【診断】「恋愛おどおど」さん必見！　あなたの恋愛力をチェック

結婚式・披露宴に招待された場合、これまで一度も出席した経験がないと服装や持ち物、マナーなど分からないことが多いでしょう。どうすればいいか、おどおどしてしまうかもしれませんね。本シリーズ記事では、『NPO法人 日本サービスマナー協会』の中原陽子講師の協力の下、初めて結婚式・披露宴に出席する大学生に向けたアドバイスをまとめています。今回は「マナー」についてご紹介します。

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ご祝儀を渡す際のマナーは？

入れる金額やお札の枚数、水引など注意することが幾つもあるご祝儀ですが、ご祝儀を渡す際にも注意しなければいけないことがあります。

以下に、中原講師に伺った「ご祝儀を渡す際のマナー」をまとめました。

まず、ご祝儀袋はポケットやバッグからそのまま出すのはNG。本シリーズ記事の2本目「持ち物編」で紹介したように、必ず袱紗（ふくさ）に包んで持参しましょう。中原講師によると「紫色の袱紗は慶事、弔事いずれでも使用できるので、あらかじめ準備しておくのがお勧めです」とのこと。布タイプではなく、ケース状になっている「ふくさケース」もあるので、こちらを使ってもいいですね。

ご祝儀を渡す際は、まず「本日はおめでとうございます」と挨拶をします。その後、袱紗からご祝儀を取り出して袱紗の上に載せます。次に、相手がご祝儀袋に書かれた名前が読める向きで両手で渡す、または静かにトレーに置きましょう。その際は「心ばかりのお祝いです」など言葉を添えるのも忘れないように。最後に芳名帳に名前や住所を記帳して受付は終了です。

テーブルでのマナーも意識しよう

披露宴の最中はテーブルでのマナーや振る舞いも意識しましょう。思わぬ失敗をしてしまわないよう、中原講師に「テーブルマナーで注意する点」を伺い、以下にまとめました。

●席の出入り・乾杯

着席、離席時いずれも椅子の左側から。また、乾杯の際はついグラスをカチャンと合わせたくなりますがNGです。グラスを目の高さに上げ周囲の方と目礼を交わします。

●食事でのマナー

カラトリーは外側、デザートは上のものから順に使うようにします。食事途中のナイフ・フォークは八の字、終わりは4時の方向に揃えておきましょう。カチャカチャと大きな音を立てたり、一気に食べたりしてペースを合わせないのもマナーに反します。また、口を拭くときはナフキンを使います。

食事中にスピーチや余興が始まったら手を止めてそちらを向き、スピーチ・余興終わりで戻ってこられたら会釈や拍手で迎えましょう。お酒が飲める年齢の人は、飲みすぎに注意です。

●歓談でのマナー

大声で話さない、背もたれによりかからない、知り合いだけで盛り上がらないようにします。おめでたい席では気分も高揚しがちですが、同席者や会場内の方に不快な印象を与えないよう配慮は必要です。いわゆる「学生ノリ」といわれるような大騒ぎをしてしまうと、他のゲストへの迷惑となります。お祝いの席では控えましょう。

中原講師によると「マナーはもちろんですが、最も大切なことは同じテーブルの方々と楽しくコミュニケーションを取りながら食事をすること。この点を忘れないようにしましょう」とのこと。