大学生におすすめの稼ぎ方はバイト?インターン? 在宅でできる仕事も!

大学生になったら自分でお金を稼ぐことができます。高校時代までは応募できるアルバイト先に制限がかかっていましたが、大学生になるとかなり柔軟に仕事先を選べるのです。
「自分で学費を稼ぎたい」「留学費用を貯めたい」など、人によってお金を稼ぐ目的は様々だと思いますが、稼ぎたい大学生が稼ぎ方を選ぶポイントは共通です。
大学生の稼ぎ方について紹介します。
大学生が稼ぎ方を選ぶ際に考えるべきポイント
大学生がお金を稼ぎたいときに、考えておきたいポイントを紹介します。
以前は、大学生が稼ぐというとアルバイト一択でしたが、現在はアルバイト以外にも企業インターンや在宅ワークもあり、様々な仕事で稼ぐことが可能です。
ポイントを押さえた上で仕事を選べば、自分の生活スタイルに合った無理のない稼ぎ方を見つけることができますよ。
- 一時的に稼げればいいか長期的に稼ぎたいか
- 今のバイトや勉強と掛け持ち可能か
- 働き方はバイトか派遣か業務委託かそれ以外か
- 将来役立つスキルが身に付く仕事か
一時的に稼げればいいか長期的に稼ぎたいか
一時的に稼げればいいなら、短期バイト(単発バイト)やインターン。長期的に稼ぎたい場合は、長期雇用前提のアルバイトや派遣アルバイトという手段があります。
仕事を探す場所が変わってくるので、いつまでにどれくらい稼ぎたいのかはっきりさせておきましょう。
今のバイトや勉強と掛け持ち可能か
今以上の収入を得たい場合は、今の仕事と掛け持ちするか、新しい今よりも給与が高い仕事一本にするかを選ぶことになります。
アルバイトの時給はそんなに変わらないため、多くの場合は、掛け持ちすることになります。その際、掛け持ちできる時間的な余裕があるかは確認しておきたいですね。
働き方はバイトか派遣か業務委託かそれ以外か
働き方についても考えておきましょう。
- 一般的なアルバイト
- 派遣会社に登録しての仕事
- クラウドソーシングサイトでの業務委託
- YoutubeやInstagramを利用した起業
- アフィリエイトサイトなどの運営
- スキル販売サイトでのスキル販売
- 株式投資やFX
- ポイ活
など、大学生の稼ぎ方には様々なものがあります。
少しの努力で一攫千金ということはないため、無理せず確実に稼げる手段を選んでおきたいですね。
将来役立つスキルが身に付く仕事か
仕事を選ぶときは、できるだけ将来的に役立つスキルがつく仕事を選ぶようにしてください。
今選考している学部の知識が役立つ仕事や、就活時に志望する業界での仕事があるならそこで働いておくのがベター。
また、接客や営業、事務経験があると就活のときに役立ちます。
大学生が効率よく稼ぐ方法を紹介
大学生が効率よく稼ぐ方法を紹介します。
- 高時給バイトのかけもち
- クラウドソーシングサイトで在宅受注
- スキル販売サイトでのスキル販売
- 給与が出る企業インターンに参加する
稼げる副業として下にあげたものも有名です。
- ポイ活や動画投稿・インフルエンサー活動
- アフィリエイトサイト運営
- 株式投資・FX
しかし、これらに関しては、稼げるようになるために多くの時間がかかるか、初期投資がかかるため、おすすめはできません。「すぐに稼げる」という売り文句の教材の販売が目立ちますが、稼げるのは教材を売っている人が教材の販売費用で稼げているだけです。あなたが稼げるようになるわけではないことも覚えておきましょう。
高時給バイトのかけもち
もっとも現実的なのが、高時給バイトのかけもちです。
- 家庭教師をかけもちする
- 昼と夜でバイトをかけもつ
のようなものが考えられます。
例えば、アミューズメント施設系でのアルバイトは高額な時給なものが多く、深夜帯に入ることで深夜割増がつきます。日中はカフェなどでアルバイトをし、夜は深夜割増がつく時間帯に高額バイトのようにかけもつことで稼げます。
クラウドソーシングサイトで在宅受注
クラウドソーシングサイトで募集されている仕事は、在宅でできる仕事が多くあります。
単価は低いものの、在宅でスキマ時間にできる仕事を受注することで、今のアルバイト以外で稼ぐことが可能です。
クラウドソーシングサイト上の評価が上がれば、高単価なものも受注できるようになる可能性があり、短時間で多く稼ぐことができるかもしれませんよ。
スキル販売サイトでのスキル販売
クラウドソーシングサイトでの受注と似ていますが、スキル販売サイトでスキル販売をして稼ぐことも可能です。
スキル販売サイトは自分ができること・得意なことを商品として販売します。
- 絵が得意→似顔絵やアイコンなどのイラスト販売
- 文章が得意→Web記事などのライティング販売
- 占いが得意→手相などの占いを販売
- 栄養士資格の取れる学部にいる→ダイエットメニュー作成の手伝い
など、自分の得意を商品として販売します。
実際に売れるかどうかは、運次第なところがありますが、好きなこと・得意なことがお金になるのは楽しいですね。
リゾートバイトなど長期休暇を利用した高時給バイトで稼ぐ
長期休暇を利用したアルバイトで稼ぐという手段もあります。
リゾートバイトは、長期休暇期間にリゾート地で泊まり込みでするアルバイトのことですが、高額な時給で泊まり込みなためお金を使うシーンが少なく「稼げて・貯まる」と人気です。
他にも長期休暇中は、いつもとは違った短期間のアルバイトが多く募集されます。自分に合ったバイトを探してみるといいでしょう。
給与が出る企業インターンへ参加する
企業インターンは、長期インターンと短期インターンに分けられます。このうち給与が出るのは長期インターンの方。
インターンで出る給与は一般的なアルバイトの給与よりも高額な場合が多く、実践的な内容を学びながら給与も稼げると人気です。
「大学生でも簡単に稼げる」は詐欺や犯罪の可能性もある
「人間関係に煩わされず稼ぎたい」「バイトしない稼ぎたい」と考えてしまう人も多いですが、
「楽して」「簡単に」「底辺大学でも」のようなセリフがつくアルバイトや副業は、合法かどうか怪しいものが多いです。手を出さないようにしましょう。
独立行政法人 国民生活センターからも、「【若者向け注意喚起シリーズ】怪しい副業・アルバイトのトラブル-簡単に稼げて高収入?!うまい話には裏がある…-」として注意喚起のPDFが発行されています。
このPDFでは、以下のような事例を紹介しています。
- 簡単に稼げるはずがシステム利用手数料を支払わされる
- 荷受代行業務で身分証明書を送ったところ身に覚えのない契約をさせられる
「まさか自分はそんなことには引っかからない」と思うかもしれませんが、高額な報酬と誰でもできるという文言には誰しも弱いものです。
独立行政法人 国民生活センターのホームページには、他にも若者向けの注意喚起が掲載されています。読んでおくと身を守る知識になってくれるでしょう。
関連サイト:独立行政法人 国民生活センター 若者の消費者トラブル
犯罪まがいの「大学生でも稼げる」「裏技」「〇〇万円」に引っかかったときの対処法
もし、犯罪まがいの副業やアルバイトに引っかかってしまった場合は、独立行政法人 国民生活センターや自宅の住所を管轄する警察、日本司法支援センター 法テラス、大学の窓口などに相談しましょう。
- 独立行政法人 国民生活センター
- 警視庁 警察署一覧
- 日本司法支援センター 法テラス
- 所属大学の窓口
メール相談できるところもありますし、対面で相談可能な場合もあります。
一人で悩むのではなく、専門家に相談しましょう。保護者に相談してもいいですよ。
企業インターンやアルバイトでも法的に怪しいことがある
上で紹介したようなもの以外にも、企業インターンやアルバイトでも法的に怪しい=違法なものがあります。
例えば、
- 罰金が発生するアルバイト
- 商品の買い取りが強制されるアルバイト
- 最低賃金を下回る/残業代が出ない
- 長期インターンなのに給与がない
- インターンなのにノルマがある
といったことに当てはまるケースは、然るべき機関に相談したほうがいいでしょう。
相談先は以下のような場所があります。
- 大学のキャリアセンター
- 労働基準監督署:全国労働基準監督署の所在案内
- 日本司法支援センター 法テラス
「変だな」「これってやりがい搾取では?」と感じても、現場で責任者に伝えるのは勇気がいります。まずは、信頼できる場所に相談し、退職する場合も後ろ盾になってもらえると頼もしいですね。
大学生が稼ぎたいときに考えるべき5つのこと
「稼ぎたい!」と思ったとき、すぐに稼ぎ方を調べるのもいいですが、仕事に応募する前にこの5つについて考えておきましょう。
これらを考えておくことが「高い給与金額にだけ目がいって、犯罪まがいのことに手を貸してしまう」という失敗を防ぐことにもつながります。
- 稼ぎたい理由
- 稼ぐ必要がある金額
- いつまでに稼ぐ必要があるのか
- 稼ぐために使える時間
- 稼ぐ以外でお金を貯める方法
特に、稼ぎたい理由は重要です。
稼ぐ理由がはっきりしていると金額や期限が明確になります。稼ぐ必要がある金額と期限が明らかになると、期限から逆算して毎月(毎週)いくら稼げばいいのかもはっきりするでしょう。
そうやって、「日給としたらいくら」「時給ならいくら」くらいまで落とし込むと、「最低でも〇〇円の時給がないといけない」という仕事の絞り込みができるのです。案外、「毎月〇〇円なら、スマホを格安SIMに変更すればもっと楽に稼げる」のようなことになるかもしれませんよ。
大学生は勉強が第一です。社会人と同じかそれ以上に使える時間が限定されます。単に「お金が欲しい」ではなく、何のためにいくらくらい欲しいのかといって稼ぐ目的を明らかにして、無理せずお金を稼ぐようにしましょう。
楽に稼げる仕事はないと思って仕事探しをしよう
「楽に簡単にお金が稼げればいいのに」とはついつい思ってしまうもの。しかし、現実に楽して稼げる仕事はないと思っておいた方がいいでしょう。
「こんな簡単なことで稼げるの!?」と思ってしまえるような条件での仕事の募集はたいていが怪しいお仕事です。最近は、SNS経由でそういった仕事に応募してしまい、誰にも相談できずに行き着くところまで行き着いてしまう大学生も増えています。
自分の身を守るためにも、堅実な仕事を選びたいですね。