かつて渋谷は茶畑だった!東京のお茶をボトリング CRAFT BREW TEA和紅茶が渋谷で新発売 #Z世代Pick
こんにちは!リリースピッカーのさーこです。東京産のお茶を堪能できるのはめずらしくインパクトも大きいものをご紹介します。
丸七製茶は、10月1日(土)より直営店舗『ななや青山店』にてボトリングティー和紅茶“TOKYO”を新発売!!
■東京とお茶について
東京を代表する渋谷駅は巨大なターミナル駅として、そして駅前のスクランブル交差点の人の多さには誰もが圧倒され、渋谷のサブカルチャーは世界的にも有名になっている。その渋谷駅ができた明治18年(1885年)乗降客はわずか16人しかいなかったと言われ、今では想像もできないほどの寂しさだ。
また、その周辺には茶畑が広がっていたようで、特に今日高級住宅地として名高い松濤はまさに茶畑だったという記録が残っている。
明治初期、日本の2大輸出産品は生糸とお茶であったことは歴史教科書にも記載され多くの人が知るところです。現在の新宿御苑には海外から持ち込まれたお茶が植えられ、紅茶生産の研究が行われていた。また、先述の松濤の茶園のお茶は『松濤』の名で高級茶として流通していたのだ。今では都心の中心地である新宿も渋谷もお茶とは縁のある地域だった。
しかし、東京の発展が進み、現在、東京では茶畑を見ることがない。大都会となった東京にお茶が栽培されているイメージはなくなった。
ところが、東京都内にもまだたくさんの茶園が残っている。広大に広がる静岡の牧之原台地のような茶園はありませんが、埼玉に近い東大和市などにわずかばかりですが点在している。
しかも、合計するとなんと120haもの茶園が残っており、わずかながらも全国の0.06%の生産量を誇っている。(※令和2年農林水産省統計情報部「作物統計」より)
こうした希少な東京産のお茶の中から東大和市にて独自の紅茶製法で人気の木下園さんの協力のもと個性的な和紅茶を厳選し、ボトリングティーとジェラート、チョコレートを作った。国産の紅茶である和紅茶は外国産の紅茶と異なりミルクやレモンを入れないストレートティーとして上品な風味が感じられ、産地も全国各地に増え年々人気が高まっている。
東京のお茶のおいしさをお茶にゆかりある渋谷、駅から徒歩8分の『ななや』青山店から発信する。
■商品のご案内
●CRAFT BREW TEA 『TOKYO』東京都/東大和市 和紅茶(720ml)2,800円(税別)
東京都東大和市木下園製茶工場作和紅茶100%でお茶を作った。紅茶は収穫した茶葉を萎凋と呼ぶ酸化発酵工程を経て作る。亜熱帯で作られる一般的な紅茶とは異なり、国内品種で作られる紅茶は苦渋味成分が少なく穏やかな味わいとなり、萎凋工程を低温でゆっくりと時間をかけて進めるためマスカットに例えられる青く甘い清涼感のある香りが生み出される。
このような香味は緑茶に比べてフルーティーなものとの相性が良く、デザートにも様々な料理とも合わせやすく多様な楽しみ方ができることが特徴。オーソドックスなワイングラスで楽しめる
※賞味期限:冷暗所にて18ヵ月、開封後は冷蔵庫にて保存。
編集/武田さくら(学窓ラボメンバー)