いまさら聞けない、Twitterの常識「ふぁぼ」って何?
国内月間アクティブユーザー数が4500万人を超え、月間アクティブ率が60%を超えるツイッター。140文字以内の短い言葉で、思ったことを気軽につぶやけることから、とくに若年層の人気が高いSNSです。流行の生まれやすいツイッターからうまれた言葉「ふぁぼ」の意味、知っていますか?
「ふぁぼ」の意味
「ふぁぼ」の語源は、favorite(フェイバリット)で、「お気に入り」のこと。今Twitterにあるハートマークの「いいね!」ボタンは、以前は「お気に入り」ボタンで☆マークでした。
このころの名残から、Twitterでは「いいね」のことを「ふぁぼ」と呼ぶことが多いのです。
「ふぁぼ」の使い方
それでは具体的に「ふぁぼ」をどのように使っているのでしょうか。実際にツイッターにあげられているものを例に、見ていきましょう。
・RT&ふぁぼ両方巡回
RTはリツイート、「ふぁぼ」はお気に入り。なので、“自分の投稿にリツイートしてくれた人や、お気に入りを押してくれた人のツイートも見ますよ。”というメッセージです。
・気軽にふぁぼ♡お願いします
「ふぁぼ」するのがハートマークなので、ふぁぼ♡と使う場合も。かわいいですよね。
・ふぁぼりつ
「いいね!」と「リツイート」をあわせて「ふぁぼりつ」と呼ぶことも。最近は、いいねボタンがハートマークになったことから「らぶりつ」と言うケースも増えています。
・ふぁぼ爆ありがとう!
「ふぁぼ」が進化して、「ふぁぼ爆」なる言葉も生まれています。もともと、投稿者のコメントの履歴をさかのぼってたくさんの過去のコメントにお気に入りを押すことで、相手に大量の通知がいくことから、軽い嫌がらせとして使われていたようですが、いまでは自分の発信の多くを気に入ってくれたといいうことを喜ぶ人が多いようです。
Twitterで「ふぁぼ」するには?
それでは、基本的なことになりますが、他人のツイートに「ふぁぼ」するには、どうするかというと、その人のつぶやいた言葉の下にある“吹き出しマーク”“リツイートマーク(矢印が循環しているもの)”“ハートマーク”の3つのうち、ハートマークを押せば、「ふぁぼ」したことになります。
もし、自分のツイートに「ふぁぼ」された場合は、どんな人が「ふぁぼ」してくれたのかを確認して、その人のツイートにも「ふぁぼ」してあげるといいでしょう。無理にする必要はないです。ただ、同じ趣味の人と「ふぁぼ」しあうと連帯感が強まります!
考えてみると「ふぁぼ」もひとつのコミュニケーションツールですね。うまく活用して、ますますツイッターを楽しみましょう。
執筆:こにしこにし
編集者・ライター。広告代理店で約10年間営業を経験したのち、クリエイティブに転向。ハウスエージェンシーでのコピーライター、編集プロダクションでの編集・ライター職などを経て2018年2月フリーランスに。