在庫コントロール部は、お客様の手元に届くまでの“商品の流れ”が見えることが魅力【ファーストリテイリング】

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商売に深くかかわっている実感を持てることがやりがい

プロフィール:木山悠子:2018年3月入社

所属部署:在庫コントロール部

「将来の“なりたい自分”がまだわからない」ーーそんな悩みを抱えるみなさんに、いろんな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#お仕事図鑑」。

今回はユニクロ、ジーユーなど複数のブランドを世界中で展開する日本発のグローバル企業「ファーストリテイリング」で働く先輩社会人にインタビュー。

在庫コントロール部で働く木山悠子さんに、学生時代に取り組んだことや日々の仕事内容についてお話を伺いました!

学生時代編水泳部のマネージャー、留学を頑張った学生時代

――どんな学生時代を過ごしていましたか?

※留学先のドイツにて

1年生から2年生まで水泳部のマネージャーをしていました。もともと中学で水泳部だったことと、体育会系の雰囲気や、一つの目標に向かって頑張る雰囲気が好きで大学でも関わりたいと思い、マネージャーになりました。

朝練が終わったあとは授業を受けて、そのあとは夜練。合間に部活のデータを整理するなど、ハードな毎日でしたが充実していました。マネージャーの幹部学年が2年生で、当時は東日本優勝の結果に繋げることができたのは嬉しかったです。

部活を引退した後、3年生〜4年生にかけてはドイツに交換留学へ。大学生活の前半はずっと部活をやっていたので、引退になったときに「さて、どうしようかな」と思ったんです。ちょうど3年生になり、まわりでも留学する人たちが多く、社会人になってからは行きにくいとも思い、行ってみたい気持ちが芽生えました。また、高校の頃から第二外国語としてドイツ語を勉強していたことも後押しになりました。

――学生時代に一番頑張ったことは部活や留学?

そうですね。

――これらの経験が、今の仕事に役立っていると感じることはありますか?

※留学先のドイツで映画祭にボランティアとして携わっていた

はい。留学先では多様なバックグラウンドの方に出会えました。大学の授業以外に、1週間〜2週間の短い期間ではありましたが、映画祭のボランティアにも参加していました。国籍や年齢の違う方にお会いし、皆さんと一緒に何か形にするような取り組みをしました。

規模としては小さいですが、映画祭に向かって準備する、部活で水泳の大会に向かって練習をするなどの経験によって、「チームで取り組むことで大きな成果を出せる」と気づきました。

私の部署に限らず、仕事は一人だけではできない部分が多いです。自分とは違う多様なバックグラウンドを持つ同僚たちと、一緒になって大きな成果を生むことを目指しています。まわりの力が必要だということを入社前に知ることができた経験は大いに活きています。

――就活前にやっておいたほうがいいことはありますか?

※留学先のドイツの大学キャンパスにて

「自分の深堀り」をすることですね。これまでの人生、学生の皆さんはさまざまな経験や決断を積み重ねていると思います。その決断に至る背景や理由などを今のうちに深掘りしていくと、自分が大切にしている価値観や新しい自分の一面が見えてくるはずです。私は留学をしている間に気づくことが多かったんですが、今振り返るともっとやっていても良かったなと思います。

――今の会社を選んだ理由を教えてください。

就活をしていた頃は、洋服は人並みには好きでしたが、アパレルに就職しようという気持ちはありませんでした。

それよりも、留学をしたことをきっかけに、何か海外に繋がる仕事がしたいと思っていました。海外に関する仕事をする手段はたくさんあるとは思うのですが、さまざまな企業を見ていくなかで、日本発の企業として世界ナンバーワンを目指すという弊社の取り組みや姿勢が非常に面白くて、一員になりたいと思ったのが大きな理由です。

社会人編在庫コントロール部は“商売の全体像が見える

――入社後のお仕事の内容を教えてください。

入社して1年間は新卒の社員として半年づつ2店舗で勤務。入社して1年経過したときに新人店長として、半年ずつ2店舗を経験。その後、社内公募で今の部署に異動し1年半が経過しました。

――在庫コントロール部はどんな仕事をしているんでしょうか?

部署名の通り在庫を管理する仕事ですね。「ユニクロ」と一口にいっても、駅ナカにあるコンビニのような小さな店舗もありますし、複数のフロアに分かれている大きな店舗もあります。お客様がどこの店舗に行かれても、いつでも欲しい商品を手に取れるように、店舗ごと、商品ごと、色やサイズごとに在庫を調整していくのが仕事です。

在庫は多すぎても少なすぎてもいけません。個々の商品ごとの売れ行きを細かく見ながら、最後の一点まで売り切っていくというのも私たちの使命の一つです。

――お仕事のやりがいを教えてください。

今年で入社4年目になり、まだまだ社会人としてのキャリアも経験も浅いですが、そんな私でも商売にどっぷりと関われることですね。自分自身のアクションによって、日々の商売を変えていける仕事は非常にやりがいがあります。

――店舗勤務時代も「商売に関わる」ことはできていたと思うのですが、なぜ社内公募に応募しようと思ったのでしょうか?

もちろん店舗勤務でもお客様に直接関われるのですが、店長を務めていたときに、「もっと商売の流れや仕組みを理解したい、つくっていきたい」と、“商売の全体像”を知りたいと思うようになりました。在庫コントロール部で投入した商品をお店が受けて、お客様に販売する。商売の全体像が一番見えやすいのが今の部署だと思い、希望しました。

――異動してみていかがですか?

店長時代は1つの店舗の数字を見ていましたが、今度は全社の数字と向き合うことになるので、桁の違いに最初は戸惑いました。また、毎日当たり前に商品がお店に入ってくるわけじゃないことを改めて学んだというか……。商品を作ってくれる人がいて、運んでくれる人がいて、売ってくれる人がいる。お客様の手元に届くまでの商売の全体像が以前よりも見えるようになったと感じます。

――在庫コントロール部では、どんなスキルが求められていると思いますか?

特別な資格などは必要ありません。ですが、世の中の動きに興味を持って、それに対するアクションを起こす力は必要だと思います。商売は毎日移り変わっていくものなので、どうして売れているのか、自分に何ができるのか、自分で考える癖をつけてみる。

例えば、出かけたときにさまざまなブランドのお洋服を見てみたり、電車に乗ったときに、少しずつまわりの人の着ているアウターが厚手のものになってきたとチェックしたり。そういうところから世の中の動きをキャッチしてみるのもおすすめです。

――最後に学生の皆さんへのメッセージをお願いします。

社会人になるとプライベートの時間がなくなるわけではありませんが、やはり自分自身に思いっきりベクトルを向けられるのは学生時代の特権です。ぜひ自分と向き合う時間になればいいなと思いますね。

今の学生さんはコロナの影響で、私が就活をしていた頃では考えられなかった状況も起きているはずです。大変なことも多いかと思いますが、頑張ってください!

記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。

文:田中青紗
編集:学生の窓口編集部
取材協力:株式会社ファーストリテイリング

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学生に「一歩踏み出す勇気」を持っていただけるような記事を届けたいです。

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