【最新版】東京五美大の学費を比較! #美大進学のススメ
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進学を考える際に学費の問題は避けて通れません。実際に美大の学費はどれくらいかかるか知っていますか?
今回は、多摩美術大学、武蔵野美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学藝術学部そして、国立の東京藝術大学で構成される通称、「東京五美大」の学費を比較してみました。
「美大に入りたいけど、学費が高すぎて大変そう・・・」と経済的な理由から美大への入学を諦めてしまう方も多いでしょう。確かに、一般的な大学と比べると画材費や教材費などが高くついてしまうのが現状です。では、一体美大の学費はいくら必要なのでしょうか。 今回は、「東京五美大」や国立の美大の学費、各々の奨学金制度について調べてみました。
一般大学の学費
公立大学 |
国立大学 |
私立大学 |
|
平均入学金 |
229,365円(地域内) |
282,000円 |
248,813 |
平均年間授業料 |
538,734円 |
535,800円 |
911,716 |
平均施設設備費 |
- |
- |
180,194 |
合計 |
768,099 |
817,800 |
1,340,723 |
※各大学・学科によって異なります。
文部科学省の最新情報によると、2019年度に入学した方の平均年間学費は、公立大学が約76万円、国立大学が約81万円、私立大学が約130万円という調査結果が出ています。
2021年度では、コロナの影響で通学機会の激減や、大学のWIFI環境への投資により、私立大学の施設設備費に増減が見られました。
2021年度では、コロナの影響で通学機会の激減や、大学のWIFI環境への投資により、私立大学の施設設備費に増減が見られました。
私立大学等の令和元年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
2021年度の東京五美大の学費比較
多摩美術大学
入学金 |
270,000円 |
年間授業料 |
1,187,000円 |
施設設備費 |
350,000円 |
その他費用+年間合計 |
平均約1,962,000円 |
多摩美術大学はミュージシャンの松任谷由実や写真家の蜷川実花、俳優の竹中直人といった現在も活躍する著名人を輩出し、そのブランド力で高い学費でも受験生が集まっている状況です。
専攻により学費は異なりますが、初年度の平均学費は約196万円です。次年度より卒業まで一定方式のため、入学金を引いたとしても4年間で平均約676万円となります。
独自の奨学金制度も採用しており、2017年度より返還不要の給付型の創立80周年記念奨学金を新設。学内成績最優秀者30名まで30万円の給付が可能です。また、家計支持者の不幸や災害による被害を考慮した緊急支援制度といったサポートもあります。