バイト先がまさかの給料未払い…(涙) トラブル解決策を弁護士の先生に聞いてみた! 3ページ目

編集部:ろみ

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目次
  1. 給料未払いが起きたとき、まずどうすればよい?
  2. 解決に必要な手続きは?
  3. トラブル解決にかかる費用や日数は?

法律事務所にお願いした場合にかかる費用はいくら?

一般的には、30分で5,000円程度の相談料が平均となります。また、正式な依頼を受けて案件に着手した場合、着手金として請求する金額の15%前後を要する事務所が多いようです。加えて、回収できた場合に「報酬金」として回収額の10~30%を要することもあります。

最近では、相談料や着手金を無料としている事務所もあるので、もし給料未払いにあった場合は、実際に相談してみて、依頼するかどうかを判断するといいかもしれません。

仮に費用の捻出が困難であれば、『法テラス』の民事法律扶助業務を利用するという方法もあります。これは、経済的に余裕がない方が法的トラブルにあった場合に無料で法律相談を行い、弁護士費用の立て替えを行う業務です。

資力が一定額以下であることなど、利用には条件があるため、法テラスのホームページで確認の上、相談してみてください。

解決までの日数は?

ご自身で話をする場合、バイト先の態度によってはすぐに解決することもあるでしょう。また、弁護士に依頼し、弁護士が交渉することで相手方の態度が変わり、早ければ数日で解決できることもあります。

労働審判は原則3回の期日で審理が終結しますが、2カ月から3カ月程度を要することが一般的です。裁判になると、通常訴訟であれば1年から2年かかることになります。

最後に……

このご時世、「友人もバイト代出なかったから」「めんどくさい」「バイト先との関係が悪化しそう…」などと考え、理不尽を受け入れ、泣き寝入りをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ働いた分の給料を支払わなければならないことは法律で規定されており、場合によっては経営者に刑事罰が科されることもあります。

法律の世界には「権利の上に眠る者は保護しない」という考え方があります。権利主張に怠慢な者は保護しないという考え方です。黙っていては何も解決できません。「給料が払われないと困る」「こんなのおかしい」という思いがあれば、まずは行動してみてください。

給料未払いのトラブルは、たとえ新型コロナ禍が収まっても起こり得ることです。自分が今未払いという事態に巻き込まれていなくても、解決法を覚えておけば、いざというときに役立ちます。社会人になってからも役立つ知識ですから、ぜひこの機会に頭に入れておきましょう。

取材協力:弁護士法人アディーレ法律事務所
文:中田ボンベ@dcp

教えてくれるのはこの人!

北川大裕(弁護士)

アディ―レ法律事務所(東京弁護士会所属) 主に未払い残業代請求や、退職代行などの労働問題を得意とする。関西学院大学 法学部を卒業後、金融機関や公務員として勤務。その後、一念発起し法曹の道へ。“決して諦めない”をモットーに、依頼者のために日々奮闘中。

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編集部:ろみ

学生時代は南米に留学していたラテン系関西人。好きなものは音楽とスポーツ観戦とお酒です。映画を見たり、料理をするのも好き。

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