【ドワンゴの先輩社員】広告営業部:坂本麻綺さん
立命館大学産業社会学部卒業。2016年に株式会社ドワンゴに入社し、2017年現在入社2年目。広告営業部に所属し、法人営業を担当する。
動画共有サービス「ニコニコ動画」を始めとして、多彩なエンタテインメントコンテンツを提供する株式会社ドワンゴ。大学生のみなさんも、一度はそのサービスに触れたことがあるのではないでしょうか。今回は、そんなニコニコ動画のコンテンツを使ったプロモーションを企業に対して多角的に提案し、実施に繋げる法人営業職の先輩社員、坂本麻綺さんにお話を伺いました。
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今のお仕事はどんな内容?
動画広告やWeb広告など、ニコニコ動画の媒体を使ったプロモーション施策の提案や、主催イベントの協賛出展を提案し、実施までをサポートする法人営業職です。
ニコニコ動画というとやはり、アニメ・漫画・ゲームなどのエンタメ業界と親和性が高いというイメージをお持ちの方が多いと思います。もちろんそういった業界のクライアント様もたくさんいらっしゃるのですが、若年層ユーザーが多いので、たとえば化粧品メーカーやスポーツメーカーといった異業種のクライアント様に提案させて頂くこともあります。コアな趣味や興味を持ったユーザーが多いという自社の強みを活かすことで、意外性のあるプロモーションを提案できると思っています。ユーザーさんが関心を持ってくれそうな場合や、一緒におもしろい取り組みができそうであれば、一見親和性がなさそうなクライアント企業でもためらわずに声をかけていきます。
新卒で営業に配属されて、最初は上司や先輩に同行してもらって営業に行くことが多かったのです。先輩たちにたくさん時間を割いてもらうのが申し訳なくて「早く独り立ちしたい!」とずっと思っていました。ロールプレイングで練習を重ねたり、先輩にアドバイスをいただいたりして、2年目に入った今は基本的に一人で営業を行っています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
一番印象的だったのは、食品系クライアント企業の案件で、プロモーション動画の提案から制作まで一通りの流れを上長にサポート頂きながら、自分自身で主導してやりきったときです。
プロモーションの提案をしてから、しばらくの間検討を重ねていただいていて。でも、最終的に「やりましょう!」と言ってもらうことができたんです。そこからは先輩たちの力を借りつつ、試行錯誤しながら制作準備を進めていきました。いよいよプロモーション動画の撮影現場に立ち会った際には、感極まって思わず泣きそうになるほど。「あのとき提案したことが、今こうやって形になったんだ」と実感でき、すごく嬉しかったです。
反対に自分がまだまだだなと感じたのは、、ニコニコ生放送を使った番組のプロモーション案件を担当したときです。生放送のスケジュール感覚や、どうスタッフを動かせばいいかが全然わからなくて。先輩がフォローしてくれて、放送自体は無事スケジュール通りに終えられたものの、あまりにも自分がなにもできなかったのがショックで……。それ以来、ちょっとでも自分ができることを増やそうと学ぶ姿勢が身についたので、このときの経験はすごく勉強になりました。
今の会社を選んだ理由は?
実は私は昔から、ホークス(プロ野球球団・福岡ソフトバンクホークス)の大ファンなんです。学生時代は関西に住んでいたので、ホークスが優勝したとき、恒例行事のビールかけがテレビで見られなくて。なんとかして見たいと思っていたときに、ニコニコ生放送でビールかけの様子が中継されていることに気づきました。
その年のビールかけ中継は、映っている選手側からも視聴者が書き込んだコメントが見られる仕様になっていて。私もある選手に自分が書き込んだコメントを拾ってもらって、とても嬉しかったのを覚えています。「直接触れ合わなくても、こんな風にコミュニケーションが生まれるんだ!」と、ニコニコ動画へ興味を持つきっかけにもなりました。
就職活動ではドワンゴ以外にも、主にスポーツ新聞社や野球関係の企業を複数受験していました。でも、選考などを通して「人とコンテンツ」がこの会社の魅力だな、と思うようになり、ドワンゴに入社を決めました。