【第18回出版甲子園決勝大会グランプリ】『今昔気象物語』企画・沼咲なぎさんにインタビュー!

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出版甲子園って何!?

こんにちは!出版甲子園実行委員会です。
出版甲子園とは、「学生による、学生のための出版コンペティション」です。
私たちは、この大会を通して全国の学生からエッセイ、実用書などのジャンルで本にしたい企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしています。これまでに出版甲子園を通して、計41冊の本が世に送り出されました!

出版甲子園について詳しく紹介している、
こちらの記事「【11/27 観覧募集!】第18回 『出版甲子園決勝大会』」も合わせてご覧ください。

決勝大会閉幕

2022年11月27日(日)に、新宿のミライナタワーで第18回出版甲子園決勝大会が開催されました。

数多くの企画の中から、三度の審査を経て見事グランプリに輝いたのは、
『今昔気象物語』沼咲なぎさんです!

沼咲さん、おめでとうございます!

決勝大会でおこなわれたグランプリ・準グランプリを決めるパネルディスカッションでは、
「文理の壁を壊したい」と力強く語った沼咲さん。

今回は、決勝大会を終えた沼咲さんにインタビューをおこないました!


グランプリ受賞、おめでとうございます

インタビュアー:グランプリを受賞したのときのお気持ちをお聞かせください。

沼咲さん:
とても驚きました。まさか自分がグランプリを頂けるとは思っていなかったので、グランプリで自分の企画名が耳に入ったときは、信じられない気持ちでした。そのため最初は全く実感が湧かず、賞状やトロフィーをもらい、色々な方から「おめでとう」の言葉を頂いて、じわじわ嬉しさが湧いてきました


インタビュアー:出版甲子園に応募しようと思ったきっかけをぜひ教えてください。

沼咲さん:
生協で配布されていた出版甲子園のチラシを見たときに「応募してみよう」と思いました。
当時学部4年生だった私は、「古典も気象も面白い、合わせるともっと面白い」ということが、「文理の固定観念」という壁に阻まれ上手に伝えられないことに悩んでいました。
そんな時にチラシを見て「本だったら伝えられるのでは?」と思ったことがきっかけです。

私は子どもの頃、百人一首カルタをしたり空を見たりすることが好きでした。今思うと子どもの頃の経験から古典と気象への興味がいまも続いているのだと思います。
ただ、興味を持った分野が「文系」「理系」に分類されてしまったため、高校のときの文理選択では非常に悩みました
大学では教育学部に入り、理科と国語の教員免許を取ることで、「文理」の垣根を超えた面白さを伝えたいと思っていました。

しかし、自分が想像していたよりも文理の分類は社会に根付いており、これらの面白さを伝えるスタートラインに立つことも難しいのだと気づいた時、とても悲しい気持ちになりました。
そのため、自分の伝えたい想いを本にできるチャンスがあるという出版甲子園を知り、そのスタートラインに立てるのではないかと思い応募しました。



インタビュアー:出版甲子園実行委員会には、夏におこなわれた二次審査を通過した10企画に約2名ずつの担当がつき、企画のブラッシュアップのお手伝いをさせていただく制度がありますが、どうでしたか?

沼咲さん:
とてもいい制度でした。自分の企画とずっと向き合っていると、自分の言いたいことがきちんと伝わっているのかわからなくなってしまい、担当者の方々から客観的なご意見を頂けることがとてもありがたかったです。


決勝大会について

インタビュアー:決勝大会までの審査とは異なり、決勝大会では現役の編集者の方々が企画の審査をおこないました。審査員のコメントについてはどう思いましたか?

沼咲さん: ポジティブなご意見が多く、嬉しく思いました。また、現役編集者の方々の「出版するなら」という視点から、自分の企画を見ていただくことができて、そして現段階で足りていないものをご指摘いただけて、とても勉強になりました。貴重なコメントを頂くことができて嬉しいです。



インタビュアー:決勝大会まで三回にわたる審査(企画書・プレゼン)は、すべてオンラインでおこないました。そんな中、決勝大会は、対面での開催となりました。審査員を目の前にしてプレゼンをするというのはとても緊張することだと思いますが、どうでしたか?

沼咲さん:
自分の想像よりも多くの現役編集者の方々が目の前にいらっしゃって、プレゼンが始まる直前まで緊張していました。

しかし、プレゼンを始めてしまうと時間はあっという間で、質疑応答では編集者の方々と直接意見交換をするという貴重な経験ができました。最終決戦はパネルディスカッションという形式だと聞いていたため、もっとバチバチとした討論会のようになるのかと少し怖く思っていたのですが、終始穏やかな雰囲気でした。

「学生が本を出版すること」について改めて考えながら、自分の中にある「本にしたい」という想いを言葉にして伝える機会を頂けてよかったなと思います。

また、他の企画者さんと直接お話をすることができ、とても刺激になりました。企画を思いついたきっかけや普段どんなことをしているのかなどの様々なお話をきくことができて、とても楽しかったです。決勝大会中ずっと緊張していたのですが、振り返るととても楽しい時間を過ごせたなと思います。



以上、第18回出版甲子園決勝大会グランプリ『今昔気象物語』沼咲なぎさんへのインタビューでした!

あらためて、沼咲さん、出版甲子園にご応募いただき、ありがとうございました。

そして、グランプリ受賞おめでとうございます!


第18回出版甲子園決勝大会結果

グランプリ『今昔気象物語』沼咲なぎさん

準グランプリ『行動経済学でスポーツの常識を小突く』今泉拓さん

ゲスト賞『生き物だけじゃない!生物学の隠された本質』毛防子璃奈さん

学生の商業出版を実現する出版甲子園では第19回の企画募集が1/1に開始!

本屋で見つける、あなたの名前。

ご応募お待ちしています!

Twitter:@spk18th
Instagram:@spk.picaso
HP:http://spk.picaso.jp/
Mail:shuppankoushien@gmail.com 

出版甲子園実行委員会

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【HP】http://spk.picaso.jp/

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