新プロジェクト「かき氷de日本全国の旅 ~全国の農家さんと共に~」を始動! #Z世代Pick
こんにちは!リリースピッカーの湯川です。ふわふわ食感のかき氷は寒くなってきた季節でも美味しく食べられます。今回は農家の方々とコラボして作られたかき氷をご紹介します。柑橘系を存分に味わえそうなかき氷。とても美味しそうです。
10月19日から31日までの13日間、長門ゆずきちコラボ商品『ゆずきちとお煎茶』のかき氷を一日限定20食で販売。
FTT合同会社が運営する『茶寮 億万』が日本各地の名産の農産物を現地の農家の方々と連携して商品展開を行うプロジェクト「かき氷 de 日本全国の旅 ~全国の農家さんと共に~」を始動。この企画の第一弾として山口県の農家の方々と共同で『ゆずきちとお煎茶』のかき氷を 10月19日から31日までの13日間、一日限定20食で販売。
『ゆずきちとお煎茶』のかき氷は、雪のように繊細でふわふわ食感が特徴の氷の上に、山口県オリジナルの柑橘ブランドである、「長門ゆずきち」でつくったピューレを添えて仕上げた。
長門ゆずきちのかき氷は、従来の柚子などのかき氷のような「香り」だけでなく、果肉本来の「味」まで感じることができる。甘味、酸味、苦味全てにおいて尖りがなく整っていて調和の取れた逸品を是非。
■長門ゆずきちとのコラボのきっかけ
今年6月に茶寮億万をOPENさせていただき、超有名店から独立したかき氷界の巨匠である江良保正が発案する氷は、果物や野菜など素材そのものの良さをうまく引き出し、芸能人,著名人などの方々にも何度もご来店頂いている。短い期間でリピート来店していただいているファンも多く、1日に約200食以上ものかき氷を提供した事もあるほど多くのお客様に楽しんでいただいた。ファンのお客様の目的は限定氷という形で定期的に変化するかき氷で、常に珍しくもおいしい食材を探し求めている江良のもとにとある青年が話を持ちかけたことが今回のコラボのきっかけとなっている。
「大好きな自分のおじいさんが人生をかけて大切に育ててきた地元の名産である長門ゆずきちの美味しさをもっと多くの方々に知って頂きたい!」と青年の言葉に感化され、今回のコラボレーションを実施する運びとなった。
■茶寮 億万プロデューサー「江良保正」メッセージ
お話をいただいた際の印象は「サポート役の果実」という認識であった。柚子(ゆず)や酢橘(すだち)などの果汁をメインで使用する柑橘類は、果肉を食べた際にクセの強さであったり苦味や酸味が強く残ったりするのでそれらを残さないために甘く煮ようと考えた。甘く煮る工程のなかで、他の柑橘では表現できない果肉自体の「美味しさ」に気付き、全面にソースとして使用しようと決めた。
作り手としても、この時期になると柚子(ゆず)、酢橘(すだち)、香母酢(かぼす)、平兵衛酢(へべす)などの柑橘類でかき氷を作ることがあるが、果肉を食べるという前提で作られておらず種を取るという作業が本当に大変で、ピューレ状にした際に形を綺麗に残すということもなかなかできないが、長門ゆずきちは種がとても少なく果肉がギッシリ詰まっているのでスライスした際に綺麗に表現できるので、作り手としてもうれしい果実だと思う。
試作段階で2枚のせてみたのですが、食べているうちに果肉をもっと推したいと強く思い、今の枚数で提供しようと決めた。果肉自体を甘く煮ても食べた後に口の中に爽やかさが残り、ソースにした際もとても相性が良く美味しい。是非とも皆様に食べて頂けますと幸い。
茶寮 億万プロデューサー 「江良 保正」
Instagram のフォロワー数は1万2千人を超え、かき氷界の有名店にて数十年に渡りかき氷を削り続けてきたその腕は著名人やかき氷ファンの舌を唸らせた。2022年6月には万を辞して茶寮億万を出店し独立。伝統技術の組子で囲まれた上質な和の個室空間で味わう江良のかき氷が反響を呼び、国民的アイドルやお笑い芸人,著名Youtuber,テレビアナウンサー,日本代表アスリートなどが何度も足を運ぶ店舗にまで育て上げた。江良が厳選する旬の野菜・果物を使い研究を重ね作り上げる特別なかき氷『限定氷』はかき氷ファンのみならず老若男女幅広い層からも絶大な人気を誇る。今後の日本のかき氷界を牽引していく1人としてグルメ業界からも注目されている。
■長門ゆずきち 生産者 「中嶋 和朗 さん」メッセージ
妻と自分で長門ゆずきちの栽培を始めて23年が経ちますが、今回のようなコラボは初めてで、とても楽しみです。種がなく、果汁たっぷりの長門ゆずきちをピューレにしたかき氷、私も食べてみたいです。
生産者「中嶋 和朗 さん」
今年で90歳、平成5年山口県職員の定年退職を機に「長門ゆずきち」栽培を始め、今年で23年を迎えている。健康の秘訣は毎日「長門ゆずきち」を2つ絞って飲むこと。「やる気・元気・陽気」の3つの気を大切に、自身の手で1つ1つ見た目や大きさにこだわりながら収穫し、85歳になる妻と2人で手詰めし、全国へ届けている。
■商品展開プロジェクト「かき氷de日本全国の旅 ~全国の農家さんと共に~」について
山口県の長門ゆずきちとの取り組みを第一弾として、今後日本各地の名産の農産物を現地の農家の方々とのコラボレーションを行う。規格外の果物や野菜をアップサイクル化した商品開発にも取り組み、サスティナブルな商品を提供することを目指していく。本プロジェクトでは、一緒に新商品を開発いただけます農家の方々を募集している。ご興味がございましたら、問い合わせフォームにて。
編集/湯川むく(学窓ラボメンバー)