もうやめてやる! 部活、バイト、授業……大学生が遭遇した我慢の限界とは?
この夏は、民進党代表の蓮舫氏や、稲田防衛大臣など、政治家の辞任が相次ぎました。また、細野豪志氏は離党して新党を作るというニュースも記憶に新しいですよね。学校や仕事、勉強など、日々生活する中では、やめたくなるほど我慢のならないこともたくさんあるでしょう。そこで、イマドキ大学生が「もうやめてやる!」と思ったことはあるのか、実際にやめてしまったなど、学生を取り巻くいろいろな「我慢の限界」エピソードについて聞いてみました。
■最近、大学生活の中で「もうやめてやる!」と思ったことはありますか?
はい……236人(63.7%)
いいえ……134人(36.3%)
■「はい」の人は、実際にそれをやめましたか?
やめた……77人(32.4%)
やめていない……161人(67.6%)
6割以上の学生に、もうやめたいと思う経験が起こっているにも関わらず、実際にやめた人はそのうちの3割程度にとどまっています。それでは、具体的にどんな「やめたい」目に遭ったのでしょうか。最終的な解決策や辞めなかった理由などとともに見ていきましょう。
《授業の課題・テスト編》
・テストの範囲が広すぎてとても覚えきれない無理!
→睡眠時間を削って頑張った!(女性/20歳/大学3年生)
・100枚を超えるレポート提出が2度あった
→自分でいろんな文献を用いて書くレポートですごく時間がかかったし休みがなくなったが、やらないわけにはいかない(女性/24歳/大学院生)
「もう嫌だ!」と思っても、学生の本業・授業に関しては、「単位を落としたくない」「やめたら留年」という現実が待っています。みんな踏ん張って乗り切っている様子がよくわかります。「つらいのは自分だけじゃない!」と思ったら、少し力が湧いてくるかも……!
《アルバイト編》
・繁忙期なのにシフトに入らないのはありえないと無理矢理シフトを入れられた
→他の人に迷惑がかかると思い、辞められなかった(男性/20歳/大学2年生)
・バイトの休みが取れない
→勉強と両立ができなくなってしまったのでやめた(男性/21歳/大学3年生)
最近は学業に支障が出るほどの要求をされる“ブラックバイト"も話題になりました。実際にブラックな目に遭ったエピソードも多くありますが、生活のためや、一緒に働く人へ迷惑をかけてしまうと申し訳ないから辞められないという声も多数です。アルバイトのために単位を落としてしまい、進学ができなくなってしまっては本末転倒。もしやめようとしてもやめられないなど「おかしいな?」と思ったら、まずはバイト先以外の人に相談し、場合によっては労働局など専門の機関に相談しましょう。