査地域 :全国
調査対象:1)23〜39歳/TOEIC Tests受験経験のある会社員(500名)
2)23〜49歳/企業の人事・採用ご担当者(500名)
サンプル数:1,000サンプル(500サンプル×2層)/男女均等
※IIBC調べ
編集/ゆう(学窓ラボメンバー)