ハリポタやファンタビだけじゃない! ファンタジーの世界が堪能できる映画5選
ファンタジーの世界を舞台とする映画は枚挙にいとまがないほど存在しますね。例えば『ハリー・ポッター』シリーズや『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどは、近年人気の高いファンタジー作品です。今回は、そうした「ファンタジーの世界が堪能できる映画」をご紹介します。
ファンタジーの傑作を楽しもう!
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
「世界を滅ぼす力を秘めた指輪を滅びの山の火口に投げ込む」という使命を負った、ホビットのフロドの冒険を描いた作品。J・R・R・トールキンの『指輪物語』を原作とする実写映画で、『旅の仲間』(2001年)、『二つの塔』(2002年)、『王の帰還』(2003年)の三部構成となっています。
モンスターや魔法が存在する世界、仲間との冒険、敵対する闇の勢力など、心躍る「ファンタジーの王道」ともいえる要素が満載です。
『ナルニア国物語』シリーズ
C・S・ルイスの小説『ナルニア国ものがたり』が原作。異世界にあるナルニア国に迷い込んだペベンシー兄弟姉妹4人の冒険を描いた作品です。これまで『ライオンと魔女』(2005年)『カスピアン王子の角笛』(2008年)『アスラン王と魔法の島』(2010年)の3作が公開されています。
「現代からファンタジーの世界に迷い込む」という日本のファンタジー作品でもおなじみの展開なので、違和感なく入り込めます。
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
ある日突然、「ポセイドンと人間との子供」だと知らされた中学生のパーシー・ジャクソンの冒険を描いた作品。原作はリック・リオーダンによるアメリカの人気小説で、小説第一部に当たる『盗まれた雷撃』を映画化しました。
「普通の中学生が実は神様の子」という王道の幕開け、そしてギリシャ神話の怪物と戦うヒロイックな展開に心躍ることでしょう。
『バーフバリ』シリーズ
古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」をモチーフにした全2部構成の映画。伝説の王であるバーフバリの息子・シヴドゥが王になる過程を描いた作品で、2015年(日本は2017年)に第一部『バーフバリ 伝説誕生』、2017年に第二部『バーフバリ 王の凱旋』が公開されました。
突っ込みどころ満載の大味な作品ですが、そんなことは気にならないほどアクションシーンが圧倒的。バーフバリが単騎で何百人もの敵を打ち倒していく姿は、まるでゲームの『無双』シリーズのよう。迫力の大スケールアクションが見たい人におすすめです。
『アリス・イン・ワンダーランド』
鬼才ティム・バートンが『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の後日談を描いた作品。19歳となったアリスが再び不思議の国に迷い込み、そこで世界を支配する赤の女王と対決するストーリーです。
頭でっかちな(本当にサイズが大きい)赤の女王をはじめとする奇妙なキャラクターの造形や不思議な色彩の背景など、ティム・バートンならではの個性的な世界観が魅力。ちょっと毛色の違うファンタジー作品が楽しみたい人にお薦めです。
壮大なスケールのファンタジー作品は、童心に帰って楽しめるもの。勉強や仕事に疲れたときなど、気分をリフレッシュしたいときにもってこいです。今回紹介した中では、特に『バーフバリ』シリーズが頭を空っぽにして楽しめる作品です。『Netflix』などの定額視聴サービスでも楽しめるので、ぜひこの週末に見てみてはいかがですか?
(中田ボンベ@dcp)