おすすめのミュージカル映画20選! 大学生のうちに観ておきたい名作は?
楽しい音楽、華やかな衣装とセット、役者の圧倒的なパフォーマンスなど、映像表現ならではの魅力が詰まっているミュージカル映画。根強いファンも多く、名作と呼ばれている作品がミュージカル映画にはたくさんあります。一方で中には「ミュージカル映画の興味はあるけど、何を観ればいいのかわからない……」という人もいるかもしれません。今回はそんな人のために、大学生のうちに観ておきたい名作ミュージカル映画20本を紹介します。
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おすすめのミュージカル映画1.『ラ・ラ・ランド』(2016年)
デミアン・チャゼル監督の長編映画二作目にして、近年におけるミュージカル映画の代表作となった作品です。映画の様々な部分に過去のミュージカル映画へのオマージュを盛り込みながら、夢を追う二人の男女の恋愛模様を描いています。魅力的な楽曲とダンスに加えて、今作でアカデミー主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのパフォーマンスは圧巻です!
おすすめのミュージカル映画2.『シェルブールの雨傘』(1964年)
『ラ・ラ・ランド』の基となった映画として最近話題にもなったのが、フランスのミュージカル映画『シェルブールの雨傘』です。カラフルな衣装や街並みも魅力的で、雰囲気は楽しそうな映画ですが、主人公のカップルが選ぶ苦渋の決断や、重要な人物の死など、人生の辛く悲しい部分が様々な場面に散りばめられており、季節の移り変わりによって表現される「時の流れ」というものの残酷さを描いています。
おすすめのミュージカル映画3.『巴里のアメリカ人』(1951年)
ハリウッドのミュージカル映画が全盛期だった時代における傑作の一つ。主演かつダンスの振付師であるジーン・ケリーの、圧倒的なパフォーマンスが輝く作品です。今作の名シーンを挙げるとするならば、ラストの18分間の大団円のシーンでしょう。今作の舞台であるパリの芸術史をも表現したミュージカル映画史に残るクライマックスです!
おすすめのミュージカル映画4.『雨に唄えば』(1952年)
こちらもジーン・ケリー主演の傑作ミュージカル映画。彼はこの作品では主演・ダンスの振り付けかつ監督も担当しています。映画の形式がサイレント映画から声の音声が付いたトーキー映画へと移る時代のハリウッドを舞台にしたミュージカルコメディ。ジーン・ケリーは今作でも、雨の中でのタップダンスシーンなど、超絶テクニックを駆使したパフォーマンスを披露しています。
おすすめのミュージカル映画5.『バンド・ワゴン』(1953年)
ジーン・ケリーと共にこの時代のハリウッドのミュージカル映画の中心だった俳優としてフレッド・アステアが挙げられます。今作でアステアが演じるのは、時代遅れになってしまったミュージカル俳優のトニー。そんな彼を主演に据えたミュージカルを作り上げるために演出家やバレエダンサーなどが集まっていくが、あまりにも前衛的な舞台「バンド・ワゴン」は酷評されてしまう…。果たして、トニーたちは「バンド・ワゴン」を復活させることが出来るのか!?