インドネシアのおすすめ観光地20選! バリ島だけじゃない、アジアの楽園の魅力を紹介 5ページ目
インドネシアで最も有名な、世界的な観光スポットバリ島は、独特の宇宙観の元神を信仰し、儀式を中心に生活しています。その独自の世界観は芸術として受け止められ、人々を魅了しています。
特にオダランという寺院の祭礼は、ヒンドゥー寺院の1年周期で創立祭を行わっているため、毎日どこかでオダランに遭遇します。寺院は豪華な供え物で埋め尽くされ、正装でお参りしなければなりません。外国人でもお参りに参加できますが、はじめは地元の人と一緒に行きましょう。ツアー会社で正装のレンタルと体験ツアーをしているところがあります。
参加前には必ず身体を清め、クパヤに着替え、僧侶より高いところに立たないなどに気を付けてください。フラッシュ撮影もしないようにしましょう。血液が出ている(ケガや生理中)、飲酒している、近親が亡くなって12日以内、出産して43日以内などの条件にあてはまる人は参加禁止です。注意をよく守りましょう。
インドネシアのおすすめ観光地16.ブサキ寺院とキンタマーニ高原
インドネシアのオプショナルツアーの人気上位に入る"ブサキ寺院とキンタマーニ高原"は、ピーク時は満席が続いて予約困難な日もあります。バリ島ウブド東部のバリ島最古のブサキ寺院、絶景キンタマーニ高原、世界遺産ティルタ・エンプル寺院、バリ舞踏鑑賞など、バリ島の魅力を1日で堪能できるツアーがあります。(内要詳細は、旅行代理店により若干の差があります)
ホテルにバスが迎えにきて旅はスタート、最初にパンリプラン村でバリ島に暮らす庶民の生活を覗きながら、家屋を見学して行きます。バリ島のパワースポットでもあるブサキ寺院、アバン山やバトゥール山を望みキンタマーニ高原で休憩して、聖なる泉の世界遺産ティルタ・エンプル寺院とテガララン(棚田)を見学してウブド散策……盛りだくさんの1日観光です。料金は日本円で7000円位~ですので、ぜひ参加してみてください。
インドネシアのおすすめ観光地17.ウルワツ寺院
バリ島内の主要な寺院、ウルワツ寺院は、断崖絶壁にそびえ立つ寺院でパワースポットのひとつとして知られています。インド洋の荒波が断崖絶壁に大きく打ちつけられ、その上にあるウルワツ寺院は、そんな光景をずっと10世紀頃から、雨の日も風の日も嵐の日も見守り続けてきたのでしょう。
ウルワツ寺院の見学の一番のおすすめは、サンセット(夕暮れ)の寺院と夜のケチャダンスです。海と夕日、岸壁がきれいなことと、ウルワツ寺院のケチャは、他の場所よりもちょっと楽しくアレンジされているのでわくわくします。午後6時スタートのケチャは場所取りも重要です。バリ島にステイするなら、このウルワツ寺院の半日ツアーも参加してほしいプログラムです。
インドネシアのおすすめ観光地18.タナロット寺院
バリ島のもう一つの岩の上の寺院タナロット寺院は、神の化身である「黒蛇」が住みつき、その存在で悪霊を追い払うといわれています。海に浮かぶ姿が神々しく、そのパワーは世界中の人が強さを感じる、バリ島屈指のパワースポットです。波で削られる岸壁は、日本のODAが参加し修復工事が行われたため日本人に感謝する人も多いそうです。
こちらもサンセット、夕方の光景を目当てに観光に訪れる人が多く、場所取りやカメラの位置を気にする人は早めの到着が必須となります。18:30~ケチャがスタートしますので、ゆっくりディナーの後に訪れたいものですね。
インドネシアのおすすめ観光地19.クタ ~バリでスパ体験~
バリでスパをなぜすすめられるのか? バリは、スパの聖地でバリエステ(バリニーズエステ)という健康療法のひとつで、バリ島の王族の間で昔から取り入れられていた身体の中から健康に美しくなれるマッサージが起源といわれています(※諸説あり)。
バリ島の自然が身体を癒す、お花の香りがリラックスさせてくれるなどリラクゼーション療法が昔から取り入れられていて、その元となっているのが「アーユルヴェーダ」(インド発祥)で、バリエステのルーツのようです。ヒンズー教の伝来と一緒にバリ島へ伝わった療法はバリ島でアレンジされながら現在の形に確立されました。
クタエリア、レギャン地区などではたくさんのスパがありますのでお気に入りのお店や受けてみたい施術方法を見つけて、申し込みをしましょう。
インドネシアのおすすめ観光地20.ウブド
バリ島で散策したい街、ナンバーワンのウブドは、バリの芸術と自然の融合に癒される場所です。散歩コース(1日コース)は、見学や買い物、そしてグルメなどで大忙し。そんなウブドの見どころを紹介します。
まずは、「ブリ・サレン」の名で親しまれているウブド王宮ですが、バリのランドマークとして、そして今もなお子孫が暮らしているという宮殿は、街の中心部にあります。芸術的な建物は一部公開されていて、夜は芸能公演が行われます。
また、朝6時前にオープンするウブド市場にはバリの民芸品が並び観光客と生鮮食料品が雑多に並ぶため大賑わい。そして猿が住むモンキー・フォレストも見学したい場所のひとつ。森の中にはダラム・アグン寺院や沐浴場もあるのでそちらもお参りしましょう。
足を延ばせばテガララン(棚田)や象の洞窟、ゴア・ガジャ遺跡もありますので観光のポイントにおすすめしておきます。基本徒歩が中心で流しのタクシーはいないため、ぐるっと廻りたい人は事前にオプショナルツアーの予約をしたほうがいいでしょう。
インドネシアのおすすめ観光地はいかがだったでしょうか? インドネシアは、日本企業も進出する成長を続ける巨大市場です。これからもスピードを上げて都市部は発展し、文化・歴史エリアは悠久の時を世界の人々に伝えるでしょう。インドネシアのますますの発展は今後目が離せません!
執筆:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。