一人暮らしにちょうどいい冷蔵庫の選び方は?
一人暮らしを始める際はさまざまな家電をそろえることになるでしょう。その中でも特に重要なのが「冷蔵庫」です。ただ、どんな冷蔵庫を選べばいいのかわからない、という人もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、「一人暮らしにちょうどいい冷蔵庫の選び方」をまとめてみました。
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■一人暮らしの冷蔵庫選びでは容量とサイズが重要!
冷蔵庫を選ぶ際、まず見るべきポイントは「容量」です。容量とは冷蔵庫の庫内にどれくらいのものを入れることができるかを表すもの。容量が100リットルなら、そのまま最大で100リットルまで入れることができる、というわけです。
冷蔵庫の容量は、100-200リットルのものが単身向きといわれています。ですので、自炊が中心で、食材を冷蔵庫に保管することが多い人は150リットル以上の大きめのもの。自炊しない人は、150リットル以下の小さめの容量のものを選ぶといいでしょう。旅館の部屋に設置されているような、100リットル以下の小さな冷蔵庫もありますから、「冷蔵庫をほとんど使わない」という人は、そうしたミニサイズの冷蔵庫でもいいかもしれません。
ちなみに容量の目安は、「容量目安計算式」と呼ばれるもので導き出すことができます。
【容量目安計算式】
70リットル×家族の人数+常備品分(100リットル)+予備(70リットル)
この計算式によれば、一人暮らしだと「240リットル」が目安となります。しかし240リットルだと、よっぽど食材を保存しない限り持て余すので、一人暮らしの場合は大きくても200リットルのものでいいでしょう。
■一人暮らしの冷蔵庫のタイプはどうすればいい?
冷蔵庫には、同一庫内で冷蔵と冷凍ができる1ドアタイプ(庫内上部に冷凍スペースを設置)と、それぞれが別になっている2ドアタイプのものがあります。100リットル以下の小さなサイズだと、1ドアタイプのものが多く、特に50リットル以下はこのタイプしかありません。もし2ドアタイプがいいのなら、あまり小さな容量の製品は避けましょう。
2ドアタイプは、冷蔵室が上側にあるタイプと下側にあるタイプがあります。できれば、冷蔵庫が上側のものを選ぶのがおすすめです。というのも、利用する機会の多い冷蔵庫のドアが下側だと、しゃがむ頻度も増えるため、腰に負担がかかるからです。冷蔵庫が上側だと立ったままで中のものを取り出せるため、負担を軽減できます。