「誰にでもチャンスはある」波瑠が大学生という“勇者”に伝えたいこと
8月2日公開の映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で、大富豪の娘で町中の男性の憧れの的である美しく聡明な女性・フローラの声を務めている波瑠さん。
国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの1作「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原案にした新たな物語である本作の演技に、どのような気持ちで臨んだのでしょうか。様々な選択を迫られる場面があるストーリーに絡めて、波瑠さん自身の人生の選択や決断についてもお聞きしました。
1.女優・波瑠になった物語
2.緊張を楽しむことも大事
3.不安を行動に変えて勇気を持つ
4.冒険心をくすぐるキッカケをみつけて
5.大学生は何色にも染まり、何者にもなれる
6.スペシャルプレゼント!
女優・波瑠になった物語
明確なきっかけやタイミングはなかったです。中学1・2年生頃に芸能界に入って、エキストラで撮影に参加したり、モデルをしたり。女優としては最初はセリフももらえなかったんですが、だんだんもらえるようになってきて、楽しいときもあれば大変なときもありました。
でも「真面目にがんばる」を繰り返していたらあっという間に高校を卒業するタイミングになり、そこからは“社会人”として責任をもって仕事をしています。
ただ、20歳になる頃、「今までとは変わってしまう気がする」という漠然とした不安はありました。大人になって、突然投げ出されちゃうような感覚になってしまったというか。今思えばただハタチになるだけなんですが、当時はそんなふうには思えなくて、そこで“働いて生きていくことへの不安”を感じました。
仕事は評価されるときもされないときもありましたが、私にとっては続けることが大事だったのかもしれません。続けるために体調管理をして、責任感を持つことがいつの間にかあたりまえになっていくと、「お仕事したい」と言ってくれる人が増えてきたり…。不思議ですよね、働き続けるって。
でも、流れも別になかったと思うんです、売れていたわけではないので。ただ本当にラッキーなことにセブンティーンモデルになれて、さらに卒業した後にはnon-noでモデルを務めたり、『A-Studio』のお仕事をしたり、朝ドラ(NHK連続テレビ小説『あさが来た』)に出られたりと運よくお仕事をいただけました。やっぱり続けてなければこうはいかなかったと思うので、続けていくことが大事なんだと思います。
緊張を楽しむことも大事
やっぱり「やらねば!」という感じはすごくありますね。もちろんやりたくてやってるんですが、年々責任感をすごく感じるようになりました。でも、ひとりではできないことというか、「こういう役を波瑠で見てみたい」と思ってくれる人がいて、場所を用意してくれる人がいて初めてできる仕事なので、ありがたいなと思っています。
一口に現場と言っても本当にいろんな現場があります。ディスカッションが重要な現場もあれば、自分でたくさん組み立てていくことが大事な現場もあって、100人監督がいたら100通りの現場があるというぐらい違うんです。
その環境でできることを探して、現場を楽しもうとすることは、意思を持ってやろうとしない限りできないと思うので、そういう姿勢は大事な気がします。
ありがたいことに、これまでにもいろんな役を演じさせてもらいました。朝ドラで結婚して、子どもを生んで、孫も見て(笑)、『あなたのことはそれほど』で不倫もして…。いろいろあって、おもしろいですよね。『あさが来た』以降はお仕事がすごく増えて、たぶんその影響で『未解決の女 警視庁文書捜査官』のような熱血系の役もできるようになったと思います。逆に、次はすごくか弱い女性の役もやってみたいです。
不安を行動に変えて勇気を持つ
強い女性ですね。ただ、本当の強さというのは、今回演じたフローラみたいなしなやかさ、優しさがあってのことだと思うので、極端に強くなるというよりは人間的な強さを持てればなと思います。
フローラはとても可憐なお嬢様なので、私が演じるなんて…と驚きました。すごくおしとやかだと思われていて、収録当日に会って幻滅されたらどうしようと(笑)。
おしとやかなのはビアンカ役の有村(架純)さんで、彼女の方がフローラの声をすごくかわいくできるんじゃないかとも思っていました。
毎回すごく難しいなと思います。自分のふだん使っている声では、声優さんみたいにマイクにうまく乗らないんですよね。普段、映像に映りながらお芝居しているときは、呼吸感とか、いろんなものに助けられているんだなと改めて思います。
いっぱいあります。全部(笑)。フローラはお嬢様なんですが、すごく芯があってしなやかで、女性らしい強さを持っているキャラクターなんです。それを声だけで表現することは、フローラのビジュアルに助けてもらったとしてもすごく難しかったです…。
