「お家でできるお仕事です」アメリカで流行している新手のフィッシング詐欺って?
タダでありつけるおいしい話というとはたいてい裏があるもの。魅力的な在宅ワークがなぜか自分だけのために用意されていた……なんてメールには注意したほうがいいかもしれません。アメリカで、学生を対象にした新手のフィッシング詐欺が横行し始めていると、USA TODAYが報じました。
FBIの調べによると、詐欺は在宅業務の勧誘を装ったものであるとのこと。その報酬の振込先登録と見せかけて、銀行口座を入力させる手口です。
金銭的な被害だけでなく、詐欺にあうと銀行口座が閉められたり、クレジットスコアに傷がついたりして大変。フィッシング詐欺に引っかからないよう、最初の時点で重々注意しましょう。何よりもまず、オイシイ話だなと思ったら詐欺を疑うこと、最初に参加資金の振り込みなどを要求してくる仕事は絶対に受けないことがポイントです。
ファーストコンタクトはEメールが多いでしょうが、そもそも「企業」が個人に突然連絡してくること自体を怪しんで正解。信用のできる企業が、自社サイト以外で個人情報の入力を求めることはまずありません。怪しいメールに書かれたリンクは、クリックしないこと。クリックせずにカーソルだけを合せてリンク先情報を見ると、詐欺サイトに繋がっていることが確認できます。どんどん新しく出てくる詐欺メールですが、自分の身は自分で守れるようになりたいですね。
参考:Work from home' phishing scam targets students