【センセイ君主】竹内涼真・映画公開記念インタビュー! 「どう生きたいか」を自分に問いかけた学生時代【サイン入りチェキプレゼント】
文・落合由希
写真・島田香
編集・マイナビ学生の窓口編集部
ポップでキュートな女子高生ヒロイン・佐丸あゆはと、冷徹でヒネクレ者の数学教師が織りなすラブコメ映画『センセイ君主』。公開中の本作で、イケメンだけど冷徹でヒネクレ者の数学教師・弘光由貴を演じたのは、現在、映画にドラマに……とひっぱりだこの竹内涼真さんです。竹内さんに本作の見どころや撮影秘話をお伺いするとともに、読者である大学生へ向けてのメッセージをいただきました。
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【センセイ君主】竹内涼真さんに「25年間でいちばんうれしい」と言わしめた、青学イベンターに話をきいてみた
1.「一味違う実写化」をテーマに、観ている人が予想できないシーン作りを
2.浜辺美波さんの演技は「嫉妬するくらいすばらしい」
3.理想の夏休みの過ごし方は「キャンプ」!
4.大学生活「ただなんとなく時間がすぎちゃった」が一番もったいない
「一味違う実写化」をテーマに、観ている人が予想できないシーン作りを
――今回演じた弘光由貴という役は、実際の竹内さんのイメージとは少し違うクールなキャラクターですよね。
たしかに、普段の僕と雰囲気は違うと思います。でも、自分の中にある感情を引き出して演じたので、全く違うかといったらそうじゃないんですよね。弘光先生は自分の感情を伝えるのが苦手な、不器用な人なので、そういうところが無愛想で冷徹に見えてしまうだけで、別にあえて冷たく接しているわけじゃないと思うんです。
あと、まじめなんですよね。先生としてきちんとしなきゃいけないっていう気持ちがベースにあるから、生徒と話すときも相手と同じテンションにはならないし、生徒が「仲良くなりたい!」と思ってグッと近づいてきても、ちゃんと距離を置く人なんです。でも、先生ってそういうものじゃないですか? 生徒とは違う次元にいるべきというか。その役割をちゃんと全うしているっていうイメージですね。
――では、弘光先生に共感する部分や共通点はありますか?
性格面で似ているところと言われると難しいですが、セリフに関しては共感できるものばかりですね。それに、もし実際自分が教師で、初めて担任を受け持ったら同じような反応をしてしまうかもしれません。あれだけまっすぐでストレートな女の子が相手だったら、そりゃあそんなにうまくは扱えないだろうと思いますし。
あと、「自分がいちばん目指していたものから逃げたくなる瞬間」って、誰しもあると思うんです。自分に言い訳をして逃げてしまう……弘光先生のそういう部分は客観的に見て、「あぁ、確かにわかるな」と思います。
――撮影で心がけた点を教えてください。
今作は少女マンガの実写化なんですが、今までにもいろんな少女マンガの実写化があった中で、「一味違う実写化」をテーマに撮影していました。僕らは「革命的ラブコメディ」って呼んでいるんですが、その言葉通り、今まで観たことがないラブコメ作品になっていると思います。
観る前に「こういう作品なんだろうな」と思っていた予想が、いい意味で裏切られるんじゃないでしょうか。
撮影ではコメディということもあって、特にテンポを大事にするよう心がけていましたね。特にヒロイン・あゆはとの掛け合いの部分は、観ている人が予想できないようなシーンにしたいなと思っていて。台本に書いてあることを演じるだけでなく、「このテンポがおもしろいね」「この表情がいいね」など、あゆは役の浜辺さんや監督と一緒に現場で話し合いながら取り組みました。
浜辺美波さんの演技は「嫉妬するくらいすばらしい」
――竹内さんは、あゆはのような「ちょっぴりおバカだけど何事にも全力投球」な女の子は好きですか?
わかりやすくて好きですね。いちいち「何考えてんの?」って聞くの、めんどくさいじゃないですか(笑)。
――なるほど(笑)。では、あゆは役の浜辺美波さんと共演してみていかがでしたか?
僕よりお芝居の経験が長いですし、やっぱりプロだなと。彼女のあのコメディエンヌっぷりがなかったら僕のお芝居は成立しなかったので、感謝していますね。一緒にやっていて嫉妬するくらいすばらしいなと思いました。
たぶん唯一の共通点だと思うんですけど、お互いヒーロー好きなんです。撮影の合間は、その話ですごく盛り上がりました。ただ僕の出演作(『仮面ライダードライブ』)はちょうど見ていない時期だったらしいので、「ヒマがあったら見て!」って言ってます(笑)。
――(笑)。ちなみに、今作は女子高生とそれをとりまとめる女子大生がチームになって、「女子高生宣伝部」として宣伝活動に取り組んだそうですが、彼女たちについてどう思われますか?
たくさんの方に本作を観てもらえるように、すごく力を尽くしてくれて……。実際に彼女たちが行っている会議にも参加したんですが、とても濃密な話し合いをしていて驚きました。こういう人たちがこれからも映画の仕事に関わってくれたら頼もしいな、もっと一緒に仕事したいなって思いました。
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【センセイ君主】竹内涼真さんに「25年間でいちばんうれしい」と言わしめた、青学イベンターに話をきいてみた
理想の夏休みの過ごし方は「キャンプ」!
――そんな大学生たちはこれから夏休みに入る時期ですが、竹内さんの理想の夏休みは?
いまはありがたいことにお仕事三昧の夏なのですが、もし夏休みが取れるならやっぱり外で何かしたいですね。この前、仕事でキャンプをしたんですが、めちゃめちゃ楽しかったんですよ。なので、休みがあったらまたキャンプに行きたいです。
――大学生の夏休みの思い出作りにも、キャンプはよさそうですね!
もし男女でいくなら、泊まりよりも日帰りキャンプがいいんじゃないでしょうか。やっぱり、女子は寝起きを見られるのイヤですよね? だから日帰りにしましょう(笑)!
大学生活「なんとなく時間がすぎちゃった」が一番もったいない
――夏休みに限らず、大学時代の過ごし方についてアドバイスはありますか?
大学に行く理由は人それぞれで、大学生活を楽しむためだったり、あるいは就職のためだったり、いろんな目的があると思うんです。僕の周りには、すでに同世代でプロサッカー選手として活躍して稼いでいる人がたくさんいたので、自分も早く「これだ」というものを見つけなきゃと焦っていました。だから、僕の場合は「自分がこれからどういう仕事をしたいか」「どういうふうに生きていきたいか」を考えることに時間を費やしていました。
先輩や友達など周りのいろんな人を見ながら「自分にはこれが向いているかもしれない」とか「あ、これは向いてない」とか、そういうことをずっと考えていて。
もちろん、学生生活は楽しむことに集中して、そのあとで自分がやりたいことを見つけたっていいと思うんです。人それぞれタイミングがあると思うので。
――確かに、人と比べてしまって焦る気持ちはわかる気がします。
小さいころからずっとサッカーをやってたんですけど、高校生のときにプロサッカー選手になることは諦めていて。ただ、その時はまだ将来進む道が見つかってなかったんです。そこで改めて周りを見て、今の仕事に進むっていう答えを出しました。
――では、そんな経験をもとに今の大学生にメッセージを贈るとしたら?
遊ぶにしてもなんにしても、ちゃんと目的を持って、時間を有効活用したほうがいいと思います。
たとえば「オレは社会人になったら本気でがんばるから、4年間は遊びまくる!」でもいいと思うんですよ。「ただなんとなく時間がすぎちゃった」っていうのがいちばんもったいないと思うんで。何に対しても「自分がやる!」という気持ちで行動したほうが、いい時間になるんじゃないかなと思います。
今は多方面で活躍している竹内さんですが、学生のみなさんと同じように周囲と自分を比べて焦ってしまったり、将来に悩んだりした時期もあったとのこと。でもそうやって自分の気持ちと向き合ってきたからこそ、今のお仕事に真摯に取り組み、役作りや演技に全力を注げるのかもしれませんね。
そんな竹内さんが主演を務める『センセイ君主』は、2018年8月1日から絶賛公開中です。「見終わったあと、必ずハッピーな気持ちになれる映画」とのことなので、大学生のみなさんもこの夏ぜひ映画館に足を運んでみては?
プロフィール
たけうち・りょうま●1993年4月26日生まれ。東京都出身。おもな出演作は、映画『青空エール』『帝一の國』、ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)、『陸王』『ブラックペアン』(ともにTBS)など。映画『走れ!T校バスケット部』が2018年11月3日に公開予定。3rd写真集「Ryoma Takeuchi」発売中。写真展unreleasedは8/10~梅田ロフト、8/31~札幌パルコにて。
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・応募期間:2018年8月20日(月)17:00〜2018年9月10日(月)23:59
・当選者の方には公正な抽選後、個別にダイレクトメールにてご連絡を差し上げます。未当選となった方への個別連絡はいたしませんので、ご理解いただけますと幸いです。