大学を退学(中退)する際の手続きとは?
なんらかの事情で大学を「退学」する場合、退学の手続きをしないといけません。ただ、実際に退学する段階にならないと、どのような手続きをすることになるのかわからない人も多いでしょう。そこで今回は「大学を退学する際の手続き」についてまとめてみました。
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■退学とは?
退学は、読んで字のごとく「大学を退くこと」です。つまり「大学を辞める」ということですね。退学の理由はさまざまですが、単純に大学に通うのが嫌になって辞めたり、在学中に就職することになって退学するケースなどがあります。芸能人などのプロフィールに「○○大学中退」など書かれていることがありますが、これはその大学を退学したという意味です。
実は退学にも種類があり、在学中に自分の意思で退学することは「自主退学」といいます。他にも、以下のようなものがあります。
・満期退学
在校期限いっぱいまで在籍し、卒業しなかった場合には退学になります。もうその大学にはいられないため、自動的に退学となるか、自主的に退学することとなります。
・懲戒退学
なんらかの理由で大学に著しい悪影響を与えるなど、本人に過度の非がある場合に大学から退学処分を言い渡されることがあります。これを懲戒退学といいます。「その大学に在籍した経歴を抹消」する大学もあります。
・措置退学
本人の意思とは関係なく大学から退学させられるものは、懲戒退学以外に「措置退学」というものもあります。例えば学費の未納が続くなどした場合に、措置退学が言い渡されるケースがあります。
特に懲戒退学は、自分の人生に悪影響を与えてしまうもの。できれば処されることがないようにしたいところです。