声優のお仕事は見た目が自分じゃない分、演じられる範囲はすごく広がるし、そこはおもしろいですが、その分制限も生まれます。声だけに全部を乗せる大変さを痛感しました。私はかけあいで声を録ったのが初めてだったので、すごく緊張しました。
自分が思い描いていたよりもさらに「強い」フローラを求められたことが意外でした。私は、フローラのことをおっとりとした女性だと思って演じていたんですが、「もうちょっと声のトーンは強くていい」というご指導があったので、驚きました。
冒険心をくすぐるキッカケをみつけて
今回、声を録っている当時は観られるものがほとんどなかったので、「こんな風になっているのか」という箇所がほとんどでした。全編通して迫力がすごくて、ハラハラするシーンもあり、映像がきれいだと思いました。「これは映画館で観たいなぁ」という気持ちになりましたね。
実はDQをプレイしたことがないんです。ゲームといえば「ぷよぷよ」しかやったことがなくて。でも、ひとりのキャラクターを通して人生を体験していくようなゲームは、聞いただけでもおもしろいなと思います。
冒険は子どもの頃から一度はあこがれて、実際にやってみたいなと思うけれど、大人になって現実を知って…みたいな。そういう自分の子どもの頃の記憶を反芻して、「ああ、こうだったな」と懐かしむこともできるし、大人になっても「冒険したい」という気持ちをくすぐってくれる作品なんじゃないかなと思います。
大学生は何色にも染まり、何者にもなれる
大学生って素敵ですよね。希望にあふれていて、なんにでもなれる力を持っていて、そのなかでも特に、私は人より早くなにかを始めて、経験値を積むことはすごく大きなことだと思っています。社会では積み重ねることで信頼が築かれるというか、キャリアが信頼につながっていくので、やってみたいと思うことがあれば、とにかく手を出してみることが大事だと思います。
始めて、そして続けてみる。そうすると、1〜2年で同級生と大きな差がつくんじゃないかと思います。
例えばYouTuberになりたい、タレントになりたい、お芝居がしたいというときに、今の大学生のみなさんは、準備をきちんとすると思うんです。でも、なかには準備をせずにすぐ始められることもあると思います。
なんでもいいので、自分のやりたいものに向けてまっすぐに動き始めることが大事じゃないかなと思います。
スペシャルプレゼント! 波瑠さん直筆サイン入りチェキが当たる
この記事をチェックしてくれた『マイナビ学生の窓口』読者のみなさんに、波瑠さん直筆メッセージ入りのチェキをプレゼント! 抽選で1名様に当たります。
▼応募方法はコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.「マイナビ学生の窓口」公式Twitter(@m_gakumado)またはInstagram(@gakumadobymynavi)をフォローする
【Twitter】https://twitter.com/m_gakumado
【Instagram】https://www.instagram.com/gakumadobymynavi/
*すでにフォローしている場合も対象になります。
2.Twitterの場合は、ハッシュタグ #波瑠 が付いた指定の投稿をリツイート(RT)
Instagramの場合は、ハッシュタグ #波瑠 が付いた指定の投稿をいいね
3.下記の応募ボタンから応募する!
学生の窓口会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、学生の窓口アカウントでログインしてください。あとは応募フォームに必要事項を入力するだけでOK!
学生の窓口非会員の方▼
下の応募ボタンをクリックして、まずは「新規会員登録をする」から学生の窓口アカウントを作成してください。
※ブラウザの別タブでフォームが開きます。
登録完了後、もう一度下記応募ボタンをクリックして、学生の窓口IDでログインしてください。応募フォームに必要事項を入力すれば応募完了です!
※会員登録は無料です。応募には学生の窓口会員登録が必須となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
■応募期間
2019年8月7日(水)16:00〜2019年8月19日(月)23:59
■抽選方法
・当選者は、ご応募いただいた方の中から抽選で決定させて頂きます。審査経過および結果に関するお問い合わせや苦情については応じかねます。
■当選連絡
・当選者の方には公正な抽選後、個別にご連絡を差し上げます。未当選となった方への連絡はいたしませんので、ご理解いただけますと幸いです。
■その他注意事項
・ご応募いただいた方の個人情報が本キャンペーン以外で使用されることはありません。
・ご提供いただいた個人情報は、当選者へのご連絡のために使用させていただき、ご本人の同意なしに第三者に開示、提供することは一切ありません。
▼人気俳優&タレントのインタビュー記事をもっと見る!