【ドワンゴの先輩社員】スマートフォンアプリディレクター:指田みなとさん
京都大学農学部卒業。2014年に株式会社ドワンゴに入社し、2017年現在入社4年目。第二サービス開発本部 第二プロダクト開発部に所属し、スマートフォンアプリ「NicoBox」のディレクター(新規機能の開発調整、プロモーション、運用など)を担当する。
動画共有サービス「ニコニコ動画」を始めとして、多彩なエンタテインメントコンテンツを提供する株式会社ドワンゴ。大学生のみなさんも、一度はそのサービスに触れたことがあるのではないでしょうか。今回は、そんなドワンゴでニコニコ動画の音楽特化再生スマートフォンアプリ「NicoBox」のディレクターを担当している先輩社員、指田みなとさんにお話を伺いました。入社4年目にしてNicoBoxチームのリーダーを務めている指田さん。いったいどんなきっかけを経てドワンゴに入社し、どんな姿勢で日々のお仕事に取り組んでいるのでしょう
か?
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今のお仕事はどんな内容?
スマホアプリ「NicoBox」のディレクターを担当しています。「NicoBox」は簡単に説明すると、ニコニコ動画の音楽やラジオ・ボイスなどをスマホで楽しめるように作られた音楽特化再生アプリです。2015年1月にiOS版がリリースされ、その後Android版も配信しています。どういう機能をつけたらユーザーさんが使いやすくなるかな、と試行錯誤しながら、開発とデザイン以外のほぼ全面において携わっています。
新しい機能の導入を企画・検討することはもちろんですが、ユーザーさんのレビュー等を見ながら、動画再生・プレイリスト・検索・ランキング表示などの既存の機能をより使いやすくするためのアップデートを、開発・デザインなど実作業を行う他部門の協力を得ながらスケジュールを組んで進めていくのがディレクターの業務です。
その他にも、期間限定のニコニコ超会議(ドワンゴが主催する巨大リアルイベント)用アプリを社外の方と連携して企画・開発したり、単発のプロモーションを企画したりと、「NicoBox」以外のアプリのディレクションにも携わってきました。
入社4年目の今は、チームリーダーとして現場を仕切ることも大事な仕事です。年上・年下を含めた3人でチームを組んで、日々みんなでよいものを作ろうと話し合いを重ねています。和気あいあいとした楽しい雰囲気ですよ。
学生の頃はチームでやりたいことがうまくいかなくても、自分が巻き取って進めてしまえばいい時もありました。でも今は、組織全体がよくなるように、自分ひとりで抱え込まずにチームみんなで取り組む姿勢が大事なんだなと思うようになりました。意識がガラッと変わりましたね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
一番印象に残っているのは、入社してすぐに行った、ドワンゴが主催する、プロ棋士と将棋ソフトが対局する棋戦「電王戦」のプロモーション企画です。企画の一環でミニゲームを作ったのですが、どんなゲームにしたらおもしろいか? どうすれば将棋に興味がない人にも親しんでもらえるか? という部分でかなり悩みました。そしてできあがったのが、プロ棋士の方のお顔が上から振ってきて、制限時間内にそれをどれだけ集められるかというゲームです。なかなか思い切った企画だったので、初めて将棋関係者に見てもらうときはドキドキでしたね。でも、「おもしろいね」って言ってもらえたので安心しました。
反対に、仕事をしていて難しいと感じるのは、ユーザー目線だけでなく様々な視点が必要なところです。ユーザーさんにとっての使いやすさはもちろん第一に考えるのですが、合わせて事業全体の目指す方向性やマネタイズ(サービスの運用を通して、お金をどう稼ぐか)のことなども考えてディレクションしなくてはいけないので、そのバランス感覚は試行錯誤しています。
今の会社を選んだ理由は?
採用試験では、面接官の方とのお話が楽しくて、3回ほど面接があったのですが、毎回雰囲気がとてもよかったことがまず第一ですね。
あとは、いろんな人を笑顔にできる会社だなと感じたからです。大きいサービスや大きい企画になるにつれ、お客さんの反応も大きくなっていくと思うのです。自分が影響できる範囲をどんどん広げていって、たくさんの人を笑顔にさせたいです。