【ソフトバンクの先輩社員】人事総務統括 人事本部 採用・人材開発統括部 人材採用部 採用推進1課:福田幸正さん
青山学院大学院知能情報コース卒業。2013年にソフトバンク株式会社に入社し、ビッグデータ戦略本部(現AI戦略本部)に所属。ビッグデータの解析ログを収集する業務を担当していたが、2017年に人事本部に異動しエンジニアに特化した新卒採用業務に従事する。
日本の三大携帯電話キャリアの一角を担うソフトバンク株式会社。常に新しい技術を取り入れたサービスを展開し、幅広い層のユーザーから支持されています。今回の先輩社員は、同社の人事総務統括人事本部でエンジニアに特化した新卒採用業務を担当している福田幸正さん。入社当初はビッグデータ解析に関わるエンジニアだった福田さんが、人事部門を目指したワケとは?
今のお仕事はどんな内容?
ソフトバンク株式会社は"携帯電話キャリア"としてのイメージが強いと思いますが、AI(人工知能)をはじめ、最新のテクノロジーを活用した事業展開など幅を広げています。その中で、現在の私の仕事は、エンジニア志望である学生に採用アプローチをすることです。実際に研究室を訪問したり、理系学生の相談に乗ったり、いろいろなアプローチ方法でエンジニア志望の学生を探しています。
実は、今の人事本部に異動したのは2017年になってからなんです。それまでの4年間は、エンジニアとして働いていました。私が就活生の頃、「(自分がやっている)研究について、専門の違う人事部の方にわかってもらえているのか?」「開発している内容を、技術部の観点から詳しく教えてほしい」と思うことが多く、企業と学生の間で生じる食い違いが無くなるといいなと考えていました。お互いが100%理解し合っていない状態で就職しても、どちらの立場としてもマイナスですからね。エンジニアとしての業務経験をしてきたからこそ、学生には事業内容を細かく伝えることができ、彼らが研究している内容も理解できる。この強みを生かして、理系学生の就活をサポートしてあげたいですね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
説明会で話した学生に、「ソフトバンクの事業内容を深く知ることができた」「就職に対する考え方が変わり、よりモチベーションが上がった」と言ってもらえると、この仕事をしていてよかったなと思います。エンジニアの頃はユーザーの声が届く機会がなかったので、それをダイレクトに聞けるのは嬉しいし、貴重なことだと思っています。これから、私と関わった学生と一緒に働くのも楽しみです。
今の会社を選んだ理由は?
大学ではロボット工学を専攻していて、就活当初はメーカーに進みたいと考えていました。いろいろな企業を見ていく中で「自分が定年退職する40年後に、世界の中心にいる企業はどこだろう」と考えるようになり、ソフトバンクならそうなる可能性があると感じました。ちょうど、ソフトバンクがインターンシップ制度をトライアルで取り入れた年だったので、それを活用してまずどんなものか見てみようということで。非常にスピーディーな社風で、上司に何かを通す際も許可が下りるのが早く、サクサクと仕事を動かしていけるのも魅力ですね。また、ある程度は自分の裁量に任せて、自由にやらせてくれるので、やりがいも感じます。