【資格ゲッターズのオススメ資格集】「だし」を学んで豊かな食生活を送ろう! だし検定初級【学生記者】
こんにちは、早稲田大学資格ゲッターズの澤野です。
私たち資格ゲッターズは、「履歴書に書ききれないほどの資格を!」をモットーに、さまざまな資格・検定を取得するために日々活動している早稲田のインカレサークルです。
今回紹介するのは、だし検定です。実はこの検定、2018年1月28日に第一回試験が行われたばかりの新しい検定なんです。「一般財団法人 だしソムリエ協会」が監修する検定には「だしソムリエ検定」というものがありますが、だしについてよく知らないというビギナーにも受けやすいようにと、今回ご紹介する「だし検定」がつくられました。そのため、料理について詳しくない方にも取り組みやすい検定となっています。
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ゲットしたのはこんな資格!
資格名:だし検定初級
だしをおいしくとる方法、調理工程、日本の地域ごとのだしの特徴や材料、だしに関する歴史・文化、品質・規格・表示、成分と効能などのだしの知識が問われます。今回受験した初級はだしの基礎知識を知りたい人向けのもので、だしをおいしく取る方法や調理工程、だしに関する歴史・文化を中心に問われました。
取得年:2018年1月(大学3年生のとき)
取得までにかかった期間:2週間程度
この資格を取得したことによるメリット
2013年12月にユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録され、世界から「和食」や日本料理に注目が集まっています。そのような話題性があるときにおいてだし検定は、和食の基礎となる「だし」の定義や和食の定義を考えるよいきっかけになると思います。また、最近はレトルト食品や加工済み食品が増え、簡単に本格的な味を食べられるようになりました。このような商品は便利で使いやすいですが、自分で一からだしをとって料理をすることも大切にしていきたいなと思えるようになりました。
資格ゲッターズが教えるオススメの勉強法!
まずは普通の検定の勉強と同じように公式テキストを読み、内容を理解しましょう。テキストにレシピが載っているので実践してみることでおいしく楽しく学べます。また、スーパーマーケットなどでだしが入っている食品を注視してみると、より知識が実践のものとして身につくと思います!
勉強に使ったテキストやオススメのサイト
だしソムリエ協会推薦テキストである、実業之日本社の『だし検定 公式テキスト』を使用しました。このような趣味や生活に根ざした検定は公式テキストを使うのが無難な勉強法だと思います。試験内容もこのテキストを中心に出題されるので、しっかり勉強しましょう。内容としては中高の家庭科で学習する分野もあるので、家庭科の教科書も参考になるかもしれませんね。
取得までに一番苦労したこと
初級は4択問題なので難易度は高くありませんが、昆布やかつお節、煮干しなどの素材の種類や特徴、栄養素などを覚えるのが大変でした。また、世界のだしについても西洋料理、中国料理、韓国料理など食べたことのあるものでも、どのようなだしが使われているのか意識したことがなかったので難しかったです。
取得のススメ
おいしいごはんを食べることは誰もが好きだと思いますが、実際に料理を作ってみるのは少し面倒ですよね。うま味成分は主に「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」の3つがあります。この3つのうま味を組み合わせることで、おいしさの相乗効果が生まれます。このように食材についての要素を知らなければ、おいしく料理をすることはなかなかできません。料理の基本であるだしをマスターすれば料理が楽しくなること間違いなしです!
▲検定会場では写真のようなサンプル品もいただけました。
食品系の検定ではこのようにサンプル品がもらえるのも魅力のひとつですね。
まとめ
「和食」と言われるとみなさんは何を思い浮かべますか。肉じゃがや味噌汁を思い浮かべる人もいれば、懐石料理や精進料理といったまさに「和食」というものを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、それだけではなく、ライスカレーやカツレツ(とんかつ)、コロッケなども、元の西洋料理が日本人好みにアレンジされ、和洋折衷の独自の「和食」料理として定着しました。だしが重要となるラーメンも、外国人にも注目されている日本の文化です。食事というのは、毎日するにもかかわらず、知らないことがたくさんあります。また、文化交流の観点からも食は大切なものです。だしという料理の基本を学ぶことは自分の食生活や食文化、そして世界の多様な文化について考えるきっかけとなる奥深いものかもしれません。
文・資格ゲッターズ澤野