【インターン体験談】非喫煙者こそ参加したい! たばこを扱う企業の仕事を知れるインターン【学生記者】 2ページ目
初日には「たばこ」という商材に関する講義を丸一日かけて受講しました。他の参加学生とのグループワークが中心でした。「実際の商材を対象に、売上向上させるにはどのような施策をとるべきか」というテーマで議論を重ねました。施策はどのような手段をとってもよかったのですが、商材の強み・弱みなどをマーケティング手法を用いて分析する必要があり、この点は非常に苦労しました。
■インターンに参加して身についたこと・学んだこと
マーケティング手法の片鱗を実践的に学ぶことができました。また、何よりもたばこという商材の「人のこころを豊かにできる」おもしろさ、他の商材よりも自由度が低い中で実現可能性の高い施策を打ち出す過程におもしろみを強く感じて、自分の新たな側面を知れたことが一番の収穫だったと感じています。非喫煙者の自分が、偏見を捨ててたばこに触れることで、喫煙者を虜にする魅力を知る機会にもなりました。
■インターンに参加するメリットは?
このインターンには、非常に論理的思考が得意で知識も豊富な多くの優秀な学生が参加していました。運よくこんな自分も潜り込めたわけですが、グループワークを通じて明らかに実力不足だったのを痛感させられました。これにより、就活市場の「優秀な学生」と言われる人たちのレベル感を知ることができたことは、自分にとって大きなメリットでした。私自身、このインターンを境に、就活に真剣に向き合うようになりました。
また、就活におけるメリットはインターン期間中に毎日おいしいご飯に連れて行ってくださった社員さんたちとの関わり。交流を深める中で、企業の立場やその会社を選択した理由を直接伺うことができます。ある程度勤続されている社員さんのお話を伺えるため、OBを探さなくてもより濃い情報が得られると感じました。
■まとめ
自分に馴染みのない商材を扱う企業のインターンに参加することで、さまざまな発見が得られます。馴染みがないから選考に応募しないのではなく、馴染みがないからこそ詳しく知ろうと行動してみてから選考への参加を検討してみましょう。そのほうが、長期間携わる仕事を選ぶ立場である就活生にとっては、よりよい選択ができるはずです。時間と機会さえ許せば、できる限り多くの企業を見て回ることをおすすめします。
文・みゆ