ディズニー・ミュージカル最新作『ミラベルと魔法だらけの家』日本版声優・斎藤瑠希さんインタビュー!

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こんにちは!学窓ラボ事務局の藤本です。

みなさんはもしも魔法が使えるなら、どんな魔法が使いたいですか?

ドラマチックで感動的なストーリーと、ディズニーならではの数々の魔法が散りばめられ、ワクワクがとまらない陽気で色鮮やかな世界観。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、長編アニメーション60作目となる記念作に、ディズニー史上最強の豪華スタッフが結集した、待望の新作オリジナル・ミュージカル映画『ミラベルと魔法だらけの家』がいよいよ11月26日(金)公開!

今回、それぞれに“魔法のギフト(才能)”と呼ばれる特別な力を授けられたマドリガル一家の中で、唯一ギフトを授けられなかったヒロイン、ミラベルの日本版声優を務められた斎藤瑠希さんにインタビューをさせていただきました。


ーーー作品をご覧になった感想を教えてください。

本当に映像も楽曲も全てにおいてすごく印象的できれいな作品に仕上がっていて!アフレコをしている途中は部分部分しか観られなかったので、いざキャラクター全員の声が入った全編を観たときは、グッときました。

周りの人に支えられ背中を押していただいて、未熟な私が主役を演じさせていただいていると感じていたので、ミラベルと自分自身が重なってグッときました。この作品が出来たことに、改めて感謝の想いが止まらないです。


ーーー斎藤さんがミラベルを演じてみた率直な感想と、演じるうえで工夫したことや意識したことがあれば教えてください。

ミラベルはもう一人の私なんじゃないかと思うくらい共感できる部分がたくさんあったので、本当に飾ることなく、アフレコに挑みました。ミラベルと同じ動きをしたり、同じ顔をしてみたり、変顔をしてみたり、実姉との間で起きたことを思い返してあてはめながら、よりリアルに表現できるように意識しました。


ーーー収録中に思い出に残ったエピソードや、難しいと感じたことなどあれば教えてください。

全てが初めてだったこともあって、みなさんが私の緊張をとこうと場を和ませてくださったんです。それで「自分は一人じゃない」と安心できました。

毎回、収録の度に「はい、今日のおやつ」と差し入れをくださったのが本当にうれしかったです。家族みたいなあたたかい空間で、いい意味で肩の力が抜けてる状態で収録ができたので、ミラベルの末っ子感だったり自然な演技を引き出せたんじゃないかなと思います。


ーーーアフレコで難しいと感じたことは何ですか?

英語の口の動きに日本語を合わせるのが難しかったです。英語の方が言葉がつまっているので、日本語を早く話しすぎてしまうと余ってしまったり。

ミラベルが本当に話しているように聞こえるにはどうしたらいいかを、演出家の方とたくさん相談しました。難しいことだらけでしたが、周囲の皆様の協力のおかげで素晴らしいミラベルが生まれたのでよかったなと思います。


ーーー本作の中で一番熱量がこもっているとご自身で思うシーンはどのシーンですか?

最後のシーンです。そこで初めて、他のキャストさんの声が入った歌を聴いたんです。鳥肌がブワッと立って、背中を押されている感覚がありました。胸が熱くなるような感情を、ぜひ劇場で体感していただけたらなと思います。


ーーー斎藤さんが魔法のギフトをもらえるとしたらどんなギフトをもらいたいですか?

聴力のギフトも、アントニオの動物と話せるギフトもいいけど、やっぱり私自身は歌のギフトかなと思います。歌のギフトに加えて、聴力のギフトがあったらもっと高みを目指せるんじゃないかっていう妄想をしています(笑)。


ーーーミラベルは自分だけギフトがないことで落ち込んだり正直な気持ちをもっていて、とても人間らしいヒロインだと思いました。斎藤さんが感じるミラベルならではの魅力について教えていただけますか?

ミラベルは前向きで、自分から道を切り開こうとする姿勢、パワフルさが魅力だと思います。


ーーー斎藤さんがミラベルに共感するところはありますか?

私が一番共感したのは、妹と姉の関係です。私も姉と自分を比べてしまうところがあるんです。映画の中で、過去に姉と経験したようなやり取りがあったので「あ、こんなことあった」って、映画を観ながら記憶を思い出しました。私だけじゃなく、特にご兄弟がいる方には、たくさん散りばめられている“末っ子あるある”にきっと共感していただけると思います!


ーーー「ギフトがなくても私は特別な子」というセリフが印象的でした。斎藤さんが自信を失ったとき、どのように自分を奮い立てますか。具体的なエピソードがあれば教えてください。

私は小さい時から歌がとても好きで、ほめてくれる人がたくさんいたので、歌に関しては誰にも負けない自信がありました。でも大人になるにつれて、歌がうまい人は五万といると思い知らされました。中学生の時、自分にしかない持ち味を探さなきゃと思い始め、うまいだけではなくて、「感動」や「心に刺さって勇気を貰える」という感想を引き出すためには、自分の中でどう解釈して歌を届けるかを考えるようになりました。

一時期、完璧を求めすぎて思うようにいかなくて、歌うことが怖くなってしまった時期があったんです。その時レッスンを受けていた先生から、「今完璧になったらこれから先の伸びしろはない、この先ずっと完璧になることはなくてどんどん積み重ねて進化していくものなんだよ。」という言葉をいただいたんです。

「今日うまくできなかった」と思った時もその先生の言葉を思い出して、「完璧じゃなくても自分の味が出ているんだから後悔はしない」と、ありのままの姿で自分らしくいよう、と考えるようにしています。


ーーーマイナビ学生の窓口は、「一歩踏み出せば 世界が変わる。 大学生のはじめの一歩を 応援したい。」というポリシーでメディアを運営しています。一歩踏み出そうとしている同世代の大学生に、メッセージをお願いします!

大きなことは言えないですが、同じ目線だからこそ言えることとすれば、飾らないことが一番だと思います。良く見せようとすれば自分らしさが出ない。自分らしさは他の人にはないものだから、そこを自分の強みに変えていけると思うので、自分らしさをみつけられると、これからの人生にすごく役立つんじゃないかなと思います。

私もがんばります、一緒にがんばりましょう!


作品紹介



奇跡を起こす方法は、魔法だけじゃないー

南米コロンビアの山奥、“エンカント”と呼ばれる魔法の力に包まれた不思議な家。そこには、アルマおばあちゃんを家長とするマドリガル一家が住んでおり、この家で生まれた家族はそれぞれに“魔法のギフト(才能)”と呼ばれる特別な力を家から授かっていた。ただひとり、少女ミラベルを除いて…。力の魔法で家族を助けるルイーサや、植物の魔法で家中を美しい花で彩るイサベラなど二人の姉たちと比べて、「どうして自分だけが普通なの?」と思い悩むミラベル。ある日、彼女は家の中に大きな“亀裂”があることに気づくー。それは世界から魔法の力が失われていく前兆だった。この危機を救う唯一にして最後の希望は、魔法のギフトを持たないミラベルただひとり。なぜ、彼女だけ魔法が使えないのか? そして、魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは?


11月26日(金)より大ヒット公開中

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