「2月のガーデンウェディング」「絶妙にヘタな余興」……正直「失敗だな」と思った結婚式の演出
友人や親戚の結婚式に招待されて、正直イマイチ盛り上がらない演出にうんざりした経験はありませんか? どれほどこだわった式でも、それが結婚するカップルやゲストの雰囲気に合っていないと、「失敗」のレッテルを貼られてしまう可能性があります。そこで、実際に結婚式でイマイチだと感じたことのある演出を社会人男女に聞いてみました。
Q.あなたが参加した結婚式の中で、「これはちょっと失敗だな」と思った演出を教えてください。
■これじゃただの宴会
・中華の回るテーブルの上で出し物をやる。そのテーブルの人に迷惑だった(男性/50歳以上/建設・土木)
・席が決まっていなかった。結局、席に荷物を置かれるとその分座れなくなる人が出てきてしまった(男性/50歳以上/医薬品・化粧品)
せっかくご祝儀を持ってお祝いに来たのに、招待されたのはただの宴会だったという結果は悲しすぎます。やはり結婚式なら席は一人一人リザーブが望ましいでしょう。
■つまらない余興
・仲間内しか盛り上がらない余興。周りは白い目になる(女性/29歳/商社・卸)
・音楽好きが多かったため、皆で楽器を持ち寄り即興で演奏していた。しかし、学生の演奏会的な出来で微妙だった。質が低かった(男性/32歳/電機)
盛り上がるはずの余興も、場にそぐわない内容だと一気にムードが白けます。全員が楽しめない余興は時間の無駄になってしまうことも……。
■新郎新婦の自己満足
・豪華な結婚式で演出など凝っていたが、料理を食べる間がなかった。他のお客さんも料理が進んでいなかった(女性/34歳/その他)
・新郎と新婦の趣味でやっていたバンドを披露していた。曲のチョイスがイマイチであまり周りがついていけてない(女性/27歳/ソフトウェア)
いくら幸せな二人でも、ゲストのことを考えずに自己満足の結婚式をしていいということではありません。ゲストが何を望んでいるのかを第一に考えましょう。
■オフシーズンなのには訳がある
・2月のガーデンウェディング。あまりの寒さに気分が悪くなった(女性/27歳/商社・卸)
・夏の神社での結婚式。やぶ蚊がすごかったが、叩くわけにも掻くわけにもいかず散々だった(女性/28歳/人材派遣・人材紹介)
結婚式にはオンシーズンとオフシーズンがあります。オフシーズンは予約が取りやすく価格も抑えられますが、やはりそれなりの理由があることを理解しましょう。
■空気を読めないゲストの存在
・上司の話が長い。皆、聞き飽きていたから(女性/27歳/商社・卸)
・親戚だけで盛り上がった宴会。内輪ネタで盛り上がっているようで、取り残されてる感があるから(女性/34歳/商社・卸)
これは新郎新婦の力では不可抗力です。祝辞やスピーチは乾杯後の歓談中に回す、飛び入りの余興は時間を理由にうまく断るなどで対応しましょう。
結婚式はゲストに満足してもらうことが第一です。ご祝儀を持ってきたのに、嫌な思いをさせられたとなれば、その後の信頼関係にも影響します。うれしさで舞い上がってしまう気持ちもわかりますが、そんなときこそ、冷静に自分たちの結婚式を考えたいものです。
調査期間:2015/5月(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:366件