SNSから、動画、支払いまで。みんなの生活を陰で支える、ネットワークエンジニアの仕事とは【ソフトバンク】
プロフィール:春日輝:2019年4月入社
所属部署:テクノロジーユニット IP&トランスポート技術本部 バックホール統括部 パケットネットワーク部
「将来の“なりたい自分”がまだわからない」ーーそんな悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#お仕事図鑑」。
今回はソフトバンクで働く先輩社会人にインタビュー。
ネットワーク部門で、モバイルネットワークの基地局とコア設備間の有線ネットワークの設計、検証、構築を担当している春日輝さんに、日々の仕事内容や学生時代に取り組んだことについてお話を伺いました!
――春日さんは、どんな学生時代を過ごしていたんですか?
情報システム工学を専攻していて、その研究とサークル活動に明け暮れていました。研究は、情報通信ネットワークを背景にした理論研究に取り組んでいて、テーマはネットワークの負荷分散。今もネットワークのなかで交通渋滞が起きたりしますが、そんなときに、どうすればネットワーク全体の負荷を下げられるかなどを研究していました。
――サークルではどんな活動をしていたのでしょう?
サークルは、オープンキャンパスの運営団体に入って活動していました。私は、「目の前のひとりを大切にする」というテーマを自分の中で軸にしているので、受験への不安を抱える人に寄り添っていけるよう一生懸命取り組んでいました。
――「目の前のひとりを大切にする」というテーマを抱いたキッカケは?
学生時代に、思春期特有の難しい人間関係に揉まれていく中で、毎日を笑顔で過ごすことが人生で一番大事だという考えに至ったんです。人は基本的に幸せでいたいはずなので、「じゃあ、自分には何できるか」と考えたときに、「目の前のひとりを大切にすれば、幸せの輪が広がっていくんじゃないか」と思ったんです。
――学生時代に、一番頑張ったことは何でしょう?
※研究会にて研究内容の説明をしている写真
研究ですね。結果を出すことにこだわって取り組んでいました。まず「この研究会に出す」という目標を決めて、そこに向かってなんとしても成果を出すというモチベーションで研究を進めていました。特に大学院に上がってからは、ずっと研究一本で頑張ってきました。
サークルでは、オープンキャンパスで学生生活を紹介するコーナーの担当に志願しました。会社も同じですが、入ってみないとわからないところはたくさんあるので、不安に思っている高校生、そのお父さん、お母さんから祖父母まで、いろんな方が来場する中で、自分たちの楽しんでいる姿を見せながら、彼らの夢を聞いたりもして、とても楽しく過ごすことができました。
――仕事で役立っている学生時代の経験があれば教えてください。
オープンキャンパスでは、幅広い世代の方と会話できたので、そのときの経験や姿勢が役立ったと思っています。研究活動では、困難に直面したときに、なんとしてでも解決策を見出すという力を養うことができたので、それは今の仕事でもそのまま活きています。
――何か、就活前にやっておいたほうがいいことはありますか?
自己分析は大事だと思います。私はモチベーショングラフを作っていて、どういうときに気分が上がって、どういうときに落ち込んだのかを分析していました。私は人の負のオーラに影響されることがわかったので、絶対に楽しい職場がいいと思いましたね。
もうひとつは、学生時代に「これはやりきった!」というものを持っておくことも大切だと思います。目標達成までのプロセスの中で、自分の価値観や力が見えてくると思います。
――今の会社を選んだ理由を教えてください。
もともと通信業界に興味がありました。ネットワークエンジニアは表で目立つ存在ではありませんが、人々の生活基盤であるネットワークを支えるという点で憧れが強かったんです。ソフトバンクを選んだのは、就労型インターンに参加したことがキッカケでした。
決定打になったのは、内定期間中に創業者である孫正義が就活生に向けて行ったスピーチです。私が「目の前のひとり」と思っている間に、孫さんは地球の裏側にいる人々までを笑顔にしようとしているんだ……って、魂が震えるほどに感動しました。私もソフトバンクで、そういう志を持った仲間と一緒に働きたいと思いました。
――今のお仕事の内容について教えてください。
モバイルネットワークの基地局と、通信のパケットを処理してインターネットに送り出すためのコア設備の間の「モバイルバックホール」と呼ばれるネットワークを担当し、その検証、設計、構築にあたっています。 私は主に、携帯電話などでモバイル通信を行うためのルーターを担当していて、入ってくる通信の種類、場所、求められるスピードなどの要件をまとめ、設計を決めて導入を行っています。
――このお仕事ならではの特徴的な作業はなんでしょう?
作業ではありませんが、基本的な思想として、「安全第一」を徹底しています。ユーザーの皆さまに安心して利用してもらえるように、冗長設計を組んだり、十分に余裕を持たせた帯域でネットワークを作っています。ネットワークエンジニアは作業ミスが直接サービスに影響が出てしまう職種なので、安全第一を徹底しています。
――実はあまり知られていない仕事の「秘密」はありますか?
「絶対に安全」を徹底して仕事をしているので、秘密はあまりありません。堂々と安全に作業しているというスタンスです。 皆さんが想像している通り、導入のための検証をもれなく行ったり、ネットワークの機器を設置・接続する作業を行ったりしています。
――今の仕事のやりがいについて教えてください。
ネットワークエンジニアは、縁の下の力持ち的なところがあります。SNSなどでコミュニケーションをしたり、動画を見たり、店舗で支払いをしたり、今は通信がないと生活できないような世の中になってきているので、みんなの生活を支えているという誇りが一番大きいと思います。
あとは、ふと携帯電話を見て、4Gから5Gに切り替わるの見ると、「みんなが使うサービスに携われている」という嬉しさがありますね。裏方なので、お客様と接する機会はあまりありませんが、その反面、すごく大きな事業に関わっていることにやり甲斐を感じます。
――この仕事の面白いと思う点や魅力を教えてください。
検証で見逃してしまったポイントがあると大きな影響が出てしまうので、ミスが許されないという意味では緊張感も高いですが、自分達が考えた設計でネットワークが動いているのはすごく面白いし、達成感があります。
――求められるスキルは何でしょう?
当然、ネットワークの知識は必要ですが、新しい技術を吸収したり、勉強したりする力も必要だと思います。
あとは調整する力ですね。ネットワークなので、自分が担当している機器と別部署が担当している機器をつなげたり、他社とつなげたりするのも業務の一環なので、接続先がどういうネットワーク設計になっているのか、情報を集め、ぶつかるところがあればこうしましょう、と調整して方針を決めていく力が必要です。
――これまで、一番印象に残った仕事は何ですか?
新しい機器の導入検証業務に参加したのですが、社外の人とコミュニケーションを取りながら進めていかなければいけない状況だったので、自分よりはるかにたくさんの経験・知識を持っている人と対等に会話しないといけないというところで、本当に毎日必死に勉強したのを覚えています。無事に構築できたときはグッとくるものがありました。
――仕事へのこだわりを教えてください。
絶対に諦めないことが一番のモットーです。ソフトバンクに「情報革命で人々を幸せに」という経営理念ありますが、人を幸せにするのに諦めるということはないじゃないですか。なので、まずは絶対に諦めないというのがこだわりです。
――プライベートはどう過ごされているんですか?
コロナ禍になる前は、友人と映画や舞台を見たり、旅行したり、開放的なことするのが好きでした。最近は外出も難しいので読書に一本化しています。あとは、毎週日曜日に大学時代の同期や先輩と勉強会をしていますね。業務とは関係ない数学の勉強会ですが、わからないことを考える習慣がつけばいいな、と思って参加しています。
――最後に、大学生へのメッセージをよろしくお願いいたします。
働いていて痛感しますが、「楽しい」「好き」と思うことを仕事にするのが一番です。自己分析などを通して自分を理解して、人生の軸を決めていただきたいと思いますし、学生時代に「頑張った」「やりきった」と思える体験をしておけば、自分を支える糧になります。今しかできないことに、全力で取り組んでほしいと思います。
※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。
文:猿川佑
編集:学生の窓口編集部
取材協力:ソフトバンク株式会社