【三菱商事の先輩社員】生活産業グループ 生活流通本部 ヘルスケア部(エム・シー・ヘルスケア株式会社出向)北村茜さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編朝から晩までテニス漬けの毎日

北村さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?

▲学生時代の北村さん

私は大学の4年間、体育会のテニス部に所属していました。 朝は授業前から練習し、夜も遅くまで部室で雑用などをこなして……体育会ですから上下関係も厳しく、大変なこともたくさんありました。でもつらいというより、チームのために全力を尽くすことが楽しい、という気持ちのほうが大きかったです。特に「自分のこの行動がチームに役立った」、「自分が少しでもチームに貢献できた」と実感できたときは嬉しかったですね。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

テニス部では、成績で見ると部の中でトップを争うような選手ではなかったので、サポートに回ることも多々ありました。もちろん試合に出る選手以外にも、それぞれ重要な役割があります。例えば1年の中で一番大きなイベントである団体戦のときには、出場する選手が気持ちよく試合に臨めるように、身体や食事・精神面のケアをする人や、相手選手の映像を見て戦略を立てる人、トレーニングのメニューを考える人などがいます。プロのコーチの力も借りながら、目標に向かってそれぞれの役割を果たしていましたね。

部活を通してそれぞれの個性や強みを活かし、チーム一丸となってより高みを目指すことの楽しみや、ひとつのことにめげずに打ち込む姿勢も学びました。そうした教訓ひとつひとつが、すべて今の仕事に直結していると思います。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

その会社で働いている方の生の声を聞くことが何よりも大事だと思います。私の場合は、特定の分野というより将来どういう人になりたいかとか、どういう人と一緒に働きたいか、というのが就職先を決める大きなポイントになりました。企業説明会などでその会社の雰囲気をざっくりと掴むことはもちろん大事ですが、それだけでは、表面的なことしか分らない場合もあります。説明会で興味を持った会社があれば、その会社で働く方の生の声を聞いてみる機会をたくさん作ることが大事なのではないでしょうか。
あとは、できれば「自分はこれ」と最初から決めてしまわないで、いろいろな業界の話を聞いてみることをおすすめします。自分の後輩にもよく言うことなのですが、主観で制限をかけずになるべく広く業界を見て回ったほうが、視野も広がると思います。

今のお仕事である病院経営のサポートを続けつつ、今後は一歩進んで「病気を予防する」という立ち位置から人々の健康を支えていく仕事にもチャレンジしてみたいという北村さん。大学時代に部活動で自分の役割をしっかりとこなし、チームや社会に貢献していく姿勢を学んだ北村さんらしい夢だと感じました。高齢化社会を迎えるこれからの日本を支えるためには、病院や医療と密接に関わる商社のお仕事も重要なカギを握っていると言えるかもしれませんね。

DATA
趣味:旅行
特技:テニス
就活で受けた企業数:約15社
就活で志望していた業界:商社、消費財メーカーなど
現在の会社の魅力:社員一人一人が自分の持ち場で自ら考え行動し、チームで同じゴールに向かっている感覚が強く実感できるところ。

文:イマーゴ
写真:中邨誠
取材協力:三菱商事株式会社

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