【若い頃から資産形成するメリットは…?】プロに聞く! はじめての『資産形成おどおど(1)』(早く資産形成を始める理由編) #あつまれ!_おどおど学生。 2ページ目
学生のうちに投資経験を積んでおこう
瀧さんに、早いうちからの資産形成を考えている学生にアドバイスをお願いしたところ、
「私自身としては、35歳くらいまでの支出は経験を積むという意味でも大いに価値があると考えています。例えば、運用してお金を増やせたとして、意味あることならパッと使ってしまってもいいと思います。留学や起業、趣味などいろんな経験をしてほしいです。大学生のうちから投資など資産形成を始めても、金額が少ないので、そこまで資産の増減に影響しません。どちらかといえば、若いうちから投資の習慣を身に付けられることの方が大きな財産になるはず。それが早くから投資を学び、経験するメリットだと思います」
とのことです。
解決!! 資産形成おどおど
シリーズ1回目の今回は、「若いうちに資産形成を始める理由」をご紹介しました。瀧さんの話にあるように、若いうちから投資の経験を積めることは大きなメリット。大学生のうちは、「お金を増やす」のではなく、経験という観点で投資など資産形成に挑戦してみてはいかがでしょうか?
教えてくれたのはこの人!
瀧俊雄
株式会社マネーフォワード 執行役員 サステナビリティ担当 CoPA (Chief of Public Affairs) Fintech研究所長
2004年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村證券株式会社に入社。株式会社野村資本市場研究所にて、家計行動、年金制度、金融機関ビジネスモデル等の研究業務に従事。スタンフォード大学MBA、野村ホールディングス株式会社の企画部門を経て、2012年より株式会社マネーフォワードの設立に参画。内閣府 規制改革推進会議専門委員(デジタルワーキング・グループ)、一般社団法人電子決済等代行事業者協会 代表理事、一般社団法人MyDataJapan 理事、一般社団法人Fintech協会 アドバイザー、金融情報システムセンター安全対策専門委員、経済産業省 認知症イノベーションアライアンスWGなどメンバー。
『株式会社マネーフォワード』https://corp.moneyforward.com/
文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
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