【資生堂の先輩社員】化粧品開発センター:花木淳子さん

学生の窓口編集部(S)
2017/08/08
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資生堂の花木さん

プロフィール:花木 淳子(はなき あつこ)
2014年入社。現在は資生堂 化粧品開発センターでヘア製品開発グループに所属。

化粧品の国内シェア1位を誇る『株式会社資生堂』。ヘアケアブランドの「TSUBAKI」や、メイクブランドの「MAQuillAGE」など、資生堂が展開しているブランドのCMを見たり、実際に商品を使っているという人も多いでしょう。今回は、資生堂の横浜にある研究所で働く先輩社員・花木淳子さんに、仕事の内容ややりがいに思うこと、また学生時代の経験について伺いました。

社会人編「失敗を失敗にしないこと」を心がける

今のお仕事はどんな内容?


花木さんインタビュー1    ▲製品を試すために自身の髪にカラーリングを行い、常にダメージがある髪型にしているそう

現在、ヘア製品開発グループに所属しており、シャンプーやコンディショナーなど、お風呂の中で使うヘア商品の研究・開発を担当しています。例えば弊社のブランドの一つである「TSUBAKI」のコンディショナーは、私が開発・研究に携わった商品です。

仕事の内容は「製品開発」と「応用研究」の2つに大きく分けられています。製品開発は、私が担当したTSUBAKIのような一般向けの商品や、ヘアサロンで使用するようなプロフェショナル向けの商品を開発する仕事。応用研究は、安定性の研究だけでなく、手触りがなめらかになるなどの使用感の研究を行います。他にも応用研究に移る前の基礎研究についても行うことがありますね。

基本的に開発は一人で担当しますが、マーケッターなど他部署と協力することが多い仕事です。実際に試作品をお客さまに試してもらって、そのフィードバックを反映したり、自分の髪で使用感などを試すこともあります。また、製品を量産するために工場の人たちとの連携も重要です。そのため部署間のコミュニケーションでは、自分と相手の考えのずれがないよう、しっかりと相手の考えを汲み取れるよう意識して取り組んでいます。

長い場合は数年、さらに短期間での開発を求められることもありますが、限られた時間の中での製品開発はやはり難しいことも多いです。使用感はいいけど安定性が悪いと駄目ですし、反対に安定性があっても使用感が悪ければ使ってもらえません。その両立についても頭を悩ませます。苦労することも多いですが、自分の携わった製品が形になって手元に届いた瞬間や、美容関係の口コミサイトで前向きな感想が挙がっていたときはすごくうれしいです。成果が実感しやすいことが、この仕事の魅力ですね。

一番楽しかった&つらかった仕事は?


ポジティブな意味では、リーダーとして製品開発をさせてもらったことが挙げられます。入社前から「生活シーンに合わせた新しいヘアアイテムを作りたい」と考えていて、それを上司に提案したところ、チャレンジさせてもらいました。そのときは5人のチームでしたが、リーダーの私が一番年下だったので、どうすれば同じゴールを共有できるのかなど、コミュニケーションの面で苦労しました。それでも「人とちゃんと話すこと」を意識して取り組んだ結果、試作品レベルですが形にすることができ、そのことは今でも強く印象に残っています。

反対につらかった経験ですが、あるチューブタイプの商品を担当したときのことですね。最初その商品の硬さが足りず、容器から内容物がどうしても垂れてしまう問題があったものの、容器の形が決まっていて、「内容物の使用感や感触を変えずに安定性のみを向上する」という条件がありました。すでに発売までのスケジュールも決まっていたので、それまでになんとかしないといけません。何度も何度も試作を繰り返して安定性を向上させることができたのですが、本当に厳しい経験でした。

今の会社を選んだ理由は?


高校生のときに「TSUBAKI」を使って、髪の毛の感触がすごく変わったことに感動したんです。そこから「なぜコンディショナーを使うと髪の毛がここまで変わるんだろ」と思うようになりました。もともと化学に興味があったことも相まって、高校、大学とその分野の研究をするにつれて「将来は化粧品の開発に携わりたい」と考えるようになりました。

就活では化粧品や科学メーカーを志望していましたが、その中で資生堂を選んだ理由は二つあります。一つは資生堂の仕事が企画や販売、研究と非常に幅広く、研究職で入ったとしても、その後別分野の部署に移るなど、いろんな分野の学びができるのではと思ったことです。そしてもう一つは、資生堂の「感性」に引かれたからです。技術はもちろん大事なことですが、その技術がどう優れていて、また商品にどんな魅力があるのかをお客さまに伝わるようにしなくてはいけません。その意味では、資生堂は技術とそれをアピールする「感性」のバランスが取れていると思ったからです。

